伊藤孝のレビュー一覧

  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    日本列島はすごい-水・森林・黄金を生んだ大地。伊藤 孝先生の著書。日本列島はすごい。現代人にはすごい日本列島を守る義務がある。過去から現在まで続いてきた日本の森林。日本の森林を守ることは現代人の義務。日本の森林の価値がわからない日本の森林への無知無理解があまりにもひどい現代人。日本の森林の価値を広める伊藤 孝先生の良書。

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    2025年04月20日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    日本が豊かでありつつも、厳しい環境を持っている列島であることを再確認できた。外国人が日本を数奇な目で見るのも納得できる。

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    2025年02月06日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    プレートの変動帯に位置する日本列島は、雨水がマグマで温められ誕生した温泉や豊穣で回復の早い土壌、豊富な天然水、砂鉄、砂金、銅、海流と言った多くのメリットを持つ場所である一方、地震、噴火、津波、台風と言った局所的なリスクに多く晒される土地でもある。逆に言えば、この日本列島の「すごさ」が、日本の稀有な歴史を形作ってきたのであり、世界におけるユニークな日本の立ち位置を生み出してきたとも言える。雨で脆弱になった花崗岩から滲み出た砂鉄に目をつけ、たたら製鉄によって精巧な日本刀を生み出してきた日本の先人たちの技術に驚いたり、9万年前に九州一帯を火砕流で飲み込んだ阿蘇カルデラの恐ろしさなど、日本列島の歴史と

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    2024年08月12日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    日本列島は地球全体からみたらとても小さいですが、豪雪地帯があったり、地震がたくさんあったり、雨が豊富で緑が多いなど特色のあるところだとわかります。
    地球の空気中の酸素濃度が低下しているということを知りました。現在は18%です。
    ローソクの炎は酸素濃度が16%になると消えてしまう、というのにはびっくりしました。
    地球の酸素濃度が16%まで低下しないことを祈ります。

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    2024年06月28日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    身近であるはず(あるべき)の日本の地形・自然・資源(石炭や金属など)について、平易な文章でストーリー展開。
    地質学(狭義)だけでなく気象・宇宙にわたる”地学”の大事さが感じられる。

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    2025年11月28日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    地学などの理科的な要素を起点にして、歴史、地理を含む日本というものを読み解く本。
    最近、「歴史って、絶対気候変動や地理的な側面が重要だよね」という認識に至っている文系人間の私にとっては興味深いテーマ。
    ただ、冒頭の話題として取り上げられていた通り、高校で地学とは全く触れてこなかった(さらには理科系科目がすごく苦手な)自分にとっては、平易に書いてくださってはいるものの、それでも理解が追いつかず頭の中を上滑りする部分も多かった。
    水や塩の話、その結果日本がどういう暮らしや歴史を持っているのかなどの話が一番面白かった。

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    2025年01月25日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    2024年4月25日初版で同年6月30日には3版。売れてる理由が読んでて分かった。知的エンターテインメントのようにおもしろい。以下、“おもいしろい”の一部抜粋。

    「地球史の最初の42億年間は、火のない地球であった(p130)」
    「化学肥料に頼らずに、この日本列島で養える人口は3000万人、となる。生態学的な「最大」人口と言えるのかもしれない (p135)」
    「ここは「慈悲深い列島」である一方で「危険な列島」でもある。一言でいえば「すごい列島」(p226)」

    著者の伊藤孝先生は勤務先である山形大学理学部地球科学科卒。学内で講演していただきたいと思った。

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    2024年12月09日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    本書の主テーマではないが、冒頭で高校地学の履修状況が著しく低いことに触れた箇所がある。思えば僕が通っていた高校は、そもそも地学の授業はなかったので、履修のしようがなかった。皮肉にも、当時はどうしても地学を学びたいという気持ちすらなかった。

    高校を卒業して半世紀経つが、今こうして「地学」の本を興味深く読んでいる。本書は、「高校の地学教科書にかならず載っているような地球科学的な情報をベースとする」。本書を読み終えて、感じたのは、高校地学の教科書のレベルってどんだけ高いの?ということだった。

    本当かと、疑心暗鬼な気持ちでさっそく本屋で地学の教科書を購入。内容を確認して驚いた。本当だった。地学の教

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    2024年09月07日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    日本列島の成り立ちと現在の性質について地球科学的な解説してくれる一冊。芭蕉の旅などを取り上げて少し柔らかめにとっつきやすくしてくれようとしているが、高校で地学を履修してなかったものには少し読みにくい部分も。

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    2024年07月19日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    日本列島の特徴を地学のほか化学の知見を駆使して平易に説明。海の水はなぜ塩辛いか、なぜ日本海側が大雪になるのか、火が燃えない時期があったなどいかに微妙なバランスで日本が成り立っているかよく分かりました。地震や火山、台風などの災害対応への気付きも満載でした。

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    2024年06月17日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    ネットで本を買うことが多くなりましたが、偶に時間がある時に本屋さんに行くと今回読んだ本に出会うことがあって嬉しいものです。

    この本は日本列島にはなぜ、各種資源に恵まれているのか、一部資源に恵まれていないのかを地質学的に説明されています。日本には台風・火山噴火・地震等の自然災害が多く、ある意味暮らしにくい、生活するにはリスクが高い場所かもしれませんが、それでも数万年と人間が住み続けてきており、魅力もあるのだと思います。

    この本では日本列島だけではなく、なぜ地球に人類が住めるようになったのか、つまり酸素が増加するようになったのかの解説もされています、氷河期を幾度と経験してきた地球が、その間に酸

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    2024年05月24日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    勉強にはなった。ただ冒頭に言われていたように地図や時間軸と一緒に読めればさらに面白く、理解も深まったと思う。新書では中々図の参照を見るのも面倒で...。

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    2025年02月02日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    実家のリビングにあって気になって読んでみた。初地学。
    もう一度読む、やんわりとしか理解できなかった、、

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    2024年08月15日
  • 日本列島はすごい 水・森林・黄金を生んだ大地

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    <目次>
    序章   日本列島の見方
    第1章  かたち~1万4000の島々の連なり
    第2章  成り立ち
    第3章  火山の列島~お国柄を決めるもう一つの水
    第4章  大陸の東、大洋の西~湿った列島
    第5章  塩の道~列島の調味料
    第6章  森林・石炭・石油~列島の燃料
    第7章  元祖「産業のコメ」~列島の鉄
    第8章  黄金の日々~列島の「錬金術」
    終章   暮らしの場としての日本列島

    <内容>
    地学の本である。表記はおしなべてわかりやすい。特に松尾芭蕉の『奥の細道』をベースに語る前半が、文系と理系をつなぐような記述となっている。日本史を考えるとき、こうした自然環境だからこそ、のことが多い。それを

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    2024年05月03日