太宰北斗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『行動経済学ってそういうことだったのか!』
【購読動機】
消費者そして企業内個人も購買活動において、行動経済学が部分的に影響していると考えています。したがって、行動経済学を学ぶことは、消費者および企業内個人の購買プロセスを具体的に理解することに役立つと考えています。
そして、その結果、消費者ならびに企業内個人の購買を引き起こす原因を理論的に作り出すこともできると考えています。そのための学びです。
【本書の内容】
1. 満足感は変化率が因子となる。
2. 損または得。損を避ける傾向が強い。
3. 選択する人の意思を尊重するが満足感の因子となる。
4. 狭い枠組みでの損得勘定に左右されやすい。
5. 将来価値よりも現在価値に影響されやすい。時間割引率。
【ビジネスに置き換えると・・・】
1.事例の定量効果。
量の変化を率・%で表示することは受け手の理解、満足感につながりうること。
2. メリットではなく、デメリットの提示。
デメリットが具体的かつ発生確率が高い場合は、そのデメリット回避を目的に購買する可能性が高まる。
3.提供製品・価値パターンそして料金パターン。
単一パターンではなく、甲乙丙の複数パターンの提示すること。受け手側が選択意思を示す環境を作ること。これが購買満足を高める原因となること。
4..長い時間軸(2年、3年後)のメリット、デメリット
併せて提示すること。広義の購買意識を持たせることは、購買自体の目的意義が高まることにつながるため。
5. 将来価値。
長い時間軸でのメリットが現段階でのメリットを上回ることを明示すること。たとえば、取引先のスイッチングの提案は、現状維持のメリット・デメリットと、変更後のメリット・デメリットを比較して提示するということ。
【さいごに】
行動経済学をビジネスに置き換えて読む・理解することは非常に実益にかなっていると判断しています。なぜならば、その理論を実験して形式知に変化させていくことができるからです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何が好感って、最初はただ話を聞いてるだけだった萌が、次第に行動経済学を理解して、ジョージさんに相談するときにちゃんと自分の考えとかアイデアを提案するようになったところ
自分も勢いに任せてお金使ったり、サンクコストバイアスにかかったり、、、
漠然とした考えを具体化できる考え方を教えてくれるジョージさんの話は学ぶことばっかり。
こうすれば、って教えちゃうんじゃなくて、自分で思いつけるように話してくれるのも良い。
何かをしようとするとき、考えるときに意識無意識に関わらず人の非合理につけこみずきないようにすることが大事
っていうのが響く
いかようにも悪用もできてしまうけど、そうならないように学び、考える行動することが大切。
わー、たくさん学んだ。ちゃんとしよ。 -
Posted by ブクログ
経済学の前提である「人は合理的な行動を取る」という前提を疑って、なぜ人は非合理的な行動を取ってしまうのか、ということに着目した内容。
特にマイナスの出来事を極端に嫌う「損失回避」という心理。
わかるなあ、と。
損失を嫌うあまりに損得計算ができていないというのは、指摘されて初めて気付いた。
確かに損失は嫌だ。
だけど、そこまで嫌うものでもないのではないか、とも思えた。
リスクを嫌うあまりにリターンもないというやつだ。
失うことを怖れすぎて、得られたものが何もない、またはほとんどない、ということになっていないだろうか。
それと大体こんなもんだろう、と判断する「ヒューリスティクス」という概念。
どうしてもそうせざるを得ない面はあるにしろ、判断する時、判断材料をしっかりと分析せずに印象で決めてしまう面はある。
自分の仕事はバイアスとの戦いだと言われる。
こう書いていながらもバイアスから抜け出せていないことは多い。
それを避けようとするあまり、また別の誤りをしてしまう。
正しい判断をするには、バイアスだけとの戦いではなく、それ以外のものとも戦わなくてはいけない。
行動経済学という分野。
面白く誰にでも取っ付きやすい考え方。
それを仕事にも取り入れようという考えに少し前まで接していたので、また考えてみよう。