幼少期に拉致され、テロ組織の戦闘工作員として育てられた島崎。組織から脱出し故国である日本に潜伏中の日々。
しかし、組織からの追手には狙われているし、警察の監視の目もあるという生活。一見、平穏な生活を過ごしているように見えて、薄皮一枚で暴力や戦闘と隣り合わせの島崎。
1巻から、不穏な行く末が暗示され
...続きを読むているようで読むのがしんどくあるのだが、その破綻する瞬間が楽しみでもあるという悪趣味な面もある。島崎の過去を知らずに、ちょっと社会生活が苦手な人間という感じで付き合いをしている人々が、彼との関係があるゆえにどんな事件に巻き込まれてしまうのか。そこがエンタメとして見どころなのかな、という怖いもの見たさがある。漫画の原稿を取り戻した時の、必殺仕事人みたいな立ち回りだけ見せてくれるのでもいいのだけども、そ唸るのであれば、テロ組織が壊滅しないと、いや国家情勢が激変しないと無理なのかな。
差し向けられた暗殺者とのバトルシーン。「ファブル」の楽しさに近いかな。映画しか見たことないんですけど。読みたいなぁ、と思ってはいるのですが持っていない。自分が持っているだろうということを前提に借りようとしてくる人がいまして。そいつの持ってないんだ、の時のリアクションがムカつくので、買ってない。「持ってないんだ〜」「読みたいなあ〜」みたいな。
読みたいなら、自分で買いなさいよ。なんで、あなたに貸すこと前提で、こちらが買わなければならないんよ。もともと持っているのであれば、貸すことは全然構わないのだけど、それが当たり前だと思うなよ。
ということで、買うにしても10年後とか、そいつが忘れた頃に買おうと思います。いつ読んでも面白いものは面白いので。「呪術廻戦」や「ワールドトリガー」もそう。
器が小さいなあ、と思わないでもないですが、そうしてもらうのが当然、という感覚でいられるからいや。そういうこと言うくせに、買い漁ると「そんなに買ってどうすんの?」というから、またいや。
あんたの価値観で、こっちの趣味をはかるなよ、という感覚です。小さいか小さいなぁ。
後半、ただの愚痴になりました。メンタル疲れてるのかな。