柏屋コッコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これを買って、一番の収穫だったことは、「赤毛のアン」シリーズの四巻「アンの幸福」の中にあるとあるエピソード―――中学校の校長となったアンが下宿するお宅に、その地区の有力者であるプリングルズ一族の長老と目される老婦人がやってくる場面。
召使のレベッカ・デューが、「どうしましょう、客間の扉は半分しか開かないんですよ! もう何年も開けたことがないんですから! だけどプリングルズ一族がそんな扉を通るとお思いですか!」
と、パニックになるというくだりがあるのだけど、その意味がようやくきちんと理解できた、ということだった。うん、確かにこれはパニックになるや(笑)
タイトルと……なんだ、よく言えばレ -
Posted by ブクログ
すきなひとを生きる目的と、革命の源泉だと言い切る主人公。それは、妾という一般の道からは外れた形だったがその潔さと無垢な姿勢は美しさすら感じた。
主人公の弟の遺書にある生きる目的が母親しかないという部分は共感した。
自分もお酒をよく飲む。騒ぐ。女とも遊ぶ。でもそれが心の底で求め、楽しいと感じることができる時間ではないと意識の裏で思う。
主人公の弟は母親にものすごく愛されていたのだと思う。母親の大きな愛は異質ともいえる力、長く覆いかぶさるような影響力を持つ。
愛されすぎてしまった人間は他の幸福が入り込む余地がなくなり、転じて空っぽになってしまう気がする。 -
匿名
購入済みマチコさん子供いたの?
ドラマを視聴して興味を持ちました。マチコさんに子供が二人もいることに驚きました。
子供がいるのといないのでは、主人公の気持ちに大きな差があると思います。
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