御木本あかりのレビュー一覧
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ネタバレ69歳で小説家デビュー。遅咲きの作家である御木本あかりさん。
昨年NHKで放送された『終活シェアハウス』というドラマが面白く、その原作を書かれた方ということで読んでみた。
主人公の磯島正美は、66歳辛口評論家の叔母である綿帽子時子(わたぼうし・ときこ)の秘書をしている。
時子はかつてヒット作を出し、ラジオのレギュラー番組もあったが打ち切りに…若い頃から仲良しの3人でいつも酒盛りをして楽しんでいる。
そんな時子に新しく高齢者向けの早朝ラジオ番組パーソナリティの話が舞い込む。最初はしぶしぶだった時子も、途中からやる気を出し『シニアの星』を目指すことを決意する。
また時子の妹である自分の母親が -
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嫁と姑がうまく行かない原因の1つに食の問題があると思う。この物語もそこから始まり、家族の問題が語られていく。
その中で、嫁のユキの体調が悪いときに姑の凛子さんが作ってくれたガスパチョ、心が弱ったときに作ってくれた鯛茶漬け。
どちらもとても美味しそうで、体と心に染み渡りそうなものだった。相手の心持ちも変えていくことがあるから、食べ物って実はとても大切なものだなと思った。
凛子さんが作る他の料理もどれもが美味しそうだった。同じものを笑顔で食べられることって、一番幸せなことかもしれないと思った。そして、家族が多いほど問題は多く起きるけれど、それをうまく乗り越えられる力も多いと思った。
1つの家 -
Posted by ブクログ
義母との同居を皮切りに、次々に舞い込む問題。息子のこと、仕事のこと、家のこと。悩みはつきないが、なんとかやっていくしかない。
そんなドタバタな日常を義母視点、お嫁さん視点で交互に描いています。終わり方はきれいにまとまっていて安心して読み終えました。
ただ、序盤から中盤にかけては特に、あまりにお嫁さんのユキさんが強情で扱いにくいという点が強調されすぎているように思いました。若いひとはこんなものと決めつけがあるような気がして、いい気持ちはしませんでした。
つい作者さんの年齢を確認して納得してしまいました。私もそうですが、自分と同世代の味方をしてしまうものですね。