小林元喜のレビュー一覧

  • 親友は山に消えた

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    僕はとても感動した。
    積読チャンネルで紹介されており、興味を持ち購入。
    平賀淳という、私にとってはまったく縁のなかった人物。一部の界隈では有名だったようだが、一般人にとっては無名と言ってもいいだろう。

    しかし、著者も書いていたとおり、殆どの人は無名なのだ。多くの無名な人たちにも人生があり、親友がいる。
    僕は平賀さんのように、人を大切にできているか、チャレンジしているか、友達を信じ続けていられるだろうか。
    読みながら自問自答するしかない。

    そして著者の小林さん。とても繊細でプライドが高く、所謂生きづらい人なのだろう。
    でも、それが人間臭く親近感も覚える。
    赤裸々な感情がこの本への親しみにつな

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    2026年06月19日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    元マネージャーで野口健事務所に18年勤めた著者が自身の半生と重ね合わせながら野口健という人物の素顔に迫った人物ルポ。辛い幼少年期を乗り越え自らの手で道を切り開いた野口。少なからず似たような境遇を持つ著者だが、野口健という強烈な存在との出会いは彼の人生を大きく変えていく。事務所の3度の入退社、精神病棟への入院。何がそうさせたのか。「さよなら、野口健」というタイトル。この"さよなら"に込められた想いとは?読み応えたっぷりの1冊

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    2022年10月21日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    行動するかしないかで人生は大きく変わる!
    飛びぬけた行動力と情熱は、優れた頭脳や才能を凌駕することは往々にしてあるのだろうと改めて思いました。
    そしてそれらの行動の積み重ねが、様々な縁や運を紡いでいくのでしょうね。
    年齢とともに行動力が落ちていることを実感している私としては、このタイミングでこの本に出会えて大きな刺激となりました。
    著者がさらけ出した様々な葛藤は、読んでいるのが辛い部分もありましたが、野口さんの魅力が引き出され、本の面白さも圧倒的なものにしたと思います。
    生みの苦しみもあったと思いますが、たくさんの人に共感や勇気を与える作品になったのではないかと思います。

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    2022年09月11日
  • 親友は山に消えた

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    積読チャンネルで紹介されていたので手に取った。著者小林元喜が親友で山岳カメラマンの平賀淳の生涯を描くノンフィクション作品。
    紹介動画を見てからの読書のためハードル高くなっていたのに、その評価に偽りなかった。クライマックスをスタバでむかえ号泣。(今思うと少し恥ずかしい)

    2章「フリーになれ」「保険」で著者自信の胸の内に深く切り込む描写が、それまでのどこか俯瞰でドキュメントしてきた書き振りとは一転し、本心が直接的に描かれており、急に引き込まれていく。私が年齢的に同じ時代を並走していることも大きいかもしれない。

    4章のラストプレイスでの文字起こし。人は景色に感動するんじゃない、人間模様に涙するん

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    2026年06月28日
  • 親友は山に消えた

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    親友に対する黒い感情も書かれていて小説のようで一気に読んでしまった。
    多くの方に慕われてた方だったのに。
    ご子息がいつか許せる日がくるといいなと思った

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    2026年06月20日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    Xの書き込みなどを見ていると、情緒不安定というか、ちょっと友達にはなりたくないな、と思ってしまう野口健。予想通りというのか、なかなかきついなー、と思う裏話が書かれている。

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    2026年04月08日
  • 親友は山に消えた

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    淳くんの親友、小林さんが書いてくれた。
    なんと言うか、こうやってピュアに人生を全うした人がいるんだよな、
    というのを改めて思わされた。

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    2026年04月03日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    面白かった。⭐️は5に近い4だ。勘の良い人は感じている野口健の少し胡散臭いところを見事に解説してくれている。そして本の後半、著者自身の物語とリンクしていくのが良い。そんな展開になると思ってなかったので良い意味で意表を突かれて新鮮だった。

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    2025年11月22日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    野口健を題材にしているが個人伝というよりも筆者の思いの方が強く出ている。
    作家を目指していたというだけあって文章は読みやすく上手い。

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    2025年02月04日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    お笑いの世界においての、いわゆるイジリ芸の様なものを素人は勘違いし、飲みの席や仲間内で小さく相手をこづくのを見かけるものだ。本来は落としている様で、よく考えると丁寧に相手を褒めていて言われる側も、聞いていた側も笑顔にする、自分も笑顔になるのが話術の上級者。本書を読み始めた時は、つまりそう言う本なのかなと甘く見ていた。しかし違った、上級者の話術などではなく。人の人生の重みを感じる優れた文章だった。強烈に人を引き付ける太陽の様な個性の野口と、若い頃から見込まれ文壇や政治のスターと歩んだ一般人著者、小林の稀有な人生の言葉は何者でもない私の人生に時に重なった。誰だって与えられた人生に時に翻弄されるもの

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    2024年05月17日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    野口健のイメージは、こんな感じ。(昔著書一冊読んだので、生い立ちや登山家になるまでもだいたい知っていた。)
    自己PRが上手くて、無名の時からスポンサーをどんどん自力で見つけ、若くして登山家として成功。
    エベレストや富士山でゴミの回収活動なんかもしていて、それ自体は素晴らしい。だが、どこか胡散臭い感じがしてしまうのは、政治家として出馬するという噂が何度も出ること、政治家との交友をアピールしていたことと無縁ではない。
    ネットで悪い噂も見たことがある。
    登山家というストイックなイメージとは相容れない華やかさ(自己顕示欲)と野心がありそうな感じ。

