小林元喜のレビュー一覧
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僕はとても感動した。
積読チャンネルで紹介されており、興味を持ち購入。
平賀淳という、私にとってはまったく縁のなかった人物。一部の界隈では有名だったようだが、一般人にとっては無名と言ってもいいだろう。
しかし、著者も書いていたとおり、殆どの人は無名なのだ。多くの無名な人たちにも人生があり、親友がいる。
僕は平賀さんのように、人を大切にできているか、チャレンジしているか、友達を信じ続けていられるだろうか。
読みながら自問自答するしかない。
そして著者の小林さん。とても繊細でプライドが高く、所謂生きづらい人なのだろう。
でも、それが人間臭く親近感も覚える。
赤裸々な感情がこの本への親しみにつな -
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行動するかしないかで人生は大きく変わる!
飛びぬけた行動力と情熱は、優れた頭脳や才能を凌駕することは往々にしてあるのだろうと改めて思いました。
そしてそれらの行動の積み重ねが、様々な縁や運を紡いでいくのでしょうね。
年齢とともに行動力が落ちていることを実感している私としては、このタイミングでこの本に出会えて大きな刺激となりました。
著者がさらけ出した様々な葛藤は、読んでいるのが辛い部分もありましたが、野口さんの魅力が引き出され、本の面白さも圧倒的なものにしたと思います。
生みの苦しみもあったと思いますが、たくさんの人に共感や勇気を与える作品になったのではないかと思います。 -
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積読チャンネルで紹介されていたので手に取った。著者小林元喜が親友で山岳カメラマンの平賀淳の生涯を描くノンフィクション作品。
紹介動画を見てからの読書のためハードル高くなっていたのに、その評価に偽りなかった。クライマックスをスタバでむかえ号泣。(今思うと少し恥ずかしい)
2章「フリーになれ」「保険」で著者自信の胸の内に深く切り込む描写が、それまでのどこか俯瞰でドキュメントしてきた書き振りとは一転し、本心が直接的に描かれており、急に引き込まれていく。私が年齢的に同じ時代を並走していることも大きいかもしれない。
4章のラストプレイスでの文字起こし。人は景色に感動するんじゃない、人間模様に涙するん -
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お笑いの世界においての、いわゆるイジリ芸の様なものを素人は勘違いし、飲みの席や仲間内で小さく相手をこづくのを見かけるものだ。本来は落としている様で、よく考えると丁寧に相手を褒めていて言われる側も、聞いていた側も笑顔にする、自分も笑顔になるのが話術の上級者。本書を読み始めた時は、つまりそう言う本なのかなと甘く見ていた。しかし違った、上級者の話術などではなく。人の人生の重みを感じる優れた文章だった。強烈に人を引き付ける太陽の様な個性の野口と、若い頃から見込まれ文壇や政治のスターと歩んだ一般人著者、小林の稀有な人生の言葉は何者でもない私の人生に時に重なった。誰だって与えられた人生に時に翻弄されるもの
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野口健のイメージは、こんな感じ。(昔著書一冊読んだので、生い立ちや登山家になるまでもだいたい知っていた。)
自己PRが上手くて、無名の時からスポンサーをどんどん自力で見つけ、若くして登山家として成功。
エベレストや富士山でゴミの回収活動なんかもしていて、それ自体は素晴らしい。だが、どこか胡散臭い感じがしてしまうのは、政治家として出馬するという噂が何度も出ること、政治家との交友をアピールしていたことと無縁ではない。
ネットで悪い噂も見たことがある。
登山家というストイックなイメージとは相容れない華やかさ(自己顕示欲)と野心がありそうな感じ。
それらの印象の理由がこの本でよくわかった。
これは野 -
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登山家・野口健の半生に迫ったノンフィクション。丁度昨年のYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞にノミネートされた、栗城史多氏をモチーフにしたデス・ゾーンに重なる部分もあり購入。
本著は野口健の生い立ちから登山家としての活動、さらには現在に至るまでマネージャーとして携わった小林氏の視線も交え描かれている。そして後半よりその小林氏の自著伝ともなるような、野口健と交わり離れていく様子も描かれている。
彼はアルピニストではない。登山家としては市民ランナー。しかし、清掃活動や被災地支援など活動家としては周りからの評価は高い。
何か栗城氏と重なる部分を感じた。突出すべき行動力を持ってい -
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あまりに大きな存在、カリスマの前で苦悩する一般人。マネージャーから見た野口健の真実。
何度も仲違いしながらもカリスマに惹きつけられてしまう一般人から見た野口健。
野口健の評伝的な内容と野口健との距離に苦悩する筆者の自伝的な内容が交錯したノンフィクション。
著名人の素顔を捉えた作品としては屈指の出来だろう。地位と引き換えにいつの間に自身の仮面を、永遠に演じ続けなければならない悲劇、そのストレスを周囲に撒き散らす。当然人は去っていくがその魅力にまた幾度も惹きつけられてしまう。
さすがに本人に許可はもらっているとは思うがセキララな内容の数々、良く認めてくれたものだと思う。
筆者の中でテーマを -
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著者の「さよなら、野口健」を、新聞の書評で知り興味を持っていたがそちらはらまだ未読だった。
同じく書評で本作を知りました。
中学で出会った、著者と43歳でアラスカの地で亡くなった山岳カメラマン平賀淳さんとの30年に渡る軌跡。
著者の小林元喜さんと平賀淳さんの2人の関係性に、息苦しさ、生きづらさを感じる前半は、お互いを意識し合うそのベクトルの強さに、こちらも苦しくなってしまいましたが、小林さんが覚悟を持ち、自分のマイナスな感情も曝け出して書いている文章に引き込まれました。
平賀さんが命を落としたその地に向かい、ラストプレイスに辿り着く行程は、その精神状態では成し遂げることは難しかったのでは