感情タグBEST3
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誰かの想いがオカルト騒ぎを引き起こす中、その対応をする組織の男女バディ。凄い才能を持つのに心の傷から充分に扱えない主人公たちが、ぶつかりながら協力して事件を解決していくのが熱くて感動した。
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続編希望と、最初に書いておく。この手のラノベは続編が出ないまま、刊行が打ち切られることがままある。読者の期待と伏線の回収を置き去りにしたままで。
かつて「グランドフェイク」と呼ばれた天才奇術師と就活中のサイコメトラーの女性がバディを組み、超常事件の解決にあたる。二人ともイケメンと美女なのだが、二人の過去が次第に明らかになると…
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サイコメトラー(本人は認めない)と奇術という、バディで事件を解決していきます。
みんな過去に背負ったものが結構重たくて少ししんどいです。
黒幕との決着はついていないし、能力はあっても全体的に俯瞰して相手の上をいく頭脳があるわけではないので、しばらく翻弄されるのかなぁという感じです。
しかし、黒幕は本当にえげつなかった。というか、次元が違いすぎ。
Posted by ブクログ
理人さんが晶ちゃんのことを「お嬢ちゃん」と呼んでいたのに、ここぞの大切なタイミングで「晶」呼びになったところが、たまらなくキュンと来てしまった。
本筋とは関係ないかもですが。
過去の一件で孤独な生活を余儀なくされた晶(自分は終盤まで認めなかったがサイコメトリー能力者)と、かつてはグランドフェイクと呼ばれた奇術師、今はオカルト系の事件を追う理人の凸凹コンビによる超常現象ミステリ。
最初は階段を上る幽霊とポルターガイスト。
一度あっけなく解決したと思ったら、その更なる真相があったのには驚いた。
続いては、ドッベルゲンガー。
ああいう真相に落ち着いたのは、どこかで見かけたこの手の超常現象を発現しやすいのは思春期に多いというネタも取り込まれているのかなと個人的には思ったり。
大人たちが振り回された印象のお話。
最後は人体消失ネタ。
これは晶の過去の話も関わり、複雑怪奇なことに。
結局、財団のやってきたことって?
ラスボスが出てきたせいで、その辺が吹き飛んだ感じはした。
晶は二十歳だし、過去が過去なので未完熟な人間であるのは勿論だが、理人も凄腕の奇術師と言われながらも同じく未完熟な人間(要は俺つええぇえ系ではない人間)なので、なかなか真相を見抜けなかったり、何だったら晶のことも見抜けなかったり、完璧超人ではない。
ラスボスに対して激高するし、彼が全て見通すわけでは決してない。
晶のサイコメトリーや気付きで前進することもあり、いいコンビなのかなとは思った。
時々どっちが保護者だと思わなくもなかったが。
ちゃんとサイコメトリーを受け入れた晶と理人のコンビが事件を解決していく様をまた見てみたいと思った。