高杉千明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わけあって手話で会話をしている美和と英知。
日常のなかで起こった小さな事件がミステリー要素を含んでいて、ワクワクしながら読みました。
美和の中の正義感や自然に出る優しさ、対象的にまわりの子どもたちの子どもらしい小さな残酷さ。場面かん黙という症状を生活の一部としてまわりの子どもたちも自然に受け入れつつも、やはり壁を感じる現実。
これからの社会の中心として生きていく子どもたちには、障害だけでなく、育った環境や考え方、年齢の違い、産まれた国や性別などなど、いろんな人が一緒に生きているということを受け入れて、その上で自分らしい生き方があるんだと言うことを知って欲しいですね。
もちろん、こどもだけで -
Posted by ブクログ
「デフ・ヴォイス」シリーズのスピンオフ作品。美和と英知が活躍する児童書。
おもしろかった!
これは是非シリーズ化して学校図書に置いて欲しい。子どもたちに読んでもらいたいなと思いました。
小さな謎を美和と英知の二人がソウサする。
場面緘黙症の英知。声での会話は難しいけど、手話が使える美和とは手話で会話をしている。
そんな二人が道に迷った耳の聞こえないおばあさんと出会い、物語は動いていく。
あぁ、子どもの世界ってこんなだったなぁ。
「子どもの想像力と無責任なウワサ」
最近は大人でもみられることだけど、改めて怖いなぁと思った。
クラスのみんなとのアイデアが素敵でした。
無かったことにしないで振り -
Posted by ブクログ
ひまわりめろんさんの本棚からです
『デフ・ヴォイス』シリーズからのスピンオフ作品です
この本を見た瞬間、首を45度に傾け両手を広げ肩をすくめました
「ん?なにこれ?知らない…」の手話ですね
ひま師匠と同じくテキトーなことをやってます
テキトーなところは師匠譲りです
つまりテキトーな師匠が悪いということです
で、ひま師匠曰く「『デフ・ヴォイス』シリーズが好きな人は読まなあかんやつやで!」とおっしゃっていましたので読みました
というよりも、「やずややずやってそれはにんにく卵黄な!(少し本の内容に関係あり)」のレビューの一文が気になって読んだ次第でありますw
いや〜、そういうことか!
と