小林延行のレビュー一覧

  • 立ち上がれ中小零細企業

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    非常に共感が持て一気に読んだ。ものづくり日本の大企業、中国の問題点にについてもつぶさに書かれている。頷きながら読む部分が非常に多かった。最後の部分の「社長一人で考えるのはやめよう。現状をはっきり、きっちりと従業員に伝え、この状態でどうしたらよいか一緒に考えよう。」と書かれたあった。そこの文章に触れただけでも読んだ甲斐はかなりあったと言える。

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    2011年01月08日
  • 立ち上がれ中小零細企業

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    久々の大当たり本。

    中小零細企業の心構えから始まり、創業から現在までの経緯が書かれている。
    何と言っても大きく評価するのは現実がありのままに書かれている事。
    全く着飾っていない。山かなりあり、谷ちょっとだけあり。

    小さい企業では社員同士のタテの距離が非常に近い。その為現場の現状を熟知している立場からの意見提示であり、天と地の差がある大企業の社長が書く本より遥かに実用性がある。

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    2009年10月04日
  • 立ち上がれ中小零細企業

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    中小企業の泥臭さ、
    大企業のズルさ、そうしたものがわかる。

    これからの時代、日本のものづくりが見直される。
    この不況をなりふりかまわず生き残りさえすれば、
    中小企業は技術力で新しい時代を生きられる、
    といったトーンの本。

    著者の考えには賛否あったけど、
    こうした会社が元気になることは大事だな、と思った。

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    2009年10月04日
  • シン・メイド・イン・ジャパン

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    前半部分での、「モノづくり」に対する考え方については、納得したり同意する部分が多かった。また中小企業だからこそできる考えかたや、市場のニッチなニーズを拾い上げている戦略にもなるほどなと膝を打った(わかっているつもりでも、実際に実行している人の言葉はやはり重い)。一方で後半部分で推奨しているスマートファクトリー化や職人の技術の自動化は、汎用化/一般化につながり、中小企業のノウハウの流出につながってしまうのではないかとの懸念を覚えた。どのように技術を「手の内化」し、門外不出とするかが中小企業の生き残りの肝要な点だと思うのだが?
    また、前半部分に比して中盤から一般的な技術や自動車業界の状況、企業の成

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    2022年12月05日