中村祐輔のレビュー一覧

  • がん消滅

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    ゲノム情報から、リキッドバイオプシー・免疫療法・AIか・・・
    医学の進歩って凄い!

    しかし、、、社会の仕組みが追いついて行けんだろうなぁ・・・

    自分ががんになるまでには何とかならんか、いやそれまでに自分だけはがんにならんと良いなぁ。

    2020/1/23

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    2020年01月24日
  • がん消滅

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    がん治療の最前線について書いた一冊。

    最近話題の免疫療法についても書かれており、とても勉強になった。

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    2022年05月30日
  • ゲノムに聞け 最先端のウイルスとワクチンの科学

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    生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、新型コロナウイルスや新型コロナワクチンについて解説された一冊(著者は日本のゲノム研究の第一人者である中村祐輔さん)。2022年4月に「ヒトゲノムの完全解読に成功」というニュースが出ている事もあり、今盛り上がっているゲノムの免疫周りの話を中心に語られていて非常に面白かった(変異株にも効く万能ワクチンの話が特に面白かった)。ゲノム視点でウイルスやワクチンの最先端の知見を知りたい人にオススメ。

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    2022年04月07日
  • がん消滅

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    合理的かつ異論にオープンであるべき科学者が権威主義者となってしまうことはどこの国にもあるのだろうが、我が国はその傾向がより強いように思う。

    ガンが遺伝子異常によって発病するのであれば、極端にいえば個人毎で治療法が異なるのは合理的だと思うが、個人差に着目しない標準治療に拘泥する専門医や学会や政官界の体質は疑問視されざるを得ない。

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    2020年04月02日
  • 遺伝子で診断する

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    中村御大のエッセイ、じゃなかった、評論的な本なので、きっと科学行政などに対する文句ばかりなのだろうと思ったら、案の定第1章の最後のページあたりで出てきて苦笑い。しかし、本体は第2章以降。広く浅く、とくに専門のがんの辺りでは、全部覚えるのはなかなか難しいくらいの数のがんと対応する遺伝子について述べられており、さらにコミカルなそれぞれの図もあるので、講義のアンチョコにも使える便利な本。黒木登志夫先生の本とは違い、知識・豆知識よりも教科書的なお話がコンパクトにまとまっているといえよう。もちろん1996年という、ゲノムプロジェクト以前の話なので、今では間違った図や今とは違う言葉などもあるものの、予想し

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    2013年12月01日
  • これでいいのか、日本のがん医療

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    著者は世界的にも有名なヒトゲノム計画の研究者であり、日本の癌研の所長を務めたような方。自分の生い立ちから、日本の医療事情を告発する本。

    生い立ちの部分では、医者を目指した自分の怪我からの回復、臨床医として救えなかった命の数々、そこからくる人として医療に挑戦するエネルギーの源泉について語られている。また、若いときにユタ州に留学し、ヒトゲノム計画の立ち上げにかかわる部分も描かれている。

    日本の医療事情では、癌研等の研究所として携わった仕事、20世紀から21世紀の創薬の形が分子レベルとなり、狙い撃ちする薬に変わっているのに日本の製薬会社がついていけていないこと、リスクを過剰に恐れていること、政治

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    2013年04月10日