デイヴ・グールソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地球の生態系の主は食物連鎖というヒト目線で優位に立つ哺乳類、ことに攻撃性と可塑性で他の哺乳類を圧倒したヒトではなく、ヒトに知られる100万種どころか「推定数百万以上未発見」というほど超多様なニッチで棲み分けている昆虫!と異星からの訪問者は見るかもしれない。ヒトが最長数百年の異常繁殖の時機にたまたま到来したとしても。ヒトは100年ほど前までは地球全体の有機←→無機循環にいくらか関与して肉食獣の間引きなどで貢献していたが。何億年蓄えられた化石燃料(石炭も石油も天然ガスも太古の生物由来)を使いまくり森林を消滅させ砂漠を毎年百千平方キロも拡大させている。さらに存在しなかった有機化学物質を安易に撒布し
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Posted by ブクログ
鳥たちよりももっと静かにひっそりと姿を消していってる昆虫達
そして困ったことに昆虫の世界はあまりに広くて、とてつもなく深いので人間の頭では理解するには複雑すぎる
昆虫の話題になると『その虫がなんの役に立つの?、虫なんか嫌い』と言われることが多いが(身内にも虫嫌い多数…)、本書にもあったように本来そこにいるのに理由や役割など必要ない。そしてたぶん仮に役割があったとしてもこういうことを言う人に理解などできない
北欧やEU諸国など自国の農薬規制には乗り出しているのに、それを生産し続け他国に輸出し続けている超絶ダブルスタンダードや日本をはじめ農薬の検査はしているがその検査の仕方があたまりにも自然の状態 -
Posted by ブクログ
昆虫
頭部、胸部、腹部、足が六本で胸部についている
飛行能力 変態(バッタやゴキブリを除く)
アリの固体数は世界人口の100万倍、重量は同等
食用コオロギ
育てるための飼料や水が牛の10倍以上効率が良い
共通の病気がない メタン出さない 成長が早い 密集状態で養殖可能
役割
昆虫による受粉 植物の87%、人間の作物の3/4
有機物の分解
1970年以降 欧州で50%の昆虫が失われた可能性が高い
1住処の消失
集約的農場 花や雑草が少ない 殺虫剤散布 保護区の外に出ると生息できない
2汚染された土地
DDT 人工化合物 昆虫の神経を攻撃 ミツバチの減少
殺虫剤