早川世詩男のレビュー一覧

  • こんにちは弱いロボット

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    世の中はどんどん便利になり、人間が頭や身体を動かさなくてもいいことが増えていくことに「なんだかなぁ…」と感じていた。他者の助けがないと課題を解決できない、この「弱いロボット」は、便利ばかり追い求める社会への「ちょっと待った!」なのではないか。小難しいことが嫌いな人にも、このロボットたちの可愛さはウケると思う。うちにも、欲しいな~。

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    2026年01月17日
  • 流れる星をつかまえに

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    中日新聞でコラム連載してるから名古屋人なのは知ってたけれど、ぶちかまされた感じ。私もこのまま名古屋でオバさんになっていくのかも知らないけれど……、一生青春してーよ!!!

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    2025年04月30日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    「三人のおばさん、花をさかせる」とか「レンちゃん、ほらをふく」とかの話で、仮説を立てて、その仮説でくすりと笑えちゃうところが面白い!

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    2024年10月15日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    小学6年生のういさんが、LGBTQ+の人たち4人にインタビューして作った絵本。子どもの言葉で問いかけて、答えてもらっているため、小学生の子たちに分かりやすい内容だと感じた。「子どもに、トランスジェンダーのどんなことを知ってほしいか」「ふつう、あたりまえ、という言葉はいやか」など、質問が具体的。「聞きたかったけれど、直接聞いても大丈夫かな」と躊躇いそうなとこまで聞いてくれている。LGBTQ+に限らず、人と違う自分を受け入れて大切にする、という多様性がテーマになっていると感じた。

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    2022年09月06日
  • パパラギ

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    児童書版パパラギが学研プラスから出ていると知り、早速読んでみました。少し難解な言い回しとかちゃんと残っていて、程よく簡易になっており、挿絵のおかげでわかりやすく、とても良かったです。
    サモアは未だ壁のない、柱だけの家がある国。それも私達には驚愕ですが、時々パパラギを読んで、少しでも自分たちの文明の愚かな面を忘れないようにしたいです。

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    2021年09月18日
  • こんにちは弱いロボット

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    外国で開かれた人型ロボットの競技大会の映像を見て、あれが軍事用に使われるようになってしまったら、SF映画のような世界になってしまうんだろうな、と思った。そんな矢先に「弱いロボット」というタイトルが目に入って、なんでそのようなロボットを作ろうとしたのか気になり手に取った。

    あえて完璧じゃないロボットを作ると、人間はそのロボットのつたない動作に手を貸す。例えばゴミを感知してそばに行くことはできるけど、ゴミを拾って入れるためのアームは無いから文字通り「手が出ない」ゴミ箱ロボットがいるとする。人間はゴミの前で立ちすくむゴミ箱ロボをみて「……なんか、困ってるみたい。ゴミを入れて欲しいのかな?」と思って、ゴミを拾って入れてあげるという行動をとる。
    なんでもやってくれる便利なロボットではなく、ちょっと苦手なことがあるロボットがそばにあることで、かえって人間の持っている、他者をわかろうとし、自分の力を活かして他者と共存しようとする部分が見えてくる。
    得意なことを持ち寄って、苦手なところは補い合って、「してくれる対される」ではなく「同じ側に立って、同じゴールを見ているもの同士」で並んで立てる。キレイな理想に思えるかもしれないけど、日常に何気なく転がっている風景だったりもする。
    人間らしさってなんだろうと考えるきっかけになり、興味深い本だった。子ども向けの本なのでサッと読めて、でも大切なことをわかりやすく言語化してくれているところもありがたい。

    ちょっとだけ、ロボットを作ってみたくなったけど、電子工作ってむずかしそう。

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    2026年09月13日
  • 流れる星をつかまえに

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    予備知識なく手に取った連作短編集。
    1話目はママがチアをする!っていう話で、エンタメ小説として「あぁこういう感じね知ってる知ってる」って思いながら読んだ。
    そこから2話目、3話目とつながっていくんだけど、在日外国人だったり養子だったり、そういうエンタメにはおさめきれない社会問題が出てきて、かといって深刻になりすぎず、エンタメとしての面白さが十分にあって、なんていったらいいんだろう…私の生活の一部として読めた感じ。
    そして最後『プロムへようこそ』のラストシーンでは思わず涙が…。楽しいだけじゃない、私が高校時代に置き忘れてきたものもくみ取って昇華させてくれる感じ。
    おもしろかった。

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    2026年08月04日
  • 世界を旅する音楽室

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    より音楽が好きになれるような本です✨️
    たくさんの楽器が出てきます
    みなさんの学校にはありますか〜?

