くさかべゆうへいのレビュー一覧
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ネタバレ計画から実施まで、夏休みの東京旅行編がたっぷり描かれた2巻である。
合間に白山姉妹が初登場して活躍したり(特に姉)、三田さんの交友関係が描かれたり(12話)もしているが、やはりメインは東京だろう。
この東京もまた、なんというか、リアルな中高生感がある。
お金の問題もあるが、何より情報が限られているためか、
「メガシティ東京を満喫した!」
的な感じはあまりない。
1巻でも巣鴨でマダムに取り囲まれたりしていたが、今回も原宿の古着屋に行って帰路で押し売り外国人に出合ったり、ラーメン三郎に詣でたり。
この選択の狭さがリアルである。中高生ってこんな感じだよね、的な印象が強い。
今 -
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シュール!
読んでるとニヤニヤしてしまいますね。
私もジミーズなので目立ちたくない気持ちわかります。無理矢理くっつけられた2人だけど、なんだかお似合いで、すごく微笑ましいです。
東京に行く時までにはちょっと雰囲気変わるんですかね?笑 -
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マンガ家事始め
マンガを描いていたノートを学校に置き忘れ、それに気づいたガリ勉君が読んで興味を持ち、昔取った杵柄で彼女と共作したりし始めて専門学校に行く話です。
マンガ家志望者の出てくるマンガ作品は多々あるので、この作品も独自色をどう出すかが重要になりそうです。 -
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どっちも一癖ある感じの白山くんと三田さんが流れで付き合うというところから始まりますが、この馴れ初めがすでにおもしろい。爆笑はしないけど、つねにずっとじわじわ来る面白さのあるオリジナリティ高い作品です。
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東京ならどこに住むか?
白山君の妹さん、大相撲に詳しい辺りも渋いです。好きなマンガ作品があるから、らしいです。
下北沢と西巣鴨談義等、上京したらどこに住むかとか、割とこれでもお2人なりに仲は進展しているようです。
お見合いしてみたら、割とお互い気に入った、というところでしょうか? -
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バスで上京したり
1巻では巣鴨に行っていましたが、この巻では夏休みに原宿等に行くため、田植えを手伝うアルバイトなども。田植えの作業でギックリ腰は辛そうです。
白山君のお姉さん(銀行員)が良いです。金欠の弟に、なんだかんだ言いつつも¥5000貸してあげたりです。
原宿に行き、某ラーメン店の本店に行ったり。
宿泊は新宿でかなり安いところを見つけていて、私もあそこは利用した経験があったような……。 -
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ひょんなことから付き合うことになった白山少年と三田さんの物語シリーズ、第一巻である。
田舎の高校生・白山が腰を痛めて田んぼで溺れていた三田建設社長の老人を助けたことから物語は始まる。
老い先短い彼の要望で、娘・三田民子と付き合うことになって……というのがこの物語の大筋だろう。
田舎に馴染めず、学校でもラジオばかりを聞いている。
そんな上京にあこがれる白山と、人当たり良く少し個性的で、何をやっても平均点以上を叩き出すお嬢様の三田さんは対照的なキャラだろう。
ただ、彼らの会話は独特の呼吸が合って、彼らの付き合う風景は妙に面白い。
物語としてはコメディの類であり、そのリアル中高生な -
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ネタバレ地味な二人だけどクスッとしてしまうようなやりとり、的なお話で悪くはない。
ウェブで読んだものを単行本で読み返してみたが、一部で議論のあったらしい銃問題(三田さんが無くしたM16を白山は購入したのか、見つけたのか)のところはやはりわかりにくい。
通販サイトを見る→通帳を手に持っている→外に飛び出る、の流れがミスリードで、夜に外に飛び出たところで田舎町でM16を購入できるはずがないことは考えればわかるのだが、白山が探すシーンも描かれてないのでスッとストーリーが入ってこない。
わかるわからない、というよりも、流れが悪いという点で残念で、編集者なりが指摘してあげてほしいなと思った。