こどもの大質問編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はい。続巻です。
わたしがスキな質問は、Q1です。
「『サザエさん』でカツオが小説を読んでいるシーンがありました。かっこよくて憧れましたので、自分にあった小説を紹介してください。」
京都の小学校3年生の質問でした。
それに対して司書さんは、『少年少女日本文学館』シリーズの志賀直哉や芥川龍之介の短編集をすすめたそうです。ハードカバーの単行本で、2センチ以上の厚みがあり、小学3年生にもわかるような古典的作品が多数収録されている本だということです。
小説を読む姿がカッコイイって思うの、良いですよね~♪
憧れの姿に自分がなる。読書習慣のスタート、そういうのアリかも♪
いや、むしろアルアル -
Posted by ブクログ
レファ協こと「レファレンス協同データベース」に寄せられた多数の質問から59の事例が紹介されています。
司書さんのレファレンスのちからってすごいですね!
そして、子どもたちの質問がカワイくてトウトいです♪
おとなが読むとブレーンストーミングになります。
わたしがスキな質問は、Q45です。
「国語の成績をよくするために、本を読みなさいとお母さんがおっしゃるので借りにきました。どの本を読んだらよいですか?」
京都のとある小学校の4年生の質問でした。まず、「お母さんがおっしゃる」という敬語が良いでしょw
それに対する司書さんの考えは、「自然な形で、「本を読むっておもしろい!」と感じられ -
Posted by ブクログ
これいい。
えっと、小学生の純真な質問が楽しい本だけれど、
良いところは、どんな本をレファレンスしたのか、参考にした本がたくさん載っているところ。
学べる。
「東京オリンピックの聖火を飛行機で運んだが、飛行機の中でも火は燃えていたのか?どのようにして運んだのか?」
という質問では、
司書は本だけではなく、新聞記事なども参考にした資料として回答している。
素晴らしい。
回答した司書さんが言っていることで、
そうそう!と思ったのは、
司書から答えを教えるのではなく、
「この本に答えが書いてあるよ」と
本の紹介だけにとどめることが大切だということ。
そこで、自分で調べた達成感も得られるし、
調べる楽