花宮かなめのレビュー一覧
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購入済み
魔力があろうとなかろうとすべての人に守護属性がある、というのが新鮮でした。
あと、闇魔法の使い方が、他でよくある人の心を操る系ではなく、
あの使い方がヒーロー独自のものなのかはわかりませんが独特で面白かったです。
闇属性が忌むべきもの、という偏見で蔑まれていたヒーローが、
世間の噂や偏見にとらわれず、まっすぐなヒロインに助けられ、
ヒロインのために影ながら力を貸し・・・、というありがちな設定だけど、
ヒーローの言動が何気にかわいくて、ヒロインが嫌みなくぐいぐいいくのが楽しかった。
今後、ヒーローの生活環境が改善されればかなりのイケメンになりそうだし、
結婚式とか見てみた -
Posted by ブクログ
ネタバレ卑屈な発言に怪しい笑いをしていたと思ったら、いざリューディアの素直な褒め言葉の前には女子みたいな悲鳴をあげるレジェス。
可愛い。
ヒロインかきみは(何しろリューディアが男前だから、レジェスがヒロイン説は普通に成り立つ気がする)
そして、一途である。
思っていたよりタイトル回収までが長くて、二人がそこに辿り着くまでを丁寧に描いてくださった印象。
安直に恋愛に走らず、一歩ずつ確実に。
そのお陰で第二王女の横暴にも対処できたし、何よりタイトル回収後のリューディアの家族たちの反応にそれが活きたと思う。
ご両親も弟もいい人、いい子なのですよ。
家族にも恵まれなかったレジェス、彼自身を受け入れてくれる家 -
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Posted by ブクログ
伯爵令嬢リューディアと闇魔術師レジェスの婚約後のさらにかわいいお話。リューディアが男前すぎるのと、レジェスのヒロイン感は健在(笑)
婚約時の宣言を叶えるために動くレジェスの前に現れるのは、リューディアとも面識のある魔術卿の1人オリヴェル。強大なライバルポジという訳ではなくオリヴェルも弱い面のある気の毒な立場感もあったが、リューディアとレジェスの仲が深まる1つになっていたのは間違いなく、穏やかに生きてほしさがある。
最後、未来の話が後日譚的に少し触れられていて、リューディアにあてられたレジェスの手紙で終わったんだけど、やさしくてあたたかな終わりだった。