常田佐久のレビュー一覧

  • 太陽に何が起きているか
    黒点やフレアの発生メカニズム、コロナが高温である理由が仮説ながら説明されていて、おもしろかった。

    磁極は黒点数の極大期の時に入れ替わり、22年周期。
    太陽の外側30%は対流層で、原子核と電子がばらばらになったプラズマ状態。その内側に薄いタコクラインがあり、ここで磁場が強められている。その内側の50...続きを読む
  • 太陽に何が起きているか
    太陽の様子がどうもおかしい。11年の周期が長期化し、ここ20年の間には黒点数も減少。これらは何を意味するのか?2012年1月、太陽の4重極構造の兆候をとらえた観測衛星「ひので」の最新データから、人類にとって最も身近な存在、太陽の謎に迫り、地球への影響を考える。
  • 太陽に何が起きているか
    今、太陽の黒点が少なくなっている状況、どういうことになっているのか、太陽の極が代わるのはどういうことなのか、興味深い話が書かれていて、また、わかりやすく書かれているため、すっと読めてしまった。いい本。
  • 太陽に何が起きているか
     近年太陽活動は低下して,周期も延びてきてるそう。太陽研究三十年のキャリアをもつ著者が,この太陽の異変をつかみにして,太陽の科学とその歴史についてやさしく解説。
     太陽については,黒点と磁場の関係,太陽嵐などある程度解明されているけど広く知られてはいないことが多いし,まだまだ解明されてない謎もたくさ...続きを読む
  • 太陽に何が起きているか
    太陽の活動が活発になるはずの周期に、その兆候が見えないことよりも、地球上で人間が起こす環境への影響のほうが、地球にとって人間にとって重大ということ。