ロバートコルカーのレビュー一覧

  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    恐るべきことは、本書は創作された部分は一つもないノンフィクション作品である! と言うことだ。
    月並みな感想ではあるが『親子兄弟姉妹とは? 家族とは?生きていくとは?…どういう事なんだろう?』と考えさせられた。
    将来に希望をもたせる、この一族の物語はまだまだ続くのである…と言うような終わり方をするのもまた『正に事実は小説よりも奇なり゙』であった。

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    2024年10月19日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    発売されてすぐに一度読み始めたものの一旦挫折。
    が、やはり続きが気になって再開し、今度は読み終えました。
    とにかく印象的だったのは、下の女の子2人の環境のひどさ。自分だったらと思うとかなり気が重くなりました。
    訳者のあとがきにもありますが、事実は小説よりも奇なり。まさにこの言葉が当てはまる話でした。

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    2024年09月15日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    事実に基づくノンフィクション作品。12人の子供のうち、6人が統合失調症である家族を中心に、その生活の過酷さや統合失調症という症状への世界の理解の進みが書かれています。結論として、何かが解決していることはないようですが、この1つの症状について、とても理解が深まりました。
    印象的だったのは、統合失調症がその特性上、創薬においてとても不利であるということ。患者が自信の権利や意見の主張を正確に行えない以上、患者に対する調査や分析が意味をなさないのだと理解しました。
    長くて大変でしたが読んでよかったです。

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    2024年09月07日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    二次大戦前後から現在に至るまでの家族(子供が12人、うち6人が統合失調症)の物語であり、治療と研究の進歩の話であり、社会や療養施設の話でもある。
    面白かったけど、翻訳がイマイチ。

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    2024年08月25日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    ネタバレ

    統合失調症の兄がいます。娘がいつか遺伝発症しないか頭の片隅に不安を抱えています。著書では男子の発症率が高いことを知りました。環境誘発をしないよう親なりに整えながら、発症しないよう見守ろうと思っています。

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    2024年08月25日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    すごい労作。ドンとミミ夫妻の間に生まれた12人の子供達。15年に渡りほぼ連続して出産していることも衝撃だけど、兄達が弟妹達に性的暴行をしていた事実に言葉を失う。半数が統合失調症を発症し、それが遺伝なのか環境なのかと議論されているけど、どちらにしろ生育環境がいかに成長過程で精神の形成に影響を与えるか。こんなにいたらそりゃあ一人一人に目を配って教育なんて不可能。表紙のインパクトがすごい。

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    2024年07月17日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

    匿名

    購入済み

    想像を絶する環境で、読んでいて辛くなりました。けど家族だから、助け合う姿にも心打たれました。一読の価値あり。

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    2023年08月31日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    12人兄妹のうち6人が統合失調症を発症したギャルヴィン家。要因は遺伝なのか環境なのか。
    家族の人生を紐解いていくノンフィクション。
    こんな家族が実在した事に戦慄を覚えた。

    長男の異変から家族の歯車が狂い始める。
    兄弟喧嘩は血まみれ、窓ガラスは破壊され、家具は持ち出される。言動がおかしくなり、被害妄想により暴力沙汰を起こし、精神病院の入院を繰り返す兄達。一人また一人と異常な行動に走っていく。読んでいても誰が誰だかわからなくなるほど、混乱極まりない。
    発症した息子達は元より発症していない健常な兄妹達にも不安と恐怖が広がる
    家族が一緒に居る事が狂気に繋がっていくようだ。

    ギャルヴィン家の症例は精神医学の研究を進めたようだ。この一家以外にも4つ子の統合失調症例なども報告されており、アメリカはやはり凄い国である。
    兄からの性被害を受けていた末娘のメアリー(リンジー)がカウンセリングを受ける中で家族の問題に向き合おうとし、母をはじめ病気の兄達を介護する道を選ぶ。姉のマーガレットが家族から離れる道を選んだ事と一線を画す。
    リンジーの強さに救いを見出す。

    統合失調症は遺伝が原因している。でも環境も決して無縁では無さそう。悪化させるもさせないも、発症するもしないも、様々な要因が重なり合っている、と感じた。日本でもこの病名を聞く事が増えてきた。苦しんでいる方が居る。家族も居る。トラブルもある。
    研究が進み、薬や治療法が少しでも早く開発される事を祈る。

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    2025年10月10日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こりゃすげえというのが一番な感想
    ジンとミミの反応に対して思うけど、やっぱりプライド高い人って問題に関わろうとしないんだよな、お前らで解決しろ感

    「今日でさえ、ソラジンやその他の抗精神病薬がこのような効果を持つ理由は、誰にもはっきりわからない。医師たちは何十年にもわたって、統合失調症の生物学的特性を明確に理解しないまま、この疾患に薬物治療を行なってきた。」
    マジ?!?!

    なぜ兄たちが自分の妹に性的虐待をするのかそのメカニズムがわからない

    ガールフレンドを銃殺したところでもうええ!!ってなったけどまだ1/3だ…

    老い先短い母親が、自分の納得行ってない人生に全部理由つけて私のせいじゃないって言うのを聞かされるの辛すぎる
    娘2人ともすごい私にはできない

    父親が寡黙すぎて父親側の視点があればかなりこの家族の解釈深まりそうなのに

    一年以上前にインスタでまずこの装丁がドン!って感じでかなりインパクトがあって、どんな壮絶な物語があるんだとワクワクして、実際壮絶な物語だけど統合失調症の治療の研究の進み具合についても細かく書いてあって、
    こんなのが読みたかったのかな…と思っちゃう所が人間として嫌なとこだな
    はーこんな大変な環境でねー!、はーやっぱ遺伝なんだねー!って自分には関係ないスリリングな物語として読みたかったんだろう
    好奇心を煽る装丁に見えるし、インスタで見かけたってのがまたね…
    インスタの画像のインパクトと、その中にいる生身の1人の人間が現実に生きて日常を自分と同じように送ってるという、そんな当たり前のことをいつも思い出しては忘れるけど、現実はそんなにインパクトはないしおしゃれでも楽でもないって事実にまた改めて気づいた感じだ

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    2025年04月05日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

    Posted by ブクログ

    統合失調症について前提知識なしで読んだが、原因や治療法の解明がこんなにも進んでいないのかと驚いた。
    ノンフィクションと思えないほど壮絶な家庭環境だが、血縁関係とは呪いのようなもので、捨てきれないのだよなあと、複雑な感情に振り回される子どもたちに同情を禁じ得なかった。終盤でリンジーが口にした、皆んなそれぞれの人生だから、それぞれの家族との関わり方があり、過去からの立ち直り方がある、といったありがちな言葉から、修羅場を生き抜いた者にしか出せない重さを感じた。

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    2025年01月06日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

    Posted by ブクログ

    専門的過ぎて斜め読みではあるが、統合失調症を家族に持つ身としては、ノンフィクションで12人の子供のうち6人が病気になる事は衝撃。私にも、遺伝的に潜んでいるのかも

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    2024年11月24日