鄭問のレビュー一覧

  • 東周英雄伝(1)

    美麗

    ペンとトーンを使わずに描かれたという美麗な画が特徴の作品。
    王欣太氏も影響を受けたと言われているが、流れるような線に確かに
    影響を感じる。
    ただ、人物に焦点を当てた一話完結ものなので、歴史の学習漫画のような
    淡泊さを感じる話もある。
    稀代の美姫 西施の話が印象的。
  • 東周英雄伝(3)

    イメージの違い

    まさに某アクション大作と同時期の王翦のエピソードが出てくるが、
    イメージがだいぶ異なって面白い。
    處女という女傑は知らなかったが、印象的なエピソードだった。
    それこそ某大作の女将軍たちもあながちあり得ないことではなかった
    と思ってしまう。
  • 東周英雄伝(2)

    史書とは

    春秋時代の中国の人物達に焦点を当てた英雄伝、2巻。
    この巻の最初のエピソードは短いが、歴史書とは何か、歴史家の矜恃、
    史に名を残すという重み、が端的に表現されている。
  • 深く美しきアジア(2)
    なんなのでしょうこの漫画は。インフルエンザで苦しんでる時に見るような悪夢のような、狂った漫画です。しかし面白い
  • 深く美しきアジア(1)
    知る人ぞ知るカルト的名作が電子書籍になっていたとは。迷わず購入したのです。すごい内容で魂に刻まれます
  • 東周英雄伝(2)
    再読 1巻省略
    作者の個性なのか文化の違いなのか
    かの地のマンガを他に知らないのでなんともいえないが
    春秋戦国の同じ挿話を扱った海音寺潮五郎作品などと比べると
    同じ話でも登場人物の表情がまったく違って印象が異なるのが面白い
    マンガとしては絵は上手いひとがマンガを描く例のご多分に漏れず
    何が何だかわか...続きを読む