あらすじ
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☆推し活にはげむ中学生の物語をとおして、行動経済学をやさしく学べる!
☆学生から大人まで楽しく読める!暮らしやビジネスに役立つ教養が身につく!
「そもそも行動経済学って何?」「何に役立つの?」といった素朴な疑問から、
「“限定”に群がる心理」「松竹梅の竹を選ぶ心理」など消費行動の裏にある認知のクセ、
セイリアンスやナッジなど行動経済学を学ぶ上で押さえておきたいキーワードまで、
物語の中でやさしく解説しています。
物語の主人公は、K-POPアイドルが好きな中学1年生の萌。
ちょっぴりドジだけど行動力のある萌が、推しのライブに行くためにお小遣いを貯めるべく、
行動経済学の知識を駆使して奮闘する物語です。
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人生には様々な選択が付きものです。
進学に就職、恋愛に子育て。コンビニで何気なく飲み物を選ぶときも、ファミレスでランチセットを注文するときも。あらゆることを選ばなくてはなりません。
勝手に期待したり思い込んだりして、“こんなつもりじゃなかった”“あっちにしておけばよかった”というのは避けたいものですよね。
本書で紹介する「行動経済学」は、こうした選択の場面での“うっかりミス”がどのように私たちの暮らしや社会に影響を与えているかを考える、経済学でいま注目の一大ジャンルです。
あなたの将来や世の中の未来を少しでも望ましい方向に進めるために、あるいはちょっぴりお金儲けをするために、ぜひ行動経済学のアイデアの数々を使ってみてください。
(本書の「はじめに」より)
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【目次】
プロローグ マジシャン・ジョージとの出会い
1章マジシャンのもう一つの顔
2章お小遣いのピンチ!宝くじで一攫千金を狙う!?
3章お小遣いアップ作戦開始!
4章人気店にはどんな秘密がある?
5章セイリアンスな“仕掛け”で集客アップ
6章行動経済学ってお金の話だけじゃない?
【監修者紹介】
太宰 北斗(ダザイ ホクト)
名古屋商科大学教授。2005年慶應義塾大学文学部卒業。消費財メーカー勤務を経て、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。一橋大学大学院商学研究科特任講師を経て、2023年より現職。専門は行動ファイナンス、コーポレートガバナンス。著書に『行動経済学ってそういうことだったのか! 世界一やさしい「使える経済学」5つの授業』(ワニブックス)がある。
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Posted by ブクログ
行動経済学についての本。
小説のストーリーに合わせて行動経済学の理論やキーワードが解説されていくため、身近な具体例もたくさん出てきて分かりやすい。
行動経済学の本として、最初に読むにはおすすめ。
巻末の【キーワードのつながり】が分かりやすくて、復習にも定期的に見直すにも便利。
Posted by ブクログ
何が好感って、最初はただ話を聞いてるだけだった萌が、次第に行動経済学を理解して、ジョージさんに相談するときにちゃんと自分の考えとかアイデアを提案するようになったところ
自分も勢いに任せてお金使ったり、サンクコストバイアスにかかったり、、、
漠然とした考えを具体化できる考え方を教えてくれるジョージさんの話は学ぶことばっかり。
こうすれば、って教えちゃうんじゃなくて、自分で思いつけるように話してくれるのも良い。
何かをしようとするとき、考えるときに意識無意識に関わらず人の非合理につけこみずきないようにすることが大事
っていうのが響く
いかようにも悪用もできてしまうけど、そうならないように学び、考える行動することが大切。
わー、たくさん学んだ。ちゃんとしよ。
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てで勉強勉強してなくて、主人公と共に行動経済学について学んでいける、読みやすい1冊。会話調のため、記憶に残りづらいというか整理して理解はしづらいが、各章ごとにまとめがついておりそれが整理の手助けになる。
意思決定や行動選択にはさまざまな認知の偏り(バイアス)が影響しており、自分が偏っていることを理解しておくことが必要とかんじた。
損失回避(人は得よりも損による悲しみを大きく感じる)など今まで何度か触れてきた理論だけど、改めて確かになあと感じた。
Posted by ブクログ
読みやすい行動経済学の本。他の書籍にステップアップするキッカケの本かなと思う。
身近にあるれている〇〇効果などが紹介されていて為になった。
メガネをクイッが気になりました。
Posted by ブクログ
アイドルの推し活に熱心で常にお小遣いカツカツの萌と計画的で冷静な従姉妹のあおいを中心にした物語の中で、行動経済学について学べる本
具体例も多く、行動経済学がいかに日常に根付いたものなのかよくわかります
中学生はもちろん、行動経済学って気になるけどいきなりに本格的な本は…と迷ってる大人にも読んでほしいです
様々なバイアスは一長一短で変えられないですが、「知識」があるということは、それだけ選択肢や視点が増えるということだと思います
読み終えると日常生活や自分の行動に対する解像度が少しだけ上がる、そんな本です
Posted by ブクログ
行動経済学について小説形式で分かりやすく説明してくれている。
登場人物の設定を盛り込みすぎて 本題の「行動経済学とは何か」に入るまでが少々長い気もしたが、興味を持つための取っ掛かりとしてはちょうどいい。
数量限定や期間限定に引かれてしまう希少性バイアス、
将来的な利益よりも目先の小さな利益を優先してしまう現在バイアス、
複数の選択肢がある中で真ん中を選ぼうとする極端回避など、経済活動をする上で知っておくと便利な言葉がたくさんあった。
買うか買わないか決断がつかない時や衝動買いをしてしまった時、自戒の意味も込めて読み返したい。
Posted by ブクログ
13歳からのと言うだけあって読みやすい小説式教養本。行動経済学の基本が学べる。ストーリーのテンポもいいし、例えが上手いのでわかりやすい。合間に説明もされているのでしっかり身につく。表紙とは裏腹に教養本として読むべき本だと思う。
Posted by ブクログ
萌とあおいは商店街で覆面マジシャンのジョージと出逢います。
でも、実はジョージは、行動経済学者だったのです。
萌とあおいはジョージから、身近な「お小遣い」の例を題材に行動経済学の基本的な考え方と活用の手法を学びます。
13歳の中学生から大人まで、手軽に読むことができる本でした。
Posted by ブクログ
行動経済学という学問がどんなことを研究するものなのか全体像がさらっと掴める本。
ビジネスに役立ちそうな理論が色々出てくるので、自分の仕事に役立てられないか考えながら進むのも良し。
Posted by ブクログ
心理学でよくある◎◎効果について書かれていた
中学生の身近に溢れている日常においての心理現象なので、イメージはしやすいはず
ただ◎◎効果と学んだからといって何やねんと感じてしまう私は、きっと心理学専攻に向いていない
Posted by ブクログ
最初は小説部分を読み飛ばして行動経済学の気になる単語をメインに読み進めた。すごく分かりやすい。各章の最後にイラスト付きでキーワードがまとめられているのも見やすくていい。2周目は小説部分をじっくり読もうと思う。