壱原ちぐさのレビュー一覧

  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 4

    ネタバレ 購入済み

    個人的な感想です 上手い!

    音を持たない作品から、声の違いが伝わってくるかのようでした。
    見えない音が、観えたと感じました。

    #深い #カッコいい

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    2025年11月19日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 3

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    ネタバレ

    能の厳かな雰囲気が立体的に表現されていてぞわぞわする。扇子や薙刀を持つ手や舞を踊る身体の移り変わりが、流れるように描かれているからだろうか。気が付けば、舞台上の空間を意識させられる。改めてすごいマンガだ。
    琥太郎の初舞台は、無欲さと人を思う心が宿った、天才能楽師を仿佛とさせるな演技となった。一方、至龍の舞台を見て「自分で舞台を成功に導く力」の必要性にも気付く。無欲な琥太郎と能のためならエゴの塊にもなる至龍の対比が面白い。名前をみたらこのふたり、名前に龍と虎。竜虎相搏つ展開にも期待である。

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    2025年08月18日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 2

    購入済み

    面白い、早く続きが読みたいです

    私は能を知りません。
    ほんの少しだけですが、ある武道を知っています。
    コマから伝わるキャラの佇まいに、武道の演武のような、強さを秘めた静寂感を憶えました。セリフにあった通りです。

    主人公の能の世界での成長が、楽しみです。
    そして、話の良さを引き出しているのが、一つ一つのコマです。静止した絵で、描かれていない前後の動きまで観せてくださる。プロの描写技術って凄いなって、改めて感じました。

    今、薦めたい漫画はと問われたら、私はこの作品をあげたいと思います。

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    2025年07月04日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    ネタバレ

    私も、そこそこの数の漫画を読んでいるって自負はある。
    もちろん、川島明さん達のように、漫画大好き芸人を名乗れる人たちや、名作漫画をYoutubeで紹介する動画を作れる人ほどじゃ、まだないなって自覚もある。
    ただ、漫画を読むのが好き、そこだけはハッキリと言える。
    そんな私が、もし、他の漫画読みに「今、読むべき少年漫画は何か?」、その感じの質問を投げかけられたとしたら、この『シテの花 能楽師・葉賀琥太朗の咲き方』を推したい。
    この作品のテーマはタイトルや表紙から容易に察せると思うが、日本の古典芸能の一つである「能」だ。
    これまた、難題を通り越して、異色すぎるテーマに挑んだ作品だな、テーマがテーマだ

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    2025年04月27日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

    ネタバレ 購入済み

    見事な意欲作

    サンデー本誌で連載が始まった時からかなり気になっている作品です。購読している新聞にも記事が載っていたので、早速1巻を購入しました。
    ダンサーとしての能力も十二分に高い主人公があるきっかけで違う分野に挑戦するという、お話そのものは割と少年マンガの王道展開です。
    祖母が持っていたチケットに能のそれもあったので、試しに見に行ったら結構良かった、ということでしょう。
    身体能力等はかなり高いようなので、これからが期待大です。

    #エモい #深い

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    2025年04月04日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    人気ダンスボーカルグループのダンサーとして活躍する葉賀琥太郎は、ステージ上の事故で顔に傷を負ってしまう。芸能界を引退した彼が出会ったのは、日本の伝統芸能「能」。面(おもて)を身に着け顔が隠された状態で、舞台を支配するのは主役である「シテ」。琥太郎は能の世界で、「シテ」として花を咲かせることができるのか――。
    2か月前から発売日を楽しみにしていた作品。めちゃくちゃ面白い。綿密な取材に裏付けされたであろう能の知識が各所にちりばめられているのに、キャラクターがうまくリンクしているので読み手の負担にはならず、すんなり入ってくるどころかむしろぐんぐん興味を惹きつける。そして絵の繊細さ……!週刊少年サンデ

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    2025年03月31日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

    無料版購入済み

    能の迫力

    先日、舞台を初めてみました。
    涙が出るほど感動しました。
    本物の美しさ、胸に刺さる光、音、迫りくる感情の波…
    だからこの漫画を手に取りました。

    性格と運動神経の良いこた君の人生の幕開け。
    今後が楽しみです。

    #憧れる #カッコいい #深い

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    2025年11月27日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 4

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    能楽にうちこむ若者たちは金沢の能楽師たちを修行で訪れ新しい世界を手にする

