末永裕樹のレビュー一覧

  • あかね噺 2

    これから

    いろんなとこで話題になってる本作。
    落語を題材にした作品に共通するのが、
    上達の度合いやコンテスト、大会などの結果を、
    音のない漫画でどうやって表現し読者を納得させられるか、が課題かなあ。
    今作も次巻以降が大会のようで、楽しみでもあり、心配でもあり。
  • あかね噺 1
    落語のマンガは期待してしまうんだけど、開始したときはまだ読んでいなかった。ちょうどこの1巻の終わりあたりから読んでいる。そうか、父親はそういうことだったのか。
  • あかね噺 1
    好きになってしまう絵柄に豊かな色味と溌剌とした現代っ子主人公、掘るほど味が出る落語という芸の世界にジャンプらしい読者を置いていかない構成。

    芸事の話はニュアンスを言語化する繊細さと明快さが必要で、この作品にはどちらもあって、一人ひとり生きている実感を持って読むことができる感覚もあって、特に生き生き...続きを読む
  • あかね噺 3
    あかねちゃんの世界観に深みが出ると同時に、ライバルたちのキャラも立ってきたな〜と思いました。

    古典の落語はたまに聴きますが、現代風のアレンジは聴いたことがなく、興味深かったです。

    次巻、因縁の相手とのやり取りが楽しみ!
  • あかね噺 3
    佳境を迎える可楽杯の三巻。
    表紙を飾った3人の実力が抜けていて、優勝を争うことになるのですが、三者三様の落語の甲乙はどのようになるのか、といったところで決着は四巻へ。

    ラスボスである阿良川一生。出場者へ向ける彼の感想の一言一言が怖くて怖くて。
    若手新人に理解のある大家という仮面をかぶって、本音を差...続きを読む
  • あかね噺 1
    阿良川魁生と阿良川享二のキャラが立ってていいですね。

    落語の面白さを若者向けにわかりやすく表現していると思います。

    絵のメリハリやコマ割りにも勢いがあって、面白かった!あかねちゃんの活躍に期待しています。
  • あかね噺 2
    帯や宣伝で散々言われてることですが、落語の雰囲気を漫画の技術で上手く表現していると思います。

    あまり動きがない落語のお話なのに、読むとしっかり「ジャンプで連載されてそう」感があるのが面白かったです。
    落語はCDでしか聞かないので、グイグイ迫ってくる来るライブ感も目新しいマッチングに感じました。

    ...続きを読む
  • あかね噺 2
    兄弟子やバイト先の面々から学びを得て、日々精進するあかね。成長を続ける彼女が挑むのは、学生落語選手権大会「可楽杯」。その審査委員には阿良川一生が待ち構えます。父親との因縁がある彼の存在は、当面のラスボス。あかねのレベルアップを見せつつ、大きな存在との因縁を回収しようとする展開。
    落語という見慣れない...続きを読む
  • あかね噺 2
    何かに一生懸命な人みてると熱くなる。今回は阿良川の代の人々が主人公に影響を与えたようでそこがメインだったと思うが、個人的に1番良かったのは先生と話すシーン。進路指導で進学を勧められても、自分の一生懸命さを実際に舞台を見てもらえたことで知ってもらうてのがよかった。次回は大会編、どんな動きがあるか楽しみ...続きを読む
  • あかね噺 1
    主人公がトントン拍子で上手くいってる気がするけどこれから紆余曲折あるんだろうなあと思うともっと物語面白くなりそう。お笑い系が流行り?出してるけど落語漫画は何気に初めて読むかも。アクタージュみたいに女の子キャラの次世代スポ根漫画として長く続いて欲しいな
  • あかね噺 1
    ジャンプの新連載「あかね噺」。落語という新ジャンルでジャンプの激戦を勝ち抜いて行けるのか。

    真打に昇進できなかった父親の無念を晴らすべく、主人公である娘のあかねが落語界をのし上がってゆく、といった物語になるはず。ここは王道と言えるのではないでしょうか。あかねの行動原理がわかりやすくていいです。

    ...続きを読む