上原隆のレビュー一覧

  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    周りの人より劣っていると感じるとき、自分より不幸な人のインタビューをみて、少しほっとして、自分の嫌な部分を実感する。

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    2025年12月29日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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     ボブ・グリーンのようなほっこりするような話だと思ったら、一本一本がずしんとくる。人生の悲哀や遣る瀬無さ、無常で無情が描かれる。社会も厳しい。だけどとても面白い。

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    2024年09月27日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    上原隆作品3冊目。
    これぞ、僕が書きたいジャンルだとあらためて思う。
    普通の人を普通に書く。
    それが特別なことであり、全ての命に意味と重みが等しくあることを体現していると思う。
    そういう意識を持って生きていきたいし、何かの形でその意志を残したい。
    上原作品はその想いを強くさせてくれる。
    あと2冊積読している。連続でよもう。

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    2024年08月12日
  • 晴れた日にかなしみの一つ

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    久しぶりに読んだ上原隆さん、さすがすぎる。。。。
    まだ2冊目やけど、全部読みたくなったーー。
    さっそくポチってこよっ!
    声にならない悲鳴、とタクシー会社25時が特によかった。

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    2024年07月28日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    エッセイとルポルタージュとの間の読み心地という感じがした。事実のみを記す中にも、著者の取材対象者への眼差しや、興味が感じられて、わたしも同じ場所にいて話を聞いている気分になる。生きるのがつらい時や、まさしく「他の人は〇〇しててあんなに進んでるのに私はなんてだめなんだ」って気持ちになった時にこの本のことを思い出したいな。村上龍の解説もよかった。ネガ編集者という仕事も初めて知り、村上龍『共生虫』も気になる。

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    2023年08月31日
  • ひそかに胸にやどる悔いあり

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    市井に生きる人々の、人生のごく一部を覗かせてもらったような気持ちになるノンフィクションコラム。
    人の数だけ、それぞれの人生のお話があるんだよ、と教えてくれる1冊。
    私と全く関わりのない人たちのストーリーなのに、どうしてか共感してしまったり、なんとなく懐かしい気持ちになったり、(その人たちのとっての)幸せを願ってしまったり。 そして、今の自分自身をふと振り返ってしまったり。
    本を読んでいる、というよりは私自身も著者と共にその場に同席して話を聞いたり、観たりしているような気分にさせられた。

    人は誰しも、ひそやかに胸に悔いやどしつつも、生きていくんだろう。私も、私の家族や回りの友人も、私は名も知らない人たちも。

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    2023年03月31日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    メンタルが辛いときにすごく効く。定期的に読み返したい。
    色々な人が色々な悩みを抱えて生きているということが、見たまま淡々と書かれているのが良い。こうしたらいいというアドバイスではなくて、そっと寄り添って視野を広げてくれる本だと思う。
    この本を読むきっかけになったのが「容貌」という話で、やっぱりこれが一番好き。

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    2022年02月25日
  • 晴れた日にかなしみの一つ

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    どんな人も生きている間楽しい事ばかりのわけはなく。どうにも苦しい人生をなんとか生きている。
    登場した全ての人にそれでいいんだよ。これから先辛いばかりの人生とは限らないよ。とささやかなエールを贈りたい。

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    2021年10月26日
  • こころ傷んでたえがたき日に

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    ■大丈夫、ひとりじゃない■

    つらい時、さみしい時、上原隆さんのノンフィクションコラムがときどき無性に恋しくなる。基本的には上原氏の他の著書と同じ構成、同じ雰囲気だ。ただ、本書はタイトルが大げさで初めての人はイメージした内容と違うかもしれない。

    登場するのは特別な人間ではない。駅前の交差点、公園のベンチやスーパーなど、日常目にする風景のどこにでもいそうな人間を直接取材し、彼らの生活の中に存在する孤独、悲しみ、苦悩、喜びを淡々と描く。その生活は今日もどこかで営まれているのだろう。

    そこにスリルや興奮はない。ストーリーが特に面白いわけでもドラマチックなわけでもない。あるのは時に冷酷な、時に温かい、どこにでもありそうな現実だけ。

    誰もがそれぞれ幸せや不幸を抱え、置かれた場所で生きている。僕もあなたも。言葉にするとそんな当たり前の事実。それ以上でもそれ以下でもないが、そんな当たり前の事実が冷え切った心を温めてくれたり、一人じゃないよって寄り添ってくれる。優しい歌声が疲れた心身を包み込んでくれるように。

    寝る前に一話か二話ずつ読みたい。

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    2021年04月23日
  • こころ傷んでたえがたき日に

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    この人の本は初めて読んだ。ひとつひとつのエピソードを、淡々とした語り口で紡いでいく。ただの不幸話の羅列ではない。
    100のエピソードからの抜粋らしいけど、全部読みたかったな。
    帯の、涙と感動の22篇、という煽り言葉はイマイチ。

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    2020年10月05日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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     取材型のエッセイ集、視力を失った友人、離婚したシングルファーザー、見習い女優などざまざまな人に話を聞き、悩みや不安にどう向き合って生きているのかを、鮮やかにまとめている。そこから浮かび上がるテーゼは「人は自分でつちかってきたやり方によってのみ、困難な時の自分を支えることができる」(P19)。と、言えるだろう。
     苦しんでいる人に寄り添うのは難しい、苦しいのは本人だけではない。それを見ている他人も目を背けたくなり、酷いことに、本人を怠惰だと責めてしまうことだってある。しかし、著者は結論を出すことに焦らず、一人ひとりの物語を包み込むようにして、教訓ではない作品に仕上げている。

