配信予定・最新刊

作品一覧

  • なぜ米国はイランに負けたのか
    NEW

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,100円 (税込)
    「ポーカー」のトランプVS「チェス」のイラン  トランプ大統領が「ポーカー」(予測不可能性と直感で勝負する短期決戦)をやっているのに対して、イラン側は「チェス」(一手一手、理詰めで考える持久戦)を指している。異なるルールで同じゲームをやっているから、互いに相手の「意図」を読み間違ってしまう。  トランプ大統領は、交渉(ディール)で有利なポジションに立つために、まず「高めのボール」を投げます。「ブラフ」(ポーカーで弱い手札なのに強い手札のフリをして相手の判断を誤らせる「はったり」や「虚勢」)をかけるわけです。ところが、イラン人にはそもそも「ブラフ」という発想がない。「高めのボール」をそのまま真に受ける結果、互いの「意図」を超えて事態がエスカレートしてしまう。  イラン側は、巧みな「非対称戦略」で米国を「持久戦」に引きずり込み、徐々に形勢を逆転させていきました。「ホルムズ海峡の封鎖」によって、「ガソリン価格」を高騰させ、11月に中間選挙を控えるトランプ大統領を追い詰めていった手腕は実に鮮やかでした。  イランは、「軍事面」での劣勢を、「政治戦」「経済戦」「心理戦」で補う構図を見事につくり出したのです。米国の航空戦力や海軍力と真正面から競えば、「戦術的」に勝ち目はない。しかし、相手の政治的脆弱性を突くことで主導権を奪う──  いま、世界最強の軍事力を誇る米国のトランプ大統領を最も苦しめているのが、ガソリンスタンドの「ガソリン価格」であるのは、究極の逆説ではないでしょうか。
  • イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    二〇一九年六月安倍元首相は米国との間で高まる緊張を緩和しようと日本の首相として四一年振りにイランを訪問した.知られざる積極外交の意味とは何か.需要の九割を中東産原油に依存する日本は,ペルシャ湾の安全のカギを握るイランと,米国の狭間でどのような外交を展開できるのか.四〇年を中東の現場で過ごした外交官の提言.

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ユーザーレビュー

  • イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交

    Posted by ブクログ

    昨今のイランを巡る情勢の背景の理解のために読んでみたのですが、良書でした。著者は2018〜2020年の駐イラン大使。
    前半は2019年の安倍首相(当時)のイラン訪問時の回想録、後半はイランの現代政治史・米イ関係史。とても分かりやすく非常によく理解できた。
    それにしても、2019年に米国とイランの橋渡しを試みた安倍外交(成功はしなかったものの)の姿勢を日本は忘れてはいけないですね… 中東・ホルムズ海峡の平和は日本にとっての死活問題。

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    2026年03月19日
  • イランは脅威か ホルムズ海峡の大国と日本外交

    Posted by ブクログ

    湾岸諸国について池上さんの知ら恥シリーズで重ねて学ぶも、いまだ恥ずべき状態にある。学生時代に勃発したイラン革命は、なんら記憶に残っていない。アメリカ大使館占拠は、そういえばあったっけ。イライラ戦争も何やら宗教対立によるらしい程度の曖昧さ。さすがに湾岸戦争は報道を見守り、イラク戦争も記憶に新しい。サッダーム・フセインと同列にジョージ・W・ブッシュは胡散臭かった。でもって現在のイランとアメリカの対立。イランの核兵器開発は脅威だが、明らかにトランプの幼稚な対応に非がある。日本の立ち位置を含め、勉強になりました。

    0
    2022年08月23日

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