アダム・ヒギンボタムのレビュー一覧

  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇

    Posted by ブクログ

    この本は単にチェルノブイリ原発の事故そのものだけを語るのではなく、この事故が起きるそもそもの原因となったソ連の構造そのものについても多く言及しています。

    これはものすごく興味深かったです。ソ連末期がどのような状態だったのかということもこの本で知ることができます。

    ロシア・ウクライナ問題に揺れる今、原発の問題が強く注視されています。

    日本も全く他人事ではない原発事故について大きな示唆を与えてくれる衝撃の一冊です。

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    2024年08月19日
  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇

    Posted by ブクログ

    チェルノブイリの全容がわかる素晴らしい本。ものすごく分厚いが半分は参考文献。笑 ソ連の秘密主義、秘匿主義は恐ろしいな。これだけの大事故を起こしても最初はまったく報道してない(そもそも事故を信じてない)し。ソ連の教訓を生かしてほしい。放射線はみえないからプリーピャチの人が実感なかった気持ちもわかるなあ。

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    2023年08月27日
  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇

    Posted by ブクログ

    ・読むのが辛くなるくらいリアル!
    ・ボリュームはすごいが興味があればどんどん読める
    ・発電所と、プリチャピの街の歴史も知れる

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    2023年04月03日
  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇

    Posted by ブクログ

    1986年4月26日の未明に起きたチェルノブイリ原発事故について、事故の遠因、事故時の現場の対応、その後の対応や被害、さらには事故が社会に及ぼした影響まで様々な側面から記載されている。当時の原発職員、消防士、兵士などが放射能の危険を知ってか知らずか、結果的に大量被ばくになるのを顧みずに事故対応に当たったことと、旧ソ連の秘密主義的な対応により住民避難が遅れたことが印象的。
    奇しくも事故日直前から読み始め、4月26日に行われた現地の追悼式典をニュースで見ることになった。それにしても、ウクライナはロシアの侵攻を受け、チェルノブイリ原発も攻撃を受けるなど、原発事故の悲惨な結果を忘れたかのようなことが行

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    2022年05月01日