八方鈴斗のレビュー一覧

  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    面白い。モキュメンタリーとしての完成度が高い。かつ、後半の怪異のシミュレーション仮説的解釈も非常にユニークであり、その怪異に対して自由意志と想像力で抗うという展開もアツい。SNSやAIアルゴリズムや承認欲求の操り人形になっている人が多い現在にしみる面白い作品。

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    2025年04月20日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    最近流行りのモキュメンタリーホラー小説と思って読み始めたら甘かった。
    心の中というか作者の頭の中をがんがん覗くイメージの作品でした。
    神視点としての顔の怪異が読者?として存在する世界を作者が構築していく物語として読んだけど、それが正しいのかどうか分からない。
    一冊だけ小説を出した売れない作家の八方鈴斗が起死回生に選んだプロットが、出版社で禁忌とされている内容で担当編集者から扱えないと断られるがせっかく集めた資料を棄てることは出来ず、友人で売れっ子作家のKに相談して見せることから物語の形の怪異が動き始める。
    物語に執着した作家と怪異、そして世界はすべて決められているというキリスト教の予定説ような

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    2025年02月17日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    ただ知っただけで、顔の怪異に取り憑かれ、人によってばらばらな強制行動をさせられる。
    ストーリー設定は面白く、顔の怪異に取り憑かれた人達がどんどん追い詰められて死んでいく様は恐かったです。
    ただ、顔の怪異を物語の中に閉じ込め、物語の中の自分に押し付け、その中の自分も同じことを繰り返すというオチは、自分はちょっとインパクトが足らず微妙でした。
    ですが、全体的に没入感でき楽しめましたので、星4です!

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    2025年10月17日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    モキュメンタリーホラーの中では1番好きな作品かも。ただ怖いだけじゃなく、ちゃんと物語として怖さもあり話も進んでいく。面白かった!

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    2025年08月21日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    物語中盤過ぎくらいまでは、事件やネットへの書き込み、メールなどのアーカイブがメインで、物語の進行がやや冗漫に感じはしたものの、物語が佳境に入り終わりまでは一気に進み出し読む手が止まらなかった。
    それにしても考えたことなかったなあ、創作している物語の主人公が「実は自分の本意ではないことを創作者によって強制的にさせられている」だなんて。純粋に発想がすごいなと感じた。
    私は高校生の時文芸部に所属していたが、大体登場人物は死ぬかおかしくなるかしていたので、もしかして彼ら彼女らも自分の本意ではないことを強要していたのかも、とか考えさせられた。
    ラストはよくある読んだ人にも呪いを感染させる系のやつだが、な

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    2025年07月20日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    顔に関する怪異という
    ちょっと変わったテーマで
    怪異がどのように迫ってくるのか
    関わった人たちがどうなっていくのか
    その辺は結構ありがちなパターンかもしれない
    でもとてもよく表現されていて退屈しなかった
    ただこれ恐怖感というものがまったくわかない
    珍しいタイプのホラー小説でしたね
    私の好みからはちょっと外れてるので星4で

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    2025年06月22日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    流行りのモキュメンタリーものホラー、と思わせて後半から物語が怪しい方向に進みだし、着地点がまさかの〇〇(ネタバレ避け)というとんでもない作品でした。

    確かに中盤までは近年よくある感じのホラー作品の手触りなのに、作者が語る事を利用して読み手の認識を揺らがせたり、某超有名作のような構造、○極○彦作品のような文章がところどころあったりして、著者のホラー愛が感じられてとても良かったです。
    また作者の友人で成功した作家であるKに対する憧れと嫉妬と対抗心が入り混じった感情を、ねっとりと表現されているあたりも生々しくて好きでした。

    ただここまでの作品作ると次作はどうなるのかなといらない心配を持ったりして

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    2025年03月16日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    約320頁程度。

    ホラー小説を執筆しようとする作者がその取材過程で知ることとなった怪異について記した一冊。入れ子を創造することができない僕にはこれが精一杯の対策。どうか何もなければいいが…。
    それはそうと面白かった。

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    2025年02月01日
  • 仇花とグランドフェイク 超常事件報告書

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     続編希望と、最初に書いておく。この手のラノベは続編が出ないまま、刊行が打ち切られることがままある。読者の期待と伏線の回収を置き去りにしたままで。

     かつて「グランドフェイク」と呼ばれた天才奇術師と就活中のサイコメトラーの女性がバディを組み、超常事件の解決にあたる。二人ともイケメンと美女なのだが、二人の過去が次第に明らかになると…

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    2023年08月19日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    次回作のネタに悩む作家。ネットを探すうちに複数の事件に共通する怪異に気付くが、編集者からは禁忌題目だと告げられる。
    第9回カクヨムWeb小説コンテストホラー部門大賞受賞。

    最近流行りのモキュメンタリ―形式で進み、後半の抵抗の仕方は作家ならではって感じかな。
    強制される行動が何の意味があるの?ってものが多いしよくわからない。(このジャンルでそういうの考えちゃいけないのかもしれないが)
    終盤、主人公の脳内描写が冗長でちょっと飽きました。

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    2025年07月10日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    ネタバレ

    古の言い方をすれば、またチェーンメールオチかな、と思っていたら、終盤は異能力バトルさながらのテンションになって、意表を突かれた。

    「顔」の怪異を封じ込める方法も、主人公がライターではなく作家であるからこそのもので、ただモキュメンタリーのよくある設定に落とし込むのではなく、明確な理由付けになっていて良かった。

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    2025年06月24日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    うーん、よく出来てるんだけど、直接的な怖さというのがイマイチ少ないかなぁ。

    うーん、感想もなんか書きづらい。。。

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    2025年04月28日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    ネタバレ

    背骨がリングに似ている
    拡散とか
    下位世界とか

    細かい情報があとできれいに繋がっていくところはお見事

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    2025年03月30日
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案

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    最近流行りのモキュメンタリー。集められてくる情報の時系列と登場人物の一致に苦労したが、うまく1つの物語として最後まで読めた。過去の情報と現在の事件が繋がっている事に気がついた時は楽しかったが、落ちがわかりづらく残念だった。3.4

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    2025年01月09日
  • 仇花とグランドフェイク 超常事件報告書

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    サイコメトラー(本人は認めない)と奇術という、バディで事件を解決していきます。

    みんな過去に背負ったものが結構重たくて少ししんどいです。

    黒幕との決着はついていないし、能力はあっても全体的に俯瞰して相手の上をいく頭脳があるわけではないので、しばらく翻弄されるのかなぁという感じです。

    しかし、黒幕は本当にえげつなかった。というか、次元が違いすぎ。

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    2023年01月24日
  • 仇花とグランドフェイク 超常事件報告書

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    ネタバレ

    理人さんが晶ちゃんのことを「お嬢ちゃん」と呼んでいたのに、ここぞの大切なタイミングで「晶」呼びになったところが、たまらなくキュンと来てしまった。
    本筋とは関係ないかもですが。

    過去の一件で孤独な生活を余儀なくされた晶(自分は終盤まで認めなかったがサイコメトリー能力者)と、かつてはグランドフェイクと呼ばれた奇術師、今はオカルト系の事件を追う理人の凸凹コンビによる超常現象ミステリ。

    最初は階段を上る幽霊とポルターガイスト。
    一度あっけなく解決したと思ったら、その更なる真相があったのには驚いた。

    続いては、ドッベルゲンガー。
    ああいう真相に落ち着いたのは、どこかで見かけたこの手の超常現象を発現

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    2022年10月01日