エル・コシマノのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
売れないロマンスサスペンス作家のバツイチシングルマザーの女性が殺し屋だと勘違いされ、夫の殺人を依頼されることになり、事件に巻き込まれていくミステリー
主人公の書く「ロマンスサスペンス」さながらに、ハラハラドキドキする展開やホットな男性との恋物語が巻き起こるが、本書の真の見どころは「シングルマザーの心情のリアルさ」にあると思う
言うことを聞かない子供、子供の世話に追われ生活費を稼げない苦しみ、親権を主張してくるモラハラ夫など、リアルなあるあるが描かれていることで、かなりご都合主義的にも思える事件の展開とのバランスが取れていると感じた
また、ネタバレになるので詳細は割愛するが、シスターフッド的な繋がりも明確に描かれており、女性の目線での作品だと感じた
最後はかなり続きが気になる展開のため、次作を読むのが楽しみ -
Posted by ブクログ
タイトルと帯に惹かれて買いましたが、大正解!
コメディミステリ若しくはエンタメミステリがしっくりくるような。
離婚して2人の小さい子供を抱える職業作家のシングルマザーが、あれよあれよという間に事件に巻き込まれていくお話です。
「いやいや、ありえないでしょ〜笑」という巻き込まれ方ではあるのですが、事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、ここ最近は現実世界であり得ない事件が多々起きてますよね。
事件とは対照的に、子育てとか支払いに追われる様とか細かい描写はものすごく現実感があるので、「あながちあり得ない出来事ではないのでは??」と妙な納得感を持たせてくれるといいますか。
シングルマザーとしてがむしゃらに生きるものの、最後の詰めが甘すぎるおっちょこちょいな主人公がなんだか愛おしくて、後半は主人公を応援しながら読んでしまいました笑
最後の終わりかた的に続編も期待できそうだったので、本作を忘れないうちに読まねば!
本格ミステリを求めている人には物足りないないと思いますので注意です!! -
Posted by ブクログ
とっっっても面白かったんだけど…!
常に混乱していて、ちっともオーケーじゃなくて、物語のなかはそれはもう大変なんだけど、そういうぜんぶがおかしくて何回もくすっとしてしまった。ごめんね、フィンレイ。次々に問題が起こるせいで事態はとっ散らかるばかりというか、あっちにもこっちにも転げ落ちる感じなんだけど、とってもきれいにまとまる。どたばたしていてもちゃんとミステリしてるから読み応えばっちりだし、読んでいるあいだじゅうとにかく楽しかった〜!海外作品らしい洒落た言葉選びも最高。フィンレイとヴェロがかわいくて相性良くてにこにこしちゃった。これ、もっともっと話題になってもいいんじゃないかなと思うくらい面白かったんだけど…。それとも、わたしが知らないだけでじゅうぶん話題になっている?二作目も買わなくちゃだよ。 -
Posted by ブクログ
■一気読みサスペンス
面白い。
何よりストーリー自体が面白く、キャラも良く、サクサク読める。
一方で、登場人物同士が思わぬ所で様々に絡んでいるため、1回中断して次読もうとすると、若干「えーとこの人とこの人はどういう関係なんだっけ?」となる。
そういう意味で、「一気読みした方が楽しめるサスペンス」と言えると思う。
一応ミステリ要素もあるがそちらは重要ではなく、ストーリーそのものを楽しむ作品。
■サスペンス作家であることは関係ない
タイトル的に「サスペンス作家であるから人を殺す術を普通の人より知っている。そんなサスペンス作家が犯す殺人とはどれほど完璧なものなんだろう」ということを描いた作品かな?と思ってしまうが、サスペンス作家であることは全く関係ない。
なんなら主人公は「売れない作家で、日々に疲れ切った2児の母で、別れた夫と親権を争っている普通の人」であり、サスペンス作家であることを生かす描写は全くなく、根本的にそういう作品ではない。
巻き込まれ系主人公に起こるドタバタな出来事とストーリーの流れを楽しむ作品。 -
Posted by ブクログ
バツイチの作家フィンレイは遅れている原稿についてエージェントとレストランで打ち合わせをしていた。話の内容と持ち物で殺人請負人と間違えられたフィンレイは殺人依頼を受けてしまい……。ドタバタサスペンス→
読んでいて「いやいやおかしいやろ(笑)」っていうシーンがたくさんなんだけど、フィンレイのキャラがとにかくサイコーで読ませる。面白かった!!
相棒のヴェロもキャラ濃いし、姉のジョージア、元夫のスティーヴンに婚約者のテレサなどなどとにかくキャラ立ちがすごい!楽しい。ストーリー的にも→
若干無理あるくない?と思いながらちゃんとラストまとめるのはすごい。なかなかの力技。でも清々しい感じはキャラが好感持てるからだろうなぁ(笑)
そしてラスト!引きが!引きがすごいんですが!!
コレは次の翻訳が楽しみすぎるー!!(2023年後半にお届け予定by翻訳者さんあとがき)