あらすじ
大人気御礼!超本格「能」漫画!
来たる初舞台「碧霞会」で家元の評価を得るべく、
琥太朗の稽古は続いていた。
ダンサーの経験が”仕舞”の才能となって現れる一方、
芸能界で優しさを捨てきれず、
他人の心の痛みを割り切れなかった琥太朗に
天才能楽師・宝華至龍はあることを告げる――
「能ではむしろ、負の感情が武器になる。」
そしていま、初舞台の幕が開く――!!
生き様描く「能」漫画!!
感情タグBEST3
面白い、早く続きが読みたいです
私は能を知りません。
ほんの少しだけですが、ある武道を知っています。
コマから伝わるキャラの佇まいに、武道の演武のような、強さを秘めた静寂感を憶えました。セリフにあった通りです。
主人公の能の世界での成長が、楽しみです。
そして、話の良さを引き出しているのが、一つ一つのコマです。静止した絵で、描かれていない前後の動きまで観せてくださる。プロの描写技術って凄いなって、改めて感じました。
今、薦めたい漫画はと問われたら、私はこの作品をあげたいと思います。
Posted by ブクログ
コタと一緒に能への理解を深めながら、同門会に向けた日々から同門会前半までしっかりと物語が進行する。
この巻では演目「鉄輪」「春日龍神」「羽衣」の内容に少し触れる。とはいえ、あらすじを引く程度で、物語にシンクロするレベルではなく、能楽でそういうことをするのは落語や講談に比べたら難しそうな印象がある。
何事も基礎が大事。「基礎の上で光違いなら"個性"だ」という声掛けいいな。泰山先生優しい。
同門会でついにコタの才能の芽が出るか。家元の「写し鏡」という言葉の意図は。というところで次巻へ。