三九呂のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み話は真面目なのにスキルが突拍子もないせいで、緊張感がなくなる変わった作品かと。
女性キャラは綺麗どころが多いです。
あと、挿絵の数は標準か少し少ない程度で絵柄は綺麗です。
ストーリーはまあまあですかね。
危機に陥っているのに、ヒロイン?とハグをしていたりするので、とてもシュールです。
因みに、主人公は真っ当な常識人です。
総じて、ちょっとえっちな描写はあるものの、そっちに寄りすぎないようにしている雰囲気があるので、そういった描写のみを目的とした人には物足りないかと。
可愛いキャラとイチャイチャしながら、冒険する作品というのが率直な感想になるのかなぁ -
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ネタバレ 購入済み
春太に集うやべぇ女達の行く末は
カノジョになりたいと言いつつも妹でもあり続けたい血縁の無い妹、雪季。
カノジョでありつつも、複雑な関係の血縁があり妹でもある晶穂。
雪季・冷泉・氷川の受験生3人組を理由の一つに、結論を先送りにしていた春太。
その受験と合否発表に合わせるかの様に動き始める奔流の中、一体彼と彼女らの関係はどうなるのか…
秋葉の残したパスワードの判らず解凍出来なかったファイル、晶穂の突然の…
次巻で完結とのこと、女子中学生3人組の卒業前に終着点は見えそうですが、果たしてどうなるのか? -
ネタバレ 購入済み
殺戮のクリパに及ばず僥倖なれど
心中で思うところはあれど、あまりの怒濤の状況に心の整理も付けられぬまま、態度を保留し続ける春太。
短期居候する事になった霜月透子にそんな中でも町の案内をしたり、元カノ(?)の氷川(姉の方)とも…。
一線は越えていないのでギリギリ踏み留まっていると男視点なら思えるけど、男は春太・松風・マスターの3人しかおらず残る女性陣は春太の(色々な)関係者多数のクリスマスパーティーって、一歩間違えれば血のクリスマスになるんじゃ無いかと…。
秋葉の突然の訃報と、同じ不安を晶穂の身体は抱えてるとの報せは、色々とドロドロなこの物語でも、引きとしては少しきつく感じてしまいます。
晶穂が春太を呼ぶ際の言い方「ハル」、 -
ネタバレ 購入済み
春太の理性が試されている?
春太と雪季と晶穂の現実的には起こり得ない様な三角関係
カノジョとして一線を越えた後に、実は兄妹である事を明かしてきた晶穂。
唯一無二の存在なれど、妹だと思い最後の一線は超えなかったが、血縁の無かった雪季。
そこに雪季の友人の冷泉素子に言い寄られ、また雪季に精神的苦痛を与え快く思っていなかった霜月透子からの突然の行動と忘れていた幼少からの縁。
ついでに美波先輩にも…。
皆に態度を明確に出来ず、傍目から見たら下衆野郎と呼ばれても否定しきれない状況で、何とか踏み留まり続ける春太。
そんな微妙な関係性が崩れる事は自明な筈で、大きく動き出しそうな次巻でしょうか…? -
ネタバレ 購入済み
次巻を含めて一編の物語の前半?
試し読みの範囲ではブラコンの妹とシスコンの兄とのカナーリ禁忌に触れる様な内容かと思って本編を読み始めましたが、最終章でまさかの展開で唖然としてしまいました。
雪季と春太は仲良し兄妹の限度を軽く飛び越した二人、その実態は二人が幼い頃に父母同士の再婚により血の繋がらない義兄弟となった縁なれど、二人の中が一線を越えてしまう前にと両親に引き裂かれてしまう程の異常さ。
互いに受入れられない状況なれど、春太は晶穂や周囲の支えで表面上は持ち直しつつも…、そんな中で雪季の状況に気付いてしまった春太の行動は…。
カノジョの様な存在になっていた晶穂とは一線を越えていた春太にとって、父・真太郎と晶穂との会話の衝撃 -
Posted by ブクログ
桜庭家の居候しながら、音楽活動を精力的に進める晶穂。高校受験に集中しながらも、そんな晶穂と春太のポジション争いを繰り広げる雪季の心のうちは如何に。
シリーズもついに佳境に。物語の最終章に向け、収束しつつも緊迫感のある展開が良かったです。
ついに、晶穂と雪季の対立が鮮明になった印象。音楽活動ではっちゃけて春太を振り回す晶穂と、受験に向け静かに春太にアプローチする雪季が対象的に感じました。
ちょっとエッチなシーンが物語の主軸に絶妙に絡んでいくシナリオ運びは、鏡先生らしくてとても良き。
主人公がふらふらしてる所含め、個人的エロゲ化して欲しいラノベランキングを作ったら間違いなくNo1な本作。決着まで楽 -
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購入済み
可愛くて美人の妹
可愛くて美人の妹を持つ兄の心配と嬉しさを端的に描き出している。周辺の人物にあれこれ言われても自分たちの関係を守り通す兄妹に好感を覚える。原作のラノベのストーリー展開や雰囲気をよく伝えているコミカライズ版だと思う。
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Posted by ブクログ
前巻後半にてあまりにもインパクト有る事態急変が起こったのだから、この巻では春太に決断を促す難事が頻発するのかと思ったら少し意外な展開に
雪季は関係性を変える為に想いの暴露を行った。それは雪季にとってロケットブースターそのもの
でも、事態を進めるという事は今を過去にして未来を全くの別物にするという意味であり…
そこに晶穂の時限爆弾も判明した
春太、雪季、晶穂の3人にとって時間や事態を進めるのが必ずしも正しいとは限らないと提示されてしまった。その懸念がこの巻全体を覆っていたね
そうは言っても晶穂の爆弾は直ぐ様に3人を変えるようなものではない。だから晶穂はむしろ現状から目を逸らすかのように動画 -
Posted by ブクログ
更にヒロイン級キャラクターが増えた……。しかもヒロインが基本的に春太の親族だったり、何かしら以前から絡みのある人物だったり
作中でも言及されてたけど、世間って狭い…と思いたくなってしまうような状況だ…
ただ、ヒロイン級のキャラクターは次々と登場しているけど、メインはやはり雪季と晶穂である点は変わらず
前巻にて雪季と晶穂による妹と彼女を奪い合う対立構造が確立されてからは逆に小康状態に陥ってしまったような
雪季は春太の彼女になりたがっているし、晶穂は春太の妹になりたがっている。その心は変わらないのだろうけど、その道を目指すなら現状の立ち位置を一度手放さなければならない
そうすればライバルにその