國方栄二のレビュー一覧

  • エピクテトス 人生談義 上

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    ネタバレ

    解放奴隷の哲学者エピクテトスの話を弟子がまとめた「語録」の前半が収録されている。けっこう回りくどい感じの文章で、しかもジョーク交じりなんだけどその冗談が分かりにくいので何を言っているのかよくわからなくなって辛い。でも大体は「唯一自分の自由になるものである意思をコントロールし、自分の力の及ばない不運や病気、死などにわずらわされるな」「自然(運命)に従って生きよ」ということを手を変え品を変え繰り返している感じで、ストア派思想の処世的な部分がクローズアップされている印象を受ける。これがストア派後期思想なのだろう。
    「自分の意志に反しているとき、そこが牢獄である(だからソクラテスは牢獄にはいなかった)

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    2025年03月14日
  • ギリシア・ローマ ストア派の哲人たち セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス

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    タイトル通り、ストア派の哲学者たちの人生、エピソード、格言などに的を絞った本。特にローマ帝国の後期ストア派の面々のドラマティックな人生は読んでいて面白い。思想についてはかなり簡単に触れるだけになっているけど、結構わかりやすいかも。巻末の参考図書リストを目当てに読んだんだけど、思ったより良かった。
    ただ、最後の人生の処世術的な部分の解説は繰り返しも多くてちょっと冗長に感じたかな。一般層向けの本だからこういう部分が必要なのかもしれないけど…。もうちょっとこの著者の思想部分の解説を読んでみたかった。

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    2024年08月29日
  • 哲人たちの人生談義 ストア哲学をよむ

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    自分ができることに専念するよう仕向けてくれたストア哲学。その系譜や哲学を紐解く内容で、啓発本の類いでは触れられないことが知れて、見方が少し変わった。断片的に語録を味わいながら読むのとは違い、どうしてそういう考え方が出てきたか、幸福を考えることから紐解いてくれている。

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    2022年09月18日