マーティ・ウィンゲイトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ図書室に死体なんていかにもミステリ。
バースにある初版本協会にキュレーターとして勤めるヘイリーだが、ここのコレクションであるミステリにはまったく不案内なのを隠している。ある朝部屋を貸していた二次創作サークルのメンバーであるトリストが図書室で死んでいるのを発見してしまう。犯人は? ヘイリーの職は? そしてロマンスの行方は? ヒントはクリスティ作品にある?
ミステリは読んだことがないヘイリーが殺人事件に遭遇し、最初はやる気がなかったのに『書斎の死体』を読んだらミス・マープル気取りで捜査をし始めてしまうのが面白い。読んでいると素人探偵したくなるのわかる。二次創作メンバーの癖あるメンバーもみんな怪しく思えてくるし、馬が合わない事務局長ウルガーも、清掃業者のポーリーンや兄も容疑者かと疑ってしまう。それに加えて設立者の甥チャールズ・ヘンリーもめんどくさい。立ち上げようとした文学講座の講師候補として出会ったヴァルとの関係も気になってしまう。
バースは一度行ったことがあるので、その雰囲気も楽しい。作者はイギリスが大好きらしい。ウェイトローズのお惣菜美味しいよね。