林香織のレビュー一覧

  • 駄作
     ベストセラー作家だった親友が死んだ。
     主人公は、作家の未発表の原稿を見つけ、それを自作として発表する。

     世の中には時々、なんか違うのになんかすごい、っていうものが存在する。たとえば、音を外しまくってるのにすごい歌手とか、ステレオ展開なのに妙に面白い小説とか…。
     多分、この作品もその類なのだ...続きを読む
  • 駄作
    「ジェシー・ケラーマン」の長篇スリラー(パロディ?)作品『駄作(原題:Potboiler)』を読みました。

    「本書には奇想天外な展開があることをあらかじめ警告します」という内容紹介に惹かれて購入しちゃったんですよね。

    -----story-------------
    ミステリ界のサラブレット出現!...続きを読む
  • サイバーストーム 隔離都市 下
    はたして戦争をしかけてきたのは何者か。中国か?イランか?それとも?
    インターネットが遮断され、停電のためテレビは使えず、ラジオ局さえ次々に沈黙していく中、いったい何がどうなっているのか全くわからない主人公たち。

    そんななか、助けは全く来ず、かろうじて物資が上空から落下してくるだけで、マンハッタンは...続きを読む
  • 駄作
    う〜ん、これは中々見事に?色々な意味で裏切られた という感じかな。
    ジャンル分類不能という意味でも 非予定調和的であるという意味でも とても好印象。
    それにしてもこの結末は...いい意味でやられた!
  • 駄作
    壮大な入れ子構造です。
    コナン=ドイルがシャーロックホームズを書いた時もジレンマに陥ったようですが、全く同じ文脈で語られます。
    今も昔も作家は同じ問題に苦しんでいたのですねぇ。
  • 駄作
    ベストセラー作家で親友のビルが死んだ。売れない作家プフェファコーンは彼の遺作を自分のものとして出し成功をおさめるのだが……。
    裏表紙の但し書き通り、予測できない「奇想天外な展開」の連続。何だコレ?。ツッコミ待ちか?。あまりの馬鹿馬鹿しさに呆気にとられつつも、結構好みだったりw。このノリって、なんかメ...続きを読む
  • 駄作
    結末は、考えていた方向ではなかった。

    急に別の方向に舵を切られた感じだったが、終わり方が中途半端かな。
    何かを伝えたかったのかもしれないが、読み切れなかったのかも。
  • ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち
    主人公は100年前のボンベイで唯一の女性弁護士。当時のインドでのイギリス人からの差別、男性優位の法律や文化。様々な差別、厳しい戒律、不当な抑圧は社会全体を覆っていて、想像しただけでも胸が痛い。現代はどうかと周りを見渡しても、100年前と進歩してないように感じる。女性医師の入学試験差別然り。ミステリー...続きを読む
  • 駄作
    予測不可能な奇想天外すぎる展開がいつ来るかいつ来るかと待ち構えながら読む楽しみ。もっとブッ飛んでてくれてもよかった。あと、コニー・ウィリスの『混沌ホテル』もそうだったけど、小説におけるホテルの受付とのシュールなやり取りは笑いが取れる鉄板ネタなのかもしれない。
  • 駄作
    ベストセラー作家で親友のビルが死ぬ。ブフェファコーンは遺作を見つけ盗作してしまう。
    盗作、親友の妻とのロマンス、スパイ、スリラー、アクションと立て続けに展開していく。飽きさせない展開ではあるが最後は息切れ。オチはメタミステリで拍子抜けなのが残念。
  • 駄作
    展開の早いサスペンスで、飽きさせない。一気に最後まで読んでしまった。
    章の最後にサプライズをもってきて、つないで行く手法が、最近の海外ドラマっぽいかと。

    しかし、ラスト数ページは不要。
  • 駄作
    展開が読めない、というと、面白く聞こえそうだけど、
    全体を通して流れるものが感じられないので、ただ ?
    もしかして、ご都合主義のパロディーを意図したのなら、
    もっとテンポを上げて、気持ちよく「なーんだ」と言える
    ようなのが希望。
  • 駄作
    逆転につぐ逆転、騙され続ける主人公、何が真実かは全くわかならい。

    とにかく、変転するストーリーに身を委ねるしかない。
    なぜ?とか、その後どうなったの?と考えると、もやもやが晴れない。身を委ねて騙されることを楽しみましょう。