小巻亜矢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【課題が山積しているなか、私の強みを生かせることは何か。出した答えが「人をはぐくむこと」でした】(文中より引用)
経営難に陥っていたサンリオピューロランドを、わずか2年でV字回復させた経営者・小巻亜矢。奇跡的とも評されたその成長劇の裏側にあったのは、想像以上にシンプルな「あたたかさ」を持った経営手法であった・・・。自身の半生にも触れながら、経営におけるコミュニケーションの大切さを訴える一冊です。
読みながら感動を覚えるとともに、自分が現在置かれている環境との差に愕然とした思いも覚えた作品でした。しかもその上手くいくか否かの差が、シンプルな要素の有無にかかっていると知って驚かされます。思わず -
Posted by ブクログ
1.昔一度だけ行ったことがある程度で詳しくはなかったが、なんとなく活気がない記憶はありました。しかし、そこからV字回復を遂げたということが気になったので購入しました。
2.「組織は人なり」ということを再確認させてくれる本です。著者は一度専業主婦としてビジネスの世界から脱したのですが、化粧品販売員としてビジネス界への復帰を試みます。その中で、家族との別れや大学院への進学を経て今のポジションを担うことになりました。配属当初のサンリオピューロランドは低迷しており、全てが悪循環でした。しかし、コーチングと心理学を武器に著者は組織の立て直しに成功します。仕事の本質は人を成長させることであり、上司は部下 -
Posted by ブクログ
この社長はスゴイな。
(たいがいこういう本を執筆する社長はスゴイのだが)
起業した成功物語ではないが、むしろ「停滞した歴史のある企業」を再生させた点は、学ぶところが多いと思う。
サンリオもすでに創業から60年。ピューロランドも開園から30年。
創業者の天才的な能力だけでは、会社はこれだけの期間絶対に続かない。
事業継続のためには、規模拡大は必須であるし、そのためには社員数はある程度増やすしかない。
つまり、仕組みを作り上げることが必須。
人数を増やし組織間で分業化を進め、少ない労力(才能?)で事業を回せる仕組みを作る。
こうすることで、やがて会社は安定期を迎え、事業が継続する。
どの会社でも継 -
Posted by ブクログ
○学び
■面談やワークショップで聞くこと
・なぜ仕事をしようと思ったのか
・なぜ辞めようとおもわなかったのか
・一番頑張ったこと
・一番大変だったこと
・だれかに紹介するときアピールしたいポイント
⇒一般的な面接でも有効
やさしい話し方、あたたかな聞き方で行う
■上司を説得しようとしたら複数回で
相手に問いを投げかけつつ、相手の提案を待つことで自分事にしてもらう。
⇒1回で終わらせることなく複数回続ける
■毒を吐きますという
⇒この場で毒を吐くと宣言してしまう
○サンリオのマーケティングの成功
・ターゲット層を変える
昼 子供
夜 大人の空間 イケメンミュージカルー大人の女性を