津曲公二のレビュー一覧

  • クリティカルチェーン

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    プロジェクトマネジメントするなら、理解した方が良い概念です。
    クリティカルパスと、バッファタイムの考え方は付き纏いますし、誤って設定すると自分が死にます。

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    2020年10月12日
  • クリティカルチェーン

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    この本、スゴく実践的で、タメになる。(もっと早く知りたかった)
    さすが、評価されてるだけある。
    プロジェクトマネージャー必読。

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    2020年07月12日
  • クリティカルチェーン

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    11年ぶりに本書を読んでみた。全く色褪せていないことに驚きを隠せない。自分自身からみてもプロジェクトをリードしていく中での問題点や解決策は本書の中から今でも拾うことが可能であり、改めて普遍の思考プロセスだと再認識した。
    本書ではザ・ゲーム以来著者が語ってきたTOC理論が、プロジェクト管理にも有効なことが示されている。生産工程におけるクリティカルパスの前に積まれたバッファー在庫は、プロジェクトエンドとクリティカルパスに合流する非クリティカルパスの合流前に置かれるフロート(バッファータイム)に置き換えられ、更にリソースのバッティングには、競合するリソースを繋ぐクリティカルチェーンへの拡張で解決して

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    2017年05月30日
  • クリティカルチェーン

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    ネタバレ

    プロジェクトマネジメントをいかに行うかという話を小説にして解説。
    プロジェクトには余裕の時間が見積もりに含まれている。
    一番長く時間がかかる部分がクリティカルパスで、そこを中心に考える。
    セーフティーが無駄になる理由3つ。ぎりぎりまでやらない。作業の掛け持ち。ステップ間の従属関係。

    プロジェクトマネジメントとは優先順位をつけること。それが何かがクリティカルチェーン。

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    2016年01月09日
  • クリティカルチェーン

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    ・工場の生産工程を思い浮かべる。
    Aさんはボトルネックである。1時間に生産できるのは最大10個が限界。
    Bさんは非ボトルネックである。1時間に20個生産できる。
    生産工程がBさんの工程(20個/時間)→Aさんの工程(10個)→最終製品
    の順になっている場合、Bさんは1時間に何個加工したらいいでしょうか?

    これは、感覚的には10個なのだがBさんが10個しか生産しない場合、Bさんは能率が50%ということになってしまう・・

    ①優れたコストパフォーマンスを実現するには、優れたローカルパフォーマンスを図るしかない
    ②ローカルパフォーマンスが優れていても、優れたスループットは実現できない
    どちらの仮定

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    2014年10月13日
  • クリティカルチェーン

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    TOCシリーズの第4作。
    納期管理、プロジェクトマネジメント等のヒントが盛りだくさん。


    <備忘録メモ>
    ・下級マネージャほど社内要因を理由にあげる
    ・「コストワールド」(伝統的原価計算)と「スループット・ワールド」
    ・「人に命じて仕事をさせる時代は終わった」
    ・下請へのコスト増←→トータルコスト(納期短縮)
    ・お金と時間の二次元 ダラーデイズ(投資)

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    2014年07月14日
  • クリティカルチェーン

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    ー 「そうだ。でも定義は大事だ。一度、定義を整理してみよう。 とりあえずクリティカルパスの定義は、そのままということにしておこう。いちばん長いパスだ。さて、ここからだ。もう、みんなわかっていると思うが、ここで重要になるのが制約条件だ。制約条件は、従属ステップがいちばん長くつながっているところだ。従属関係がリソースに起因することも考慮しないといけないわけだから、これには別の名前を用意したほうがいいだろう」

    「『クリティカルチェーン』というのは、どうですか。 従属ステップがいちばん長くつながっているところ、つまり鎖ですから」 ー

    「制約条件の理論」と「思考のプロセス」の応用編。
    『チェンジ・

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    2023年04月26日
  • クリティカルチェーン

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    ザ・ゴールシリーズの第四段。
    このシリーズならではの小説の作りになっているビジネス書であり、非常に読みやすい。
    議論は根気よくしないと良い回答が得られないことがよくわかる一冊でした。

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    2021年03月29日
  • クリティカルチェーン

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    プロジェクトマネジメントを考える際、最も実践的かつ参考になる図書。
    制約の理論がベースであるものの、近年話題であるアジャイル手法に通じる。
    カンバン方式やスクラムの考え方に通じるため、こうした理論を自分のプロジェクトに適用したい人は是非一度は目を通して欲しい。

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    2020年09月06日
  • クリティカルチェーン

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    プロジェクトはいつも遅れるもの。多くの人が直面する悩みだが、制約条件の理論(Theory Of Constraints)を使って、この悩みを解決することを小説仕立てで展開する。
    制約条件の理論は、「システムのアウトプットは、その最も弱い部分の能力で制約される」というもの。これをプロジェクトマネジメントに当てはめると、プロジェクトの開始から完了までの一連の作業、工程をつないだ経路のなかで最も長い作業を要する経路をクリティカルパスとする。このパスがプロジェクト全体の時間を左右する。
    個々のステップ毎に見積もり時間を設定して合算した数字をプロジェクト全体時間とするのではなく、個々のステップは余裕を持

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    2020年03月22日
  • クリティカルチェーン

