コウケンテツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高評価も納得の良書。わたしはごはんを作るのが好きではない、食べる専門タイプですが、そんな人間でも共感するところがありました。料理研究家レベルで料理好きだろうから、一般女性たちの気持ちなんて共感できるわけない・・と思いながら読み始めた自分が浅はかでした。他の方のレビューを見ればわかりますが、本書を評価している多くは女性です(多分)。そのくらい、いろいろある中で料理をつくる女性の気持ちに寄り添っている一冊なんです。ただ、エッセイメインでレシピはほぼないのでレシピ本かと思って手に取らないように注意です。
■巻末のレシピがとても簡単そう(に見える
まだやっていません。笑 野菜を切って和えるとか、スー -
Posted by ブクログ
家族のために毎日料理をする人の気持ちに寄り添った本。日々の料理、片付けの面倒くささ、そしてネガティブフィードバックばかりの家族の態度、非協力的で食べるだけの配偶者、などなど。「しんどい」が「憎い」に変わってしまうという主婦の本音に著者が共感しまくってくれるため、読むだけで心が救われる読者は多いはず。
「家で料理ばかり作っていたら、私のサンシャインが輝かないじゃない。私が輝いてこそ家族が輝くのよ。」と言うフランス人女性の言葉は衝撃的。平日は家で料理せず、お惣菜や冷食など並べるだけの料理で済ませるのだそう。そもそも日本の家庭は一度に食べる料理の品数が充実しすぎている。本書の中で著者が述べるように -
Posted by ブクログ
そっと鞄に忍ばせておきたい、お守りのような本です。できれば文庫化してほしい。
タイトルの通り、ごはん作りがしんどくなってしまった人たちへ向けたエッセイと、簡単なレシピがいくつか紹介されています。
この簡単なレシピがさすがコウケンテツさんでありこの本の最も重要な部分で、「これならいま家にあるしすぐできる、難しくない。そして美味しそう!」と思わせる(そして実際に作りました、美味しかった!)ものばかりなのです。
ナムルの作り方も野菜ごとに載っていてとても実用的です。
エッセイでは、なぜごはん作りがしんどいか?どうすればしんどくなくなるか?が3児の子育てと家事、仕事をこなすコウケンテツさんの目線で