荒瀬光宏のレビュー一覧
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転職先でDX関連に配属されそうなので手に取りました。
構成としては、見開き1ページでひとまとまり。左が文章で右が図、でした。教科書という名の通り、フルカラーでフォントもそれっぽかったです。本書は、ぜひフルカラーで読んでみてください。
学びとしては、DXが司る範囲が想像以上に広い、ということがわかりました。ただ自動化・デジタルに変えれば良いというものではなく、様々なものを再構築するきっかけになる物事なんですね。
その説明から、具体的にどう考えるか、までが、浅く一通り網羅されていました。
今後は、データサイエンスやデザイン思考といった、本書で出てきたけどよく知らない分野も学んでみたいです。 -
Posted by ブクログ
一番の学びはDXって内製化なんだということ。だとしたらDX人材不足は納得。なぜそうなのか?これまでのIT化は外注。それだと時間がかかる(企業→外注→企業→外注の流れは、企画してプロト作って見てもらって直しての行き来の繰り返し)。普通の進め方と思っていたが、時間がかかっているという認識なんだ。社員全員で取り組まないと、新しい競争原理に対応できない。全て自社でやろうとせず、外注でできる事は外に出す事が効率的と言われてたけど?と、デジタル化の変化の速さに驚いた。
後半はDXというより、プロジェクトの進め方指南。特にDXを志さなくても、プロジェクト運営一般として知っておいて損はない。ゴールまでは長期 -
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大学の課題でDXについて知りたかったので読んでみた。
知りたかった、DXの内容、成功事例の情報、分かりやすい図が載っていたので読みやすかった。
Chapter8が興味深い。これから社会に出ていく身としては、自分に付加価値を付ける必要がある。
1、ルールは守るべき絶対のものではなく、運用しながら見直していくもの。p.179
2、少しでも、海外に出てグローバルな経験、コミュニケーション力を学ぶ。日本人の99%は、日本在住で残りの1%が海外在住であることに驚いた。p.179
3、課題を定義する力。p.182
4、他人を巻き込むコミュニケーション力。p.184
5、多様な考え方を知る機会を意図的に増や -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の荒瀬氏は株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所の代表。
タイトルに誘われて購入しました。
感想。
キーワードに対して理解が進みやすい。
他社事例に広く浅く触れられる。
フレームワークは参考になる。
備忘録。
・DXは2004年にエリック・ストルターマ氏ご提唱した。
・ペーパーレスや、自動化、デジタル活用は、DXではない。データを取り出して、加工して、意味のある形にして、ビジネスに活用するのがDX。
・DX最大の難所は組織行動の変革。既存のルールや評価制度を変えないと、組織行動は変わらない。
・経営トップが高齢化していることも日本でDXが進まない理由かもしれない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・仕事でDXと当たり前のように口にしているけど、実はよくわかっていない自覚があったので、基礎を学び直したくて読みました。
・第1章に、知りたいことがとてもわかりやすく、丁寧に説明してくれていた。
・DXとは、デジタル技術が起こす変化のこと→2022年 企業のDXとは、デジタル技術で企業価値を向上する変革のこと
・Dは、データを活用できる状態になること。データがただあるだけではダメ。
・X(改革)は、デジタル技術を活用して、顧客に対する提供価値や提供の仕組みを変えること。そのために戦略、組織、データなどの要素の再設計が必要。段階的改革と急進的改革がある。
・IT化、デジタル化、カイゼン、デジタ -
Posted by ブクログ
▼memo------------------------------------------------------------
・DXにおける5W1H
いつ:デジタル技術によるリアル世界の融合が進み始めた今
誰が:この世界に存在するすべての組織や人が
どこで:自らが価値を提供できるポジションを探して
何のために:新しい環境に適応した価値や提供のしくみを構築するために
どのように:デジタル技術を使って、伝統、常識、前例にとらわれず
何をするのか:新しい環境に適合する変革
・企業のDXにおけるDは、「データを活用できる状態」にデジタル化すること、データが蓄積されているだけ、量が