房広治のレビュー一覧
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リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」著:徳岡 晃一郎 ・ 房 広治
本書で大切にされていることは、
「何のためのリスキリングか」である。
個人としては、人生のレジリエンスを高め、デジタルという手段を活かし、イノベーションを創出していく力を身につけることがリスキリングの目的である。
そんなリスキリングについて、本書では戦略的に4つのS(シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティ)の習得を軸に、人生100年時代を賢く、豊かに生き抜く方法が以下の8章により構成されている。
①DXより重要な「戦略的学び直し」
②世界の変化と立ち後れる日本
③ビジネスパーソンのレ -
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最近よく話題になるリスキリング。
学び直しといっても、なんかそれ自体が目的になっているような言われ方ばかりでそれでいいんだろうか?と思う。
(行政でありがちだが)例えば、デジタル化やDXと言ったら、それ自体が目的になって、それらを手段として、どうしていくのかがおそろかになりがちに感じる。
本書は、リスキリング(学び直し)を手段の自己目的化で終わらせず、リスキリングの目的は、「人生のレジリエンスを高め、イノベーションを創出していく力を身につけること」として、4つのSという軸から戦略的なリスキリングを提案している。
4つのSとは、シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティのことで、
シナリオ -
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リスキリングというのが、今の自分にとってのテーマだから目に留まった。
デジタル化とか、システム、SaaS…こういうことを時代に求められるのかなと、漠然と考えていたけど、使えるスキルの棚卸しと掛け合わせていけるスキルをどうやって身につけるか、深掘りしていけるかってことが大切だよってことが書いてあった。
モノごとに疑問に思うこと、問いかけをつくり、仮説を考えられること、妄想的なことでもこの先に起きそうなことを想像して逆算的に何をしておく方がいいのかって考える力こそが、人間ならではの、その人ならではの価値になると改めて思えた。
勇気を持って一歩ふみだして、新しい知識との出会いを求めていこうと思 -
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ネタバレ<概要>
・VUCA時代、何が起きても立ち上がれる力「レジリエンス」を高める事が重要
・レジリエンスを高めていく本質は、「質問を見つける力」を身につけること
・適切な質問を見つける力は、4つのsを軸にリスキリングを行うこと。
・4つのs:①「シナリオ」②「スピード」③「サイエンス」④「セキュリティ」
・リスキリングの目的:デジタル社会の進展を活用して、未来を見通し、そこからバックキャストしてどのように自分のスキルを広げていくのか。を考え実践すること。
<アクションプラン>
・STEM(科学・技術・工学・数学)思考を身につける
・全体知を身につける
→読書や、未来のアンテア3本柱を追求
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Posted by ブクログ
ネタバレ近頃よく聞くリスキリングという言葉。サブタイトルにもビジネスパーソンという言葉が入っているので、ビジネスマンへの啓発本だと思ったのですが分類が1類なんだなぁと。(でもこの手の本が多い分類ではありますね)
STEM思考というリスキリングに当たってするべき考え方を提唱し解説しています。
本書、多分合う合わない、必要不必要がかなり分かれる一冊なのではないかなと思いました。
読み物として面白かったのですがビジネスパーソンではない自分には不必要な内容でした。でもこれから先の人生の考え方の一部分の参考にはなったと思います。
古いものにしがみついてしまう経路依存性、ガラケーにしがみつく人の話が例でしたが、 -
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ネタバレ2兆件のお金の取引コスト300兆円=1件150円
Felica おサイフケータイ は世界初の技術だった
金融のデジタル化 ナローバンキング 決裁用と貸付用でお金を色分けする
ビジョンの実行スピードとルール形成
中国 パッケージインフラの輸出 技術やノウハウは輸出しない デジタル人民元へ
おかね=インフラ=経済の覇権 お金のセキュリティは軍事レベル
4つのS
シナリオ思考 ⇔ MBA=ビジネスの管理
スピード 意思決定
セキュリティ 日本はセキュリティより利便性の重視?
サイエンス データ分析とシミュレーションから経営判断
国の源泉の企業の支援
地球市民全体の利益
STEMをベ