チェ・ジウンのレビュー一覧
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私は第一子を出産したばかりだが、同じ女性として、本書の内容に共感することばかりだった。子どもを産んでも、産まない選択をしても、女性に悩みは尽きないなぁと思った。
Posted by ブクログ -
子どもを産み育てる理由は聞かれないのに、子どもを産まないという意見には理由が問われることに違和感を持っているので、自分と同じ人はいなのかなと思って読んでみた。本当は、子どもを産み育てる理由について知りたかったけど、そういう本が見つからなかったので。Posted by ブクログ
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たくさんのことを考えた読書だった。産みたくないわけではないが、何も考えずに産めるほど簡単な選択ではない。産むならちゃんと育てたい。子供は社会からの預かり物で20年経ったら社会に帰すと言うけれど、子のスキャンダルは親の責任問題として捉え続けられる社会のどこが預かり物なのか。韓国の社会では日本よりも深刻...続きを読むPosted by ブクログ
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本が付箋だらけになった
冒頭から救われる思いで読んだ。
私は著者やインタビュー対象者たちのようにしっかりとした考えを持って自分の人生を生きてはいないが、わたしたちが悩み、話題にしてきたすべてのことについて触れられていて驚いたし、多くの話に共感できた。
なんとなく違和感を抱いたりモヤモヤしたりしてい...続きを読むPosted by ブクログ -
"会社で男性社員たちが「結婚したから子どもは何人ぐらいの予定なんだ」と、まるで自分に権利があるかのように軽口をたたいているのを目にするたびにちゃんちゃらおかしいと思ってました。女性は自分が妊娠と出産を体で体験しなければならないのだから、そう言えますけど、男性の意思決定はゼロだと思いますよ。"(p.1...続きを読むPosted by ブクログ
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勝手な思い込みだけど、
受験・結婚・出産などなど、日本におけるストレスは韓国で更に苛烈だと思ってる。
そんな中で子供を産まない、という生き方は、
相当にストレスフルなんじゃないかと思う。
何故産まないの?とは聞かれるけれど、
何故産むの?はあまり聞かれない。
何故?と聞かれると、聞いた方に悪意はな...続きを読むPosted by ブクログ -
「選択的子なし」
それを韓国社会で生きていくうえでの難しさは日本以上だと感じた。
できないのではなく「つくらない」
その選択をする事の勇気。
せざるを得ない現実。
案ずるより産むが易しという言葉がああるけれどそんな生やさしいものでもなく簡単なものでもない。
ものすごく色々考えさせられる1冊だった。Posted by ブクログ -
私も「ママにはならないことにしました」
さすがに現代で面と向かってネガティブなことを言ってくる人は周りにいないけど、勝手にバリアを張って気にしてしまう自分もいる。
日本でこういう本を見つけられなくて、隣国で一定数同じ考えの人がいることに勇気づけられた。Posted by ブクログ -
他人の人生を侵害してないのにもかかわらず
少数派の生き方を選んだ人たちは、簡単にヘイトの標的になり、
という一文を読み、まさに!と改めて思わされた
Posted by ブクログ -
最近この手の本を読んでいます。思うにこれだけこの手の本を手に取る機会が増えたということは本書のような考え方や生き方を表明する社会になってきたとは言えると思います。
…まぁ現実はまだまだ言いにくいし理解してもらえないですけどね。それでも3、40年前のことを思うとかなり変わってきたとは感じます。
韓国...続きを読むPosted by ブクログ -
これは子を持たないことを選択した女性が、世間から後ろ指を差されながらも幸せに暮らしていくといった安直な内容の本ではない。
韓国という超少子化の国で、人間としてどう生きていくかを考えさせられる内容だった。これはもちろん日本にも当てはまる。
私は今のところ子どもは欲しくないと思う。その理由の第一は産む...続きを読むPosted by ブクログ