押切もえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人気モデルである彼女が「モデル失格」なるタイトルで本を出すことは、一歩間違うと嫌味にもなりかねない。
それでも、きちんと本書を読めばそれが等身大の彼女から発せられた率直な言葉だとわかります。
プロとして活躍している人の話は、本当に刺激になります。
とても意識の高い人が多いから。
押切さんももちろん例外ではありません。
ただ彼女の場合は、最初はそうじゃなかった。器用に何でもソツなくこなせるタイプではおそらくないであろう彼女が、1つ1つ意識を変えて、自分を変えて努力していく姿勢には読んでいてすごく感銘を受けました。
サブタイトルにもある「幸せになるためのアティチュード」として、本書では幸せの処方箋という名のポジティブに生きるための様々な方法が書かれています。
「前向きになれないとき」「気分の晴れないとき」「印象を変えたいとき」など項目もまた身近で、どうしても頑張れないときは特に手に取りたい内容です。
モデルというと、ほんの一握りしかなれない職業ゆえに、もともとそういう素質のある人と思いきや、すべての人がそうというわけでない。
彼女みたいに努力に研究を重ね、自分を磨いて夢を掴んだ人もいる。
そして本書から伝わる等身大の彼女は、きれいになりたい、愛されたいと願う普通の女の子。ダイエットに失敗をしたり、大きなミスや挫折もしたりする。
それでも最後は前向きに笑顔で進んでいく彼女は、応援せずにはいられない存在です。読むと心がキラキラします。すべての女の子にお勧め。 -
Posted by ブクログ
アティチュードについて着いて知りたくて読書。
恥ずかしながら、著者がテレビで動いているところを見た記憶がない。著者の年表を見ると大連出張・転居したころから活躍されているようだ。小島よしおさんのネタで登場して「あああ、もえちゃんとはモデルなんだ」くらいの認識。しかし、それが逆にあまり先入観を持たずに読むことができたのかもしれない。
自己嫌悪は自分も24歳までズルズル引きずっていたので解放された時の爽快感、生まれ変わったような感覚を今もでも鮮明に覚えている。他者依存、自己否定が、他者肯定、自己肯定となると、他人の痛み、気持ちを知ろうとする態度ある人間となるように思う。
自分が嫌いで、そんな嫌な自分と徹底的に対峙した人は他人に優しくなれるのであろうか。
出会った人、お世話になった人にずっと感謝できる人間となりたい。両親、大切な人、周りの人たちを幸せにするような目標を自分の目標とする。幸せは外へ求めるのではなく、すでに持っているものに氣づく。
幸せに「敏感」な心をつくる
の一文が印象的に残る。
ああ、猫背を直さなきゃ・・・・・。
同世代での女性で、著者の共感を持っている人はいい刺激になるかと。健康、美容、生き方などいろいろな勉強をしていると感じさせてくれる内容。
読書時間:約45分 -
Posted by ブクログ
■0911.
<読破期間>
H21/2/10~H21/2/23
<本の内容>
女性ファッション誌『AneCan』のトップモデル・押切もえ。
現在、雑誌のみならずテレビ番組やCMなど活躍の場を広げている彼女ですが、
そこに至るまでには、実はたくさんの挫折や苦労がありました。
モデルとしてのコンプレックス、不遇の時代、絶頂期の事故…
決して順風満帆とは言えない半生を振り返りつつ、どんなときも努力をおこたらない、
あきらめない姿勢の秘密=「HAPPYの見つけ方」に迫ります。
「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」
渾身のメッセージを込めた、押切もえ初の書き下ろしです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ特に好きだったのは
①バラードと月色のネイル
②失格した天使と神様のノート
①はアイドルとして活動しているたぶん美青年の男の子アキ。彼は同じメンバーの男の子に恋しているけれどもちろん片思い。そんなアキのことを知らずに好きになってしまったモデルの咲子。咲子は別の話では感じの悪い女の子として描かれていたけど、ここではまっすぐにアキにぶつかり、アキが男性を好きだと知ってからも距離を置いたりせずに素直に寄り添って応援する。『えっ咲子めちゃいい女じゃん!!』って好感度爆上がりした。恋が上手くいかなくても、自分の気持ちにいつでも素直に、そして最後まで相手の味方でいられたらいいね。
②は、アイドルを目指していたけど芽が出なくて辞めて助産師になりたいと頑張る葉月。葉月と言うよりも周りにいる院長先生やミワちゃんや友達のタキちゃんや光彩が素敵で、心があったかくなった。光彩ちゃんは他の話にも出てくるけど、芯があって、他人のことを信じてまっすぐ向き合えて、本当に素敵な子だな、人間ができてるな、と。 -
Posted by ブクログ
モデルの世界
モデルの押切もえ氏による初の小説。
大手パン工場でアルバイトをしたり、売れない日々を過ごしたこともあると何かで読んだ。
そんな自身の経験を踏まえて描いた小説とのこと。
いわゆるシンデレラストーリーで、プロの作家ではない(何を持ってプロというのかは個々によるだろうが)為に概ね話の流れは予測がついた。
それでもやはり評価すべき所はある。
例えば後半で主人公の村田瞳がこんな言葉をかけられる。
「人と比べてたら一番にはなれないのよ」
これは著者にとっても大事にしてきた言葉だったのだろう。
モデルの世界は想像するにストイックな場所であり、また常に他者の存在を意識せざるを得ない場所であるのだろう。
それは我々の世界でも同様で、常に他者を感じながらいきている。
それは一概には悪いこととは言えないが、常に他者と己を比べることで自らを疲弊させてしまうことは害であることは間違いない。
私自身も他人志向型(現代人の特徴の一つだ!)で、やれ不細工だ、やれ能力が劣るだの、愚痴愚痴と日記に書き綴っている。
これにたいして、本書からそんなことは無駄だからやめろと一喝された気がした。
一方、これは不用だと思われたのが各扉にある詩のような心を綴った文章。
言い方は悪いが安っぽい自己満足の歌のようだった。
一言で自分の心を言い切ってしまうか、本文中の言葉だけで語った方が、主人公の迷いや悔しさ等の心の動きが明確になったのではないか。
目新しい展開ではないし、まだまだ改善の余地は充分にある。
今後文章を書いていくのであれば、いずれモデルという世界から先を描く必要があるだろう。
そうなってから改めて評価をしたい。