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    2026年06月08日
  • こんにちは弱いロボット

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    「ロボットは便利なもの」以外の視点を与えてくれる。
    ゴミを前にしてドタバタしているゴミ箱ロボットを見た人がゴミを拾うようになる。わたしたちは完全でなくていいんだと改めて思う。

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    2026年03月30日
  • こんにちは弱いロボット

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    子どもに読ませたいと思って買ったものだったが、目から鱗だな、これは。発想の着眼点が凄すぎる。どうして物事をそんな視点から捉えられるのか。感心しきりである。

    いつでも読めるってところからなかなか読まずに棚に居たが、子どもが一瞬で読み終わっていたのを見て、私もすぐに読むべきだったな。

    そして新書か単行本で、もう少し深くこの考え方を学びたいと思った。

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    2026年02月26日
  • 流れる星をつかまえに

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    青春のきらきらふわふわした感じとそれだけじゃなさの感じが好きだった
    自分のアイデンティティに対して思うことあるなあ、悩むよなあと登場人物に薄く共感できた
    大人の描かれ方も好きだった

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    2026年01月19日
  • 流れる星をつかまえに【試し読み】

    匿名

    購入済み

    お母さん・妻がゆえのモヤモヤを抱えながらも、一人の女性としての青春が最高でした!

    連作短編集ということで、他のお話も読んでみようと思います!!

    #スカッとする #アガる #共感する

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    2024年09月13日
  • パパラギ

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    私が初めて読んだのは多分1990年代だったと思う。当時読んで、かなり昔の話だと知って驚いた。ヒトの営みとしあわせが何であるか。ヒトも自然の一部で、自然の恵みを頂くことに感謝できなくなると、全てが目の前から消えていくのではないかと感じたように記憶している。

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    2024年08月04日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    小学校中学年向きとのこと。分量多くなく、ことわざや慣用句に興味を持っていたら小学校低学年でも読めるかと思う。言い回しのとおりに物事が起きたら、というのはありそうでなかった(『はれときどきぶた』とは少し違う)。難しい心象描写等なく、例えば読書感想画なんか描くのにとてもよさそう。

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    2024年02月13日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    実際にういさんが当事者の方にインタビューしていて、大人が聞けないような質問もしてくれているので、こんな感覚なのか。と違う世界に踏み込めるような気がする。LGBTの話題は学校や社会でも主流になってきて、私の大学でもLGBTウィークというものが開催されていた。好きになる人や、自分の性を自分で選べる時代に、どんな自分になりたいのか。どんな自分を見てもらいたいのか。年代によってはまだまだ理解されなかったり、特殊な嗜好を持っていたりすると「気持ち悪い人、変な人」だと思われて、社会から疎外してしまうこともあると思う。アメリカに留学をしていた友達がいるが、アメリカでは(言い方が正しいのか分からないが)レズ、ゲイなど普通に受け入れられていたみたい。完全に理解するということは不可能だろうけれど、知ろうとすることはできる。もし、子どもや自分より年齢の低い子どもにLGBTについて尋ねられた時、1人の大人としてどう説明すれば良いのか、参考になった本だった。あと、イラストが髪の毛が紫だったり、緑を背景とした表紙だったり、色使いも自由でポップで可愛い。最初と最後のページに付いているういさん直筆のメッセージは、小学生ながらもしっかりとした文字で、意志の強さ、なるほどなと私たちに気づかせてくれる文章で、これから先、ういさんがどのような作家になっていくのか少し楽しみになった。

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    2023年12月10日
  • 流れる星をつかまえに

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    友情というより互助会。納得!
    40代でチアダンスを始めたママチームと、その子供たち、学校の先生の連作短編。
    前向き元気パワーをもらえる1冊。
    映画をたくさん知ってたらもっと楽しめたのかな。