    それらの印象の理由がこの本でよくわかった。
    これは野

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    2023年05月22日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    野口さんの面倒な人柄二振り回される著者の回想録。面倒だけどなんだかほっとけない人間力もあり、登山家と断言できないメディアの裏側もあり、野口さんのイメージがひっくり返る内容。
    個人的には著者の話より、野口さんだけの話の方がよかった。

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    2023年03月01日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    登山家・野口健の半生に迫ったノンフィクション。丁度昨年のYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞にノミネートされた、栗城史多氏をモチーフにしたデス・ゾーンに重なる部分もあり購入。

    本著は野口健の生い立ちから登山家としての活動、さらには現在に至るまでマネージャーとして携わった小林氏の視線も交え描かれている。そして後半よりその小林氏の自著伝ともなるような、野口健と交わり離れていく様子も描かれている。

    彼はアルピニストではない。登山家としては市民ランナー。しかし、清掃活動や被災地支援など活動家としては周りからの評価は高い。
    何か栗城氏と重なる部分を感じた。突出すべき行動力を持ってい

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    2022年11月02日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    野口健はいわゆる典型的な「人たらし」。野心家ではあるけれど魅力的な人なのでしょう。そして何よりセルフプロデュース(私が最も苦手なこと)に長けた人。著者もその点では負けないくらい人の懐にぐいぐい飛び込むタイプとお見受けする。そんなふたりが(幸か不幸か)出会ってしまった。さて、現在進行形の物語はどこに着地するのだろう。

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    2022年09月29日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    この本も最後まで一気に読ませる力がある作品でした。とても面白かったです。
    感想難しいなぁ。濃密な人間模様を端的に説明は無理があるので読むしかありません。
    ただ野口さんの事をより身近に感じたのは確かです。
    好感度も適切に上がります。
    イメージ商売なら幻想も必要なんだろうけどここに描かれている野口健さんの様子はとても人間味がある人なんだなってことかな。
    読んでて野口健さんはボクサーではなくレスラータイプの人なんだなって思いました。
    そしてその生き様を貫いた結果、今でも色んな活動を形にできる力を持ってるんじゃないかな。

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    2022年09月24日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    あまりに大きな存在、カリスマの前で苦悩する一般人。マネージャーから見た野口健の真実。

    何度も仲違いしながらもカリスマに惹きつけられてしまう一般人から見た野口健。
    野口健の評伝的な内容と野口健との距離に苦悩する筆者の自伝的な内容が交錯したノンフィクション。

    著名人の素顔を捉えた作品としては屈指の出来だろう。地位と引き換えにいつの間に自身の仮面を、永遠に演じ続けなければならない悲劇、そのストレスを周囲に撒き散らす。当然人は去っていくがその魅力にまた幾度も惹きつけられてしまう。

    さすがに本人に許可はもらっているとは思うがセキララな内容の数々、良く認めてくれたものだと思う。

    筆者の中でテーマを

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    2022年08月21日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    二人の男の評伝。
    アルピニスト(現在はその肩書きは名乗っていない)野口健とそのマネージャーを務めた著者の歩んできた記録。
    人の人生は同じ方を向いていると思っていてもずっと同じでいるなんて事は無いんですよね。寄り添っていたと思っていても二人はいつかはどこかで分岐する。
    野口を信用できなくなり、職を失い、心と身体も壊した著者が、かつて輝いていた時代を振り返りながらも、本当はただの無能であり価値のない人間なのは全て自分のせいだと心から思い自分は根本的に間違っていると思い付くシーンがある。
    頑張ってきた人ほどきっと強くそう思ってしまうのかも。

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    2022年08月19日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    久しぶりに面白い評伝に出会った。
    野口健の事だけでなく、半ば著者自身の自伝でもある。TVで見ているだけでは決して分かり得ない野口健の真の姿?がここにはある。

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    2022年08月06日
  • さよなら、野口健(集英社インターナショナル)

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    最初は正直どういった本なのかピンと来なかった。今さら野口健についてのノンフィクション?
    それが、筆者の生い立ちが平行して語られるようになると、話がなにやら予想外の方向に転がり始め、2人が出会ってからは、スペースマウンテンのように進行方向も分からない暗闇の中をものすごい推進力でぶっ飛んでいく。

    山岳ノンフィクションを期待している人には期待はずれかも知れない。人の愛憎・妄執・友情を描いたヘンな本です。

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    2022年07月13日
  • 親友は山に消えた

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    著者の「さよなら、野口健」を、新聞の書評で知り興味を持っていたがそちらはらまだ未読だった。
    同じく書評で本作を知りました。

    中学で出会った、著者と43歳でアラスカの地で亡くなった山岳カメラマン平賀淳さんとの30年に渡る軌跡。

    著者の小林元喜さんと平賀淳さんの2人の関係性に、息苦しさ、生きづらさを感じる前半は、お互いを意識し合うそのベクトルの強さに、こちらも苦しくなってしまいましたが、小林さんが覚悟を持ち、自分のマイナスな感情も曝け出して書いている文章に引き込まれました。

    平賀さんが命を落としたその地に向かい、ラストプレイスに辿り着く行程は、その精神状態では成し遂げることは難しかったのでは

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    2026年05月31日