日比野光敏のレビュー一覧

  • だれも語らなかったすしの世界

    Posted by ブクログ

    寿司の歴史の再考といったところの本です。
    過去の文献を再定義したり、非常に狭い地域だけに
    残されている、絶滅危惧種のようななれ鮨の紹介
    など、確かに誰も過去には語っていなかったの
    だろうと、変なところで納得してしまう、寿司マニア
    のための一冊です。

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    2019年09月02日
  • 日本すし紀行 -巻きずしと稲荷と助六と-

    Posted by ブクログ

    「すし」と言っても日本人にいちばん身近な存在である、
    巻き寿司といなり寿司に焦点を当てています。

    稲荷すしは関東と関西では揚げの形や、
    中身に違いがあるのはよく知られていますが、
    いずれにしろ日本のほとんどの土地で食されています。
    それらはローカル的には大きな違いがないです。

    一体いつ頃広まったのか。なぜ今の形になったのか。
    様々な疑問に対して著者が仮設を展開していきます。

    それは正解ではないかもしれないですが、
    一応の説得力を持っています。

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    2019年05月23日