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    2023年10月22日
  • パパラギ

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    ネタバレ

    文明社会への批判を込めた、南の島ツイアビの目から見た文明人たちの世界。
    木も、青い空も、さわやかな風もない、たくさんの石の箱が立ち並ぶ中で暮らし、丸い金属と強い紙を集めることに固執し、新しい物を次々と作り出しては自分のものにすることを望む。
    でも、「いったいだれが私たちより豊かだろう。だれが自然の大きな力が作った物を、私たちよりたくさん持っているだろう。見回してごらん。遠く、空と海がひとつになるところまで、すばらしい物に満ち溢れているではないか。(略)これらの物の上に、もっとたくさんの物を、どうして作らなければならないのか。自然の大きな力が作ったすばらしい物があるのに」。
    「私たちは自然の大きな力からたっぷりいただいた美しい喜びで、じゅうぶんに満足している。自然の大きな力は、私たちが迷わないように、光で道を照らしてくれる。自然の大きな力が照らす光。それは愛しあう心、あいさつをいっぱいたくわえた心のことである」。

    ただ、教育や知識に関しては、ここまで否定されるべきではない、と思う。詰め込み式で学ぶことには同意するが、本来、自然に沿った生き方を基本にした知識は、生活を助けることになったはずだ。
    お金に支配されるのではなく、助け合い、分かち合いをしつつ、仕事をしていくことが、喜びや幸せに繋がっていくはずなのに。

    これが最初に書かれたのは、第一次世界大戦直後のことだそうだ。
    欧米人たちが南洋諸島に進出し、文明をと兵器で島々を植民地化していった頃のこと。島民たちを愚かだと決めつけ、自分たちの価値観を押し付けていった。
    でも、今、地球はどうなっている? 
    文明社会は何を手に入れて、どこに向かっているだろうか?
    本当に豊かなのは、どういうことか。
    本当に幸せなのは、どちらか。
    今こそ、考えさせられる。

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    2023年07月19日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    慣用句って、大人でも「なんでそういう表現になったんだろう?」って不思議なものが多いんだけど、それをすごく純粋に楽しんでいるあたりが、斬新!
    草食べたり、歯が浮いたり。
    日本語のオモシロサが、こどもたちにも伝わるといいな。

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    2023年01月01日
  • 流れる星をつかまえに

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    親世代、子世代それぞれの生が同じ大きな物語の中でつむがれるのが、日本文化の年齢性を超越しようともがく意志を感じさせる。先生と生徒というのもそうかな。
    でもよく考えてみると、子供向けの小説の中で、子どもの姿が大人にはどう見えているかを描いていた古田足日なんかもある意味同じなのかな。今思えば、ああした小説(『宿題ひきうけ株式会社』など)を読んで育ったことが社会学者としての僕の現在につながっている気がする。
    でもこの小説で描かれる親世代、子世代それぞれの世界は子ども向けの小説とは違って、より対等なものになっていて、それは現実の私たちの世界における若い世代がより大人の世界とつながっている部分を映しているように思える。
    そのような中で、プロム開催のために爆走する女子高生たちは、悟りすぎている若い世代への私たちの期待を反映しているようだし、子育てをはじめてから、若いころの夢を実現させようとしている主婦たちの姿は、年齢の壁を乗り越えたいという私たち自身の野望を映しだしているように思える。

    コロナの流行はシンデレラの12時の鐘のようだったけど、それならその現実を乗り越える新たな魔法を私たちは欲しいと切実に思った。

    また全体的に女性視点が強く反映されたストーリーで、男性がそこにどう関わっていいんだろうという課題を課されているようにも感じられた。

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    2022年12月05日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    小学生のういさんがLGBTQ+当事者に聴いたことや考えたことをまとめて自費出版していたものを、新規にインタビュー、挿絵も加えて絵本化したもの。
    インタビューイーは、一般人と思われるさとうさん、フェンシング元女子日本代表の杉山文野さん、オードリー・タンさん、ロバート・キャンベルさんの4名。
    「ふつう」も「あたりまえ」も、集団の中で同じものを指しているように思ってしまうけど、個々を取り上げればみんなそれぞれちