山崎吾郎のレビュー一覧

  • やっかいな問題はみんなで解く

    Posted by ブクログ

    現代社会で解決が難しい問題について大阪大学で行っている研究プロジェクトをもとにその成果からどのようにアプローチしていったらいいかを解説した一冊。

    本書を通してやっかいな問題に粘り強く取り組み続けるしくみをつくることが大事であることや誰もが許容可能と感じる成解をつくることな度が大事であることが理解できました。
    また、本書で取り上げられている学際共創の取り組みでは論文だけが成果ではなく問題との関わり方の方が大きな成果となることや当事者と対峙することで感じることや社会イノベーション教育の実施、学生の意識の変化などを通じて大学生に問題に向き合う前の考え方の準備など大学生をフォローするために行なってい

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    2025年05月17日
  • やっかいな問題はみんなで解く

    Posted by ブクログ

    リッテルとウェッバーが1973年提唱した「やっかいな問題」
    ①「正解がない」
    ②「終わりがない」
    ③「真偽ではなく善悪が問われる」
    ④「解決策の有効性を検証する手段がない」
    ⑤「解決策は1回しか実行できず、試行錯誤から学べない」
    ⑥「計画の範囲や手順をすべて書き出しておくことが出来ない」
    ⑦「問題は2つとして同じものがない」
    ⑧「目の前の問題は、別の問題の徴候かもしれない」
    ⑨「問題をどう説明するかによって、解決の仕方が変わる」
    ⑩「間違った解決は人々の生活に困難をもたらす」

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    2025年04月05日