    漫然と楽しんでいた能楽の中の人たちが何を努力してどんな働きで能楽が出来上がっているかを繊細に描写されており相変わらずとても良いです

    何か勝ち抜き戦?とか始まって剣道漫画ぽい雰囲気になってきました

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    2025年11月22日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    元々週刊少年サンデーで毎週欠かさず読んでいたが
    ここ最近のSNS投稿を拝見し、1巻から改めて読み直した次第。

    「じじいのカッコイイまんがは、いいまんが。」
    この作品も、御多分に洩れず。

    作者が今までのペースで作品づくりをしていれば
    また本誌に帰って来れる。
    そう信じています。

    画が、実に美しい。

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    2025年11月21日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 3

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    ネタバレ

    同門会終演、コタ「通い未満」へ、金沢合宿計画。
    そう、同門会になってから北斗が急に優しい……と思っていた。その経緯に触れる。北斗は北斗なりに咲いていくことを想像し、よい。けー先輩もよき。
    内弟子の面々。嫉妬心などから誰かがコタを貶めるのでは……という想像もしたけど、そんな雰囲気ではないっぽい。
    泰山カレーのレシピはカバー裏。
    至龍は自身を高めるためにコタをライバル関係に引き上げようとしているのか。

    落語や講談の弟子の世界は興味さえあれば知ることができる(マンガ、YouTube)けど、能楽はほとんど情報が出ていないように思う。そういった意味でもこのマンガは貴重。

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    2025年08月20日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 2

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    ネタバレ

    コタと一緒に能への理解を深めながら、同門会に向けた日々から同門会前半までしっかりと物語が進行する。
    この巻では演目「鉄輪」「春日龍神」「羽衣」の内容に少し触れる。とはいえ、あらすじを引く程度で、物語にシンクロするレベルではなく、能楽でそういうことをするのは落語や講談に比べたら難しそうな印象がある。

    何事も基礎が大事。「基礎の上で光違いなら"個性"だ」という声掛けいいな。泰山先生優しい。
    同門会でついにコタの才能の芽が出るか。家元の「写し鏡」という言葉の意図は。というところで次巻へ。

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    2025年06月28日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 2

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    うん、面白い。
    切磋琢磨するライバル達がでてきて盛り上がる予感。

    極め事のマンガってマニアックになりがちだけど、登場人物がいいのかな、とても面白いです

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    2025年05月10日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    ダンスグループで芸能活動をしていた少年がとある事故をきっかけにグループを離れ、能に出会ってプロを目指す、というお話。

    能って良くわからないけど、この漫画は楽しそう

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    2025年05月08日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    能の話は面白かったが、最初のコンサートで事故が起こる話はかなり問題では?刑事事件だし、損害賠償とかが起きそうなかなりの問題なのにスルッと流されると微妙。

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    2025年04月13日
  • シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- 1

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    ネタバレ

    「能」の思想的な部分に惹かれはじめているところに、ダレハナに監修の宝生流二十代宗家・宝生和英さんがゲストに来てこの単行本について話していたところから。
    ダンスボーカルグループに所属する主人公が、ライブ中の事故で顔に大やけどを負い芸能界を引退。幼少期の祖母との記憶にあった能に、自分の存在意義を見出そうとする。というような感じ。
    至龍がなにを考えてるのかわからんし、一礼がなんかしそうだし、DAZEのメンバーとも再会するだろうし、まだまだ始まったばかり。
    璃乃ちゃんもいいんだけど、強面の泰山先生が厳しくも優しいというのが一番いい。

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    2025年03月23日
  • 朱月事変 1

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    人々を神獣という災害から救う「霊術師」の名家・朱鶴家。霊術の才能が優先される家に能力を持たずに生まれた妹・初月。将来を有望視される能力を持って生まれた兄・望月。家のしきたりしがらみに囚われた初月を助け出したい望月の逃亡計画は失敗に終わります。

    妹を助けるために必要なのは逃げ出すことでなく、家のしきたりを変えること。自分の能力はそのために使う。それには何よりも力が足りない。
    妹のために、それまで嫌っていた家の流儀に従い努力を重ねる兄。

    生まれた環境に感じた違和感。それから逃れるために力を奮うでなく、環境への復讐のためにでもなく、合法で変えていこうとするのが珍しい展開かな、と思いました。それは

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    2023年01月25日
  • 朱月事変 1

    購入済み

    サンデー本誌😌

    で気になってたので(^-^;
    購入しました。
    内容はシャーマンが人を救う話なので続きがきになります(*^^*)

    #アツい

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    2023年02月01日