J.ウィルソンのレビュー一覧
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最終章。ついにダルアーからダマスカスまで一気に進み、トルコ軍を完全に放逐する。
しかし勝利はロレンス自身の解放には繋がらず、最終盤のアレンビーとファイサルの会談にて、これまでロレンスが抱えてきた英国人とアラブの自意識の葛藤が鮮明に表出する。ここは国際政治に翻弄された、やや残酷な結末とも言える。
ウィルソンの解説も非常に示唆的で、作中の華麗な振る舞いとは裏腹にロレンスの戦後の混濁した精神性が伺えた。また訳者あとがきにある通り描写は事実というよりも創作の色が強いのだろう。
しかし創作であることは本書の価値を些かも棄損しない。豊富な内省箇所は紛れもなくロレンス自身の偽りない心情であると思うし、その振れ幅や葛藤と戦況の並走が一番の魅力である。 -
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[ 内容 ]
栄光の反乱劇から苦渋の国際政治へ。
アラブ軍と英国軍はダマスカスを占領。
しかし、ロレンスは複雑な思いを胸にその場を去る。
全5巻完結。
[ 目次 ]
第10部 御堂の完成(無人のアズラクを楽しむ;緩慢に集結を終える;第一の線路;第二の線路;第三の線路;阻止される;ナスィーブ橋梁;敵機を破壊する;アレンビー訪問;砂漠へ戻る ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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[ 内容 ]
政治と信義の狭間で深まる懊悩。
英国軍とダマスカス攻略の先鋒を競うアラブ軍で、英国外交とアラブ独立の矛盾に苦悩するロレンス。
果敢な行動、内省の記録。
[ 目次 ]
第7部 死海作戦(地域攻勢;装甲車稼動;わが親衛隊 ほか)
第8部 挫折した高望み(大計画;アンマーンは失敗;撤退 ほか)
第9部 最後の努力を考える(アレンビー立ち直る;アカバでの激論;バクストン行動開始 ほか)
[ POP ]
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[ 内容 ]
アカバ攻略を目指しアラブ反乱軍を率いる立場にありながら、アラブを欺いて戦う不安に怯えるロレンス。
[ 目次 ]
第3部 鉄道を牽制する(褒賞と口論;改革;相次ぐ転向;鉄道襲撃の計画 ほか)
第4部 アカバまで(アカバの地勢;ワジュフからアル‐クッルまで;アブー・ラーカにて;ハッラ・アル‐ウワイリド ほか)
[ POP ]
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[ 内容 ]
「沙漠の反乱」の勝利と悲劇。
1922年の原典「オクスフォード・テキスト」を世界で初めて翻訳。
[ 目次 ]
執筆の方法と理由
反乱の気分
アラビア
遊牧の相
一神教
自治独立の動き
シャリーフの序曲
主役を演じた英国人
成功者の足を引っ張る
ストァズとアブドゥッラー〔ほか〕
[ POP ]
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