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    2020年10月04日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    「普通」から外れて 割の合わない境遇に
    なってしまった悔しさ 辛さが
    淡々とした言葉ににじみ出ます
    つまずいた人たちの話だけど
    何度でも立ち上がれると思える
    みんな 強いですね

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    2020年02月10日
  • こころ傷んでたえがたき日に

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    漢方薬のような本です。
    題名からはペニシリンのような即効性かなって思ってたんだけど。じわじわとからだの芯から薬が効いてくる感じです。

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    2019年02月12日
  • こころが折れそうになったとき

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    ネタバレ

    これまでのコラムは、他者を暖かいながらも客観的に淡々と描写することによって「人が困難に直面した時にどう対応するのか」を書き綴ってきた.
    今回は、一転して自身の内面をさらけ出し、内面を奥のほうまで掘って掘って掘りまくる.
    「良き自分探し」とは内面に向かって自分を掘ること、「悪しき自分探し」とは自分の外側に向けて、どこか別の場所に行けば本当の自分が見つかるのではないかとさまようこと.

    62歳とは思えないような、悪く言うと「青臭い」悩みもどんどん開陳してくれる.

    人がいざというときに頼りにするのは「限界哲学」いわゆる俗な日常にありふれた言葉であるのは納得がいくものであった.
    いかにありふれた言葉であろうとも、その言葉が心に腑に落ちてしっかり根付いていれば、言葉の高貴さや俗さはあまり問題じゃないんだと思う.

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    2012年06月08日
  • こころが折れそうになったとき

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    映画「時には懺悔を」が気になっていた矢先、
    この本を開くと打海文三の小説「時には懺悔を」がでてきた。
    上原隆さんが打海さんを取材した時の話だ。
    探偵小説家だが、この作品だけが異色。聞くと、二分脊椎症の息子の話だと。
    上原さんが「将来を案じて不安になりませんか?」と聞くと「この子のことが、昨日かわいければ今日もかわいい、明日もかわいい。息子が50歳になってもかわいいと
    思ってる」と答えたそうだ。

    実際には息子さんは15歳で亡くなったそうだ。
    打海さん自身も59歳で他界されたと。

    他にも、困難な状況から前を向いて歩き出した人たちの実話がたくさんでてくる。
    その中には上原さん自身の話も。

    特になるほどと思ったのは
    男尊女卑をけしからんと主張している男性が帰宅後
    妻の家事を手伝わず、一切を妻に任せている話。
    頭や口で、考えていっていることと態度が違う場合、態度こそが本来の主義なんだと。
    言葉と態度では、態度が本音だと。

    あー、これ、わかる!と思った。
    自分がそうだから。
    「新入社員なんだから、できなくても大丈夫。
    心配しないで。」と口では言うものの、
    「え?こんなことも知らないの?できないの?」という態度をとってしまう私。
    最低だ。何年会社員やっとるんじゃ。

    家庭内でも同様。子供に「好きにしたらいいよ」と言いつつ、子供が私の理想と違う選択したら「はー?なんでこっち選ぶんじゃい!」という態度をしてしまう。

    本音は態度だ。何十年も生きてきて蓄積された思考回路が裏にある。

    態度は行動でしか変えられない。
    行動を変えるしかない。
    新人をバカにしないために君づけじゃなくて
    さんづけで呼ぶとか。

    よし!やってみる!

    そんなエピソードがたくさんあり、
    ふと手にした本だったが学びが多かった。今の私に必要な一冊だったんだな。

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    2026年09月18日
  • 喜びは悲しみのあとに

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    一万円選書(2026.5)

    生きていれば辛いことや悲しいことは大小の差はあれど誰にでも起こるだろう。
    そんな時、どうやって自分を支えるか…。

    本書はいろんな人生を送った18人へのインタビューがまとめられている。
    実生活では決して出会うことのない人の人生。ページをめくるごとに何だか生きる勇気が湧いてくる。

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    2026年05月11日
  • ひそかに胸にやどる悔いあり

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    辛いなあ、嫌だなあと思うこと多くて
    でも
    私だけが辛いんじゃない
    みんなそれぞれ辛い想いを抱えてる

    後悔したくないけどさ
    しちゃうもんなのさ
    その経験を糧によりよい人生にしたい

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    2025年12月30日
  • 君たちはどう生きるかの哲学

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    「君たちはどう生きるか」を読んだところだったので、副読本みたいに理解を深めてくれるかと思っていたが、逆に他へと広げる1冊だった。

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    2025年06月01日
  • 友がみな我よりえらく見える日は

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    市井の人の日常。
    すべての人にドラマがある。
    でもそれを取り立てて盛り上げるわけでもなく淡々と。
    それが物足りなくもあり、日常らしくてよくもある。
    家ついていってもいいですか?を思い出した。

    新ジャンルだなと思った。タイトルが良い。

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    2023年12月06日
  • ひそかに胸にやどる悔いあり

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    上原隆さんの本は、書店で見つけたら即買いなのでこの本も例に漏れず。今回もいろんな人達の人生を少しのぞかせていただきました。

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    2023年03月20日