羽田康祐k_birdのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見解に対する理由が分かりやすく、事例も多くて理解しやすかった。
印象に残る文章が多く、時間を置いてまた読み直したいと思う本だった。
★印象に残った文章
・「知識の理解」だけでなく、知識と知識の間にある「関係の理解」が重要
→わかっているつもりだったけど、改めて可視化されて重要性を感じた
・数多くの視点を持っている人は、たとえ同じ状況を眺めてたとしても、「気付くこと」や「気づきの量」が格段に違う
→会議などで、自分が全く想像もしなかったコメントをする人は自分にはない視点を沢山持っているのだと認識した。
・アウトプット=自分の中にあるものを外側に出すことではない。アウトプット=誰かの役に -
Posted by ブクログ
10倍というのは読書量ではなく、学びの量。
ネット記事の殆どは、検索結果の上位に表示されたいので5000字以下。断片的な情報しか得られない。その場限りの消費で終わる。
その点、本なら体系的に理解することができる。
知識だけ持ってても意味がない。
「背景」を見抜く力が重要。
「視点読書」と「法則読書」で得たものをメモアプリに転記する。
それを具体的な実務に落とし込む。
仕事に行き詰まったときなどに「視点・法則リスト」を開き参照すると打開策が得られたりする。
ビジネス書の選び方が有用。どんなスキルが得られるかも書かれているが、具体的な書名は挙げられていないので注意。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ困難に直面した際に、より確実性の高い可能性を見い出す力、それが推論力。
推論とは頭の善し悪しで決まるものではなく、方法を知っているか知っていないかでその差が決まる。
目の前に起きた事実から、なぜその事実が起こったのか見えない法則を見つける。
そのためのプロセスとしては
①事実を正しく認識する
②事実に対して問題意識を持つ
③推論する
④仮設を導き出し、検証をする
⑤結論を出す
推論の方法としては大きく3つ
・帰納法
・演繹法
・アブダクション
■帰納法
複数の事実から共通点を見つけ出し、そこから結論を出す。
A=B、B=C、つまりA=C
帰納法は目の前の事実から共通点を抜き出す手法のため -
Posted by ブクログ
1.考えるということをもう一度自分の中で整理してみたくて読みました。
2.推論はコンサルや経営者だけの特殊な才能ではなく、日々のトレーニングによって積み重ねられる技術です。ただ、それを習得するにはコツが必要になり、本書では帰納法、演繹法、アブダクションの3つの思考の整理方法によって推論の技術を高めていくことができると述べています。
3「真に意味のある成長とは、陳腐化する知識を得るのではなく、時代を超えて使える再現性の高い法則をストックしていくこと」という言葉がとても印象深く残っております。つまり、知識を得るのではなく、生き残っていくための法則まで分析し、自身の理論を活かしていくことが意味の