飯島愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学校へはほとんど行かなかった作者は一言で言えば問題児、「不良」だった。しかしそんな彼女も、もとは内向的な女の子だった。物凄く子供に厳しい父親は姿勢さえも注意し子供の頃は父親の言うことは当たり前に聞いていた。しかし、母親もその厳しい父親の態度には口を出さず、あなたのためと口癖になっていた。しかし、両親の期待にこたえるため苦しい日々を送っていた。とても自分にプレッシャーをかけながら、我慢しながら生活を送っていた。そんな厳しい両親から逃げるため危ない世界に入りこみ、水商売などをして毎晩危ない日々をすごしていた。そしてあることがきっかけでアダルト女優になりお金を稼いで生計を立てていた。のちにアダルト女
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Posted by ブクログ
本屋でメチャクチャ安売りしていたこと、あの事件があったこともあって気になって読んでみました。
自伝的エッセイのはずだけど、あまりに自分とはかけ離れたことが書いてあるため、しばらくは小説だと思って読んでいた。
常に親からの期待にこたえるために、殴られないためにいい子であり続けようと必死でいた頃・・・
耐え切れなくなって家を飛び出してそれからはずっとそのときさえ楽しければいいなと思って生きていた頃・・・
テレビに出るようになって、初めは本当に適当にやればいいと思っていたけど、その世界でしっかりと生きていき認められるようになっていく・・・
こんなすごい生き方をしていたなんて全然想像つかなかったな -
Posted by ブクログ
『プラトニック・セックス』は、飯島愛が飾らない言葉で過去の自分を冷静につづる自伝。家出した彼女は、水商売で得たお金を湯水のように使う。「ただただ憧れていた装飾品もブランドも、見栄を張るための道具、空っぽな自分を着飾るための必需品だった。そのときはそういう哀れな自分に気づいていなかったのか、気づきたくなかったのか」
「彼の望むことにできる限り応えてあげたかった。彼が体を売るのをやめるかわりに、私は、あれほど嫌がっていたオヤジと寝てお金を稼ぐ女になっていった」
こんな人生を変えるきっかけとなったのが、アダルトビデオへの出演だった。留学したいと思い焦がれたニューヨーク。その資金作りのために舞い込