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    以前買ったものを再読。昔とは立場も違うので、この中に書いてあることで実践できそうなことが多い気がする。

    ただ、クリティカルチェーンの算出や合流バッファ、リソースバッファの埋め込みにはソフトウェアが必須だと思うし、そうすると予算がないとできないな。。。ある程度予算動かせる立場ではあると思うけど、組織としてプロジェクトが遅れて問題と思っている立場の人間とつかわないと意味がないけど、そこまでたどり着いていないような気もする。

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    2019年07月28日
  • クリティカルチェーン

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    著者は、TOC理論の創始者として有名。このTOCをプロジェクト管理に使うというのが、この本の趣旨。学生症候群、ボトルネックの解消、ボトルネック前のリソース確保など、プロジェクトマネージメントに必要な知識が書かれていて参考になる。

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    2018年10月23日
  • クリティカルチェーン

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    制約理論に始まりクリティカルチェーン法に最終的につながる
    物語調で大変読み進めやすい
    一方で後からリファレンス的に開くのには不向きなので、何かしらまとめがほしかった

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    2018年05月13日
  • クリティカルチェーン

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    PERTと違ってガントには意思が反映される、など、おお、と思わされる内容も多く、ステップを5つに分けてクリティカルパスを短くしていく様はなかなか見ものだった。

    終わり方がなんとなく尻つぼみに思えたのでその点だけもったいないように感じたが、おすすめできる。

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    2017年12月25日
  • クリティカルチェーン

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    ネタバレ

    久しぶりのゴールドラット博士の本。
    前半は独特の雰囲気にわくわくしつつ、マーキングしながら読み進む。手ごたえ十分の引きに、網を準備してどんどんリールを回している感じ。
    特に、ジョニーの研究発表の長いシーンは、発表内容の素晴らしさと共に、発表を聞いているリックとジムの反応の変化の描写が巧みで、引き込まれる。
    コスト・ワールドとスループット・ワールドを分けて考える考えるのは天才だと思った。言われてみればその通りなんだけど、それはあまりにも結果論。
    「一つひとつの部門、部署における部分改善は自動的に組織全体の改善につながる」のがコスト・ワールド。
    パレートの法則は、独立変数で構成されるシステム(コス

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    2017年02月20日
  • クリティカルチェーン

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    ネタバレ

    翻訳本につけられた副題は興味をそそる。これは永遠のテーマで、何万という人が挑んでは敗れ、研究がなされても解決されていないテーマ。結局、組織はヒトの集合で、どのようなマネジメント論でも生き物を突破できないところに難しさがあるのだろう。

    ゴールドラットの本は3つ目だが、TOCを生産現場に適用したこれまでの例からプロジェクトに置き換えられた例がよりイメージしやすかった。在庫はセーフティという言葉に置き換わり、ボトルネックはクリティカルチェーンになる。ただ、論としてはいささか抽象的なところや飛躍っぽい(というか具体的な説明が不足)なところも多く、実際に適用する際にどうしていけばいいかまでは提示されて

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    2016年03月10日
  • クリティカルチェーン

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    プロジェクトマネージャーとして案件に関わることはないが、進行をスムーズにする方法はないかと考え手に取った。
    結論、スケジュール作成の考え方を抜本的に変えなれば変わらないだろうという感想。
    確かにプロセスごとに無意識にセーフティーは作っているので個々人の意識改革でも十分効率化は図れそう。

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    2016年01月27日
  • クリティカルチェーン

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    以前読んだ「ザ・ゴール」からのゴールドラット博士シリーズ。
    プロジェクトをいかに効率よく運営するか、プロジェクト・マネジメントの理論が、小説スタイルで解説されます。
    解説者 津曲公二氏の、人気番組「プロジェクトX」についての解説が納得できた。
    『プロジェクトは、ドラマではない。いや、ドラマにしてはいけないのである』

    プロジェクトは手に負えない、上手くいかない、予想外のことだらけ。悪戦苦闘しながら、最後は栄光のゴールに到達する。それがプロジェクト。
    そうではない。プロジェクトは、予定どおりに淡々とゴールに到達するのが本当の姿だ。プロジェクトをドラマにしないやり方、プロジェクトをうまく運営する技

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    2016年01月18日
  • クリティカルチェーン

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    学んだこと
    見積もり時間な不確実があり、偏った確率分布になる。
    通常、最も確率の高い時間で見積もりを行うが、実際には中央値で見積もりを行う方が現実的。

    詳細な作業単位で期限を設定するのはよくない。
    なぜなら、普通、作業が期限をよりも早く終わることはない。
    なぜなら、期限が先であった場合、まだいいやと思い着手しないから。
    すぐ作業に着手するためにはあえて期限を明示しない方が良い。

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    2016年01月17日
  • クリティカルチェーン

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    ボトルネック理論をプロジェクトマネジメントに展開していく本。プロジェクトが遅れる理由について考察した部分が面白かった。
    一方で理論を実際にマネジメントに展開するのは尋常ではないなという感想。具体的にら並列で進行するプロジェクトに優先順位をつけて一つのプロジェクトのみしか着手しないという考え。
    こうしたいとは思っていてもできない人も多いのでは。

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    2015年10月11日