羽田康祐k_birdのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3つの推論法の説明です。
帰納法 インダクション induction
事実①、②、③ ⇒ 共通点を発見 ⇒ 結論 ⇒ その根拠は ⇒ 事実①、②、③ OK
演繹法 デダクション deduction
AならばB,BならばC ⇒ ならば AならばC
仮説検証法 アブダクション abduction
起こった現象をみる⇒法則を当てはめてみる⇒導かれる仮説
言葉がばらばらだったのでそろえてみました。
仮説検証には実際にやってみる、概念実証(POC:Proof Of Concept)というのがあります。
気になったのは、以下です。
■推論力
VUCA:
Volatility 変動性
Uncertainty 不確実性
Complexity 複雑性
Ambiguity 曖昧性
答えが必ずある、絶対的な正解がある ⇒ そんなものはない、絶対的な正解はない ⇒ あるのは可能性だけ
推論力とは 未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力
推論のプロセス
① 事実を認識する
② 問題意識をもつ
③ 推論する
④ 仮説を導き出す
⑤ 仮説を検証する
⑥ 結論を出す
なぜ推論力が必要?
① ビジネス思考力
② 分析力
③ コミュニケーション力
④ 生産性
⑤ 提案力
VRIO 競争力整理フレームワーク
Value 価値
Rarity 希少性
Imitability 模倣困難性
Organization 運用力
■帰納法
帰納法とは 複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法
帰納法の留意点
① 事実に偏りがある
② 共通点の発見に飛躍がある
③ 結論部分に飛躍がある
なので、精密さ より 納得感 を追え
帰納法のステップ
① さまざまな事実に気づく
② 複数の事実の共通点を発見する
③ 結論や、法則を見出す
④ アナロジをつかって「法則」を応用する
帰納法に用いる、問題発見のためのフレームワーク
事業環境面 ①PEST ②5フォース ③3C ④4P
組織面 ①7S ②Will,Can,Must ③カッツモデル
オペレーション、業務プロセス面 ①バリューチェーン ②QCD ③ PDCA
コスト財務面 ①固変分析 ②直間費
■演繹法
演繹法とは 前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法
演繹法のステップ
① 前提となるルールを見極める
② 前提となるルールに目の前の物事を当てはめる
③ 結論を出してチェック
■アブダクション(仮説検証法)
アブダクション(仮説検証法)とは 起こった現象に対して法則を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法
演繹法とどうちがう
演繹法 「正しいとされる前提」 ⇒ 「目の前の物事」 を当てはめてみる
アブダクション 「起こった現象に」 ⇒ 「正しいとされる法則を当てはめて」 ⇒ 「原因となる仮説を導き出す」
つまり、目的や使う局面が違う
アブダクション(仮説検証法)のステップ
①起こった現象に自覚的になる
②起こった現象に対して疑問を抱く
③さまざまな法則を当てはめて仮説を導き出す
④仮説を構造化してさらなる仮説を導き出す
⑤仮説と、起こった現象との間にある、因果関係を検証する
道具立て
① ロジックツリー
② Whatツリー
③ Whyツリー
もくじ
まえがき
第1章 可能性を広げる推論力
第2章 「優れた洞察」を生み出す推論法 帰納法
第3章 「予測と検証」を可能にする推論法 演繹法
第4章 「仮説」を生み出す推論法 アブダクション
第5章 成果を倍増させる「推論力の合わせ技」
あとがき
ISBN:9784866800615
出版社:フォレスト出版
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発売日:2021年05月02日5刷 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・推論とは、正解のない問いに対して、事実・前提となるルール・法則から答えを導き出すための思考法である。
・多くの前提や事実、法則から推論や仮説を導き、結論を出すことで、戦略立案・方針策定・問題解決などに活かしていく。
【帰納法】
・複数の事実から共通点をみつけ結論を導き出す。
・既に起きている事象から結論を導くことで、自身の戦略立案・方針・提案事項に説得力と根拠を持たせることができる。
・事実については、疑いを持って一度立ち止まることも必要。また、共通点や結論が飛躍していないか振り返りを行うことで、より精度の高い推論が可能となる。
【演繹法】
・前提となるルールに事象を当てはめ、結論を導く。
・前提となるルールは客観的に捉えても、一般的、不変的な内容になっているかが重要となる。
・ビジネス環境の変化における戦略立案、提案の是非、「法則」から価値を生み出す場面で有効。
・前提となるルールを設定するためには、ビジネスにおける一般論を情報収集する必要がある。100%正しいルールを知っておく。
・前提となるルールに対して「Why」と問いかけることで、新たなルールを見つける契機になる。
【アブダクション】
・起こった事実に対して法則を当てはめ起こった現象を説明できる仮説を導き出す。
・限られたソースで妥当な結論を導くことに有効。
・結果→原因→仮説
・問題の原因究明、トレンド背景のキャッチとキーワードからほかへの応用、他社の成功事例の応用
・フレームワークを活用することでよりエビデンスを確保できる仮説を生み出すことができる(ロジックツリー、PEST、3C等々…)
・上記3つを組み合わせて推論を行うことで、多角的かつ、複数の根拠(事実、ルール、法則)をもとに仮説を導く出すことができる。また複数の根拠が生まれることで、様々な仮説、企画・戦略立案や提案に結びついていく。
・昨今のビジネスにおいては「正解」はない。上記の思考法を多少大まかな粒度でもいいので、高速で検証し、ロジカルかつ確固たるエビデンスを備えた仮説を導くことが重要。 -
Posted by ブクログ
思考のトレーニングが大事!
●帰納法
複数の事実から共通点を見つけ出し、結論を導き出す方法(限られたサンプルから共通点を見つけ出し、それを全体に当てはめる)
A=C
B=C
→A=B
洞察的帰納法を用いて「法則」を見つけ出すことができれば、それは単なる知識を超えて今後の自分の糧となる。
例)①イベントAで「旅」をモチーフにしたら集客力が高まった。 ②〃「宇宙」③〃「図鑑」
→共通点は、モチーフを加えたこと
→(法則)イベントにモチーフを加えれば、集客力は高まる。
いかにして、見えない共通点を探し出すかがポイントで、そのためには抽象化と多面的視点が必要。
異なる分野から得られた「法則」をビジネスに生かすことができる。
日常を帰納法を使った思考実験の場にしてトレーニングすること!
●演繹法
前提となるルールに物事を当てはめて結論を導く方法。
例)【前提】身長が伸びれば体重は増える→【当てはめる物事】来年は、身長が伸びる→【結論】来年は、体重が増える。
洞察的帰納法によって得られた「法則」を前提となるルールにおくことで、自らの「提案」に至る結論を導くことができる
前提となるルールを正しく見極めることが大事
ルールの例)目的・目標・方針
会議のファシリテーションへの演繹法の生かし方として、「前提のすり合わせ」がある。(意見のすり合わせよりも先に)。なぜなら、前提が正しくない(=揃っていない)と、演繹法から分かるように正しい結論が導かれない(=意見が嚙み合わなくなる)から。
【前提】判断基準がない限り、ものごとは決められない
【当てはめ】この会議には、判断基準がない
【結論】この会議ではものごとは決まらない
ラテラルシンキング=水平思考
により前提を「捉えなおす」ことで応用できる。
例)エレベーターの待ち時間が長いことによるクレーム→待ち時間を減らすべきという前提を「捉えなおし」、待ち時間を有意義にすべきという前提をおく。
●アブダクション
「起こった現象」に対して「法則」をあてはめ、仮説を導き出す思考法
【起こった現象】
売上が落ちた
【法則】
買う人が減れば売上は落ちる
【仮説】
売上が落ちたのは、買う人が減ったからだ
法則は、洞察的帰納法から導かれるため、これらを組み合わせることが重要。
例)
・集客力が上がった
・イベントにモチーフを加えると、集客力は高まる
・集客力が上がったのは、イベントにモチーフを加えたからだ