岩中祥史のレビュー一覧
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ネタバレ名古屋人は自虐的である。タクシーの運転手に名古屋のいいところを聞いても「なーんにもあれせんでかんて」と返ってくる。しかし、運転手の表情が暗いわけではない。そこにあるのは東京や京都を差し置いて名古屋がしゃしゃり出たくないという、一種の遠慮がある。
名古屋人はケチである。「かけた元手は、いな、できればそれ以上のものを必ず取り返す。」という気質がある。
名古屋は世間が狭い。出身高校所在地県での大学への進学割合は北海道に次いで2位。実質1位である。くいっぱぐれないし、土地が安い。
驚くほど夜が早い。同じ飲むなら家で飲んだ方が安くつくし、タクシー代も使わずに済むからお金がたまる。夜は早く寝て、朝も早く起 -
Posted by ブクログ
私は現在18歳なので、アナログの情報収集に関しても知らないことばかりでした。
デジタルに慣れてしまうと、アナログはとてもめんどくさい。(プリント配布の授業に慣れると、板書ですら億劫になる時がありますよね?ありませんか?笑)
だから私は、これからの時代は、デジタル情報をいかに使いこなすか次第で自分の未来が変わると思ってたんです。
しかし、この本を読み終った今、本当にかっこいいと思える大人って、アナログを使いこなしてる人じゃん。と感じてます。
もちろんデジタルを使いこなすことも大切ですけど、アナログを軸とした使い方の方が、単純に、かっこいいと思いました。
なので早速、出来るものから生活に取り -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「栃木の言葉には温かさがあります」
その土地の人となりを持ち上げ、相手の心をつかむ言葉…
「仙台は東北と思えないくらいの都会です」
「筑後は女性が支えていますね…」
<従来あった「県民性の本」とは、こんなにちがいます!>
同じ県内でも性格のまったく異なる地域がある。
47都道府県別より正確な59エリア分類。
いますぐ使える《ヨイショ句》と絶対に口にできない《タブー句》、あわせて119フレーズ収録。
データの羅列だけでは決して見えてこなかった真の地域性を包み隠さず公開。
・四十七都道府県で、こんなに違う「ホメ言葉」あなたは、旅先や出張先で出会う人たちと、いつも同じ調子で話してはいな -
Posted by ブクログ
現在日本一活気があるといわれる名古屋について
単純な街の元気さや歴史、県民性ではなく
「品格」という切り口で語ろうとしているところが
結果的に薄っぺらい印象を残してしまっているのが残念。
以前読んだドバイの本と比較しても
抽象的な話が多く、読んだあと、で、なんだっけ?と思ってしまう部分は大きい。
ただ、名古屋初心者としたそれでも面白かったのは事実。
特に、名古屋人はみんな「ツレ」であり、互いに同じような状態であることを好む、
だから、名古屋嬢もみんな同じを意識した結果ああなった、という分析は面白かった。
城山三郎が言った「大いなる田舎」であることにいまだに変わりがないのであれば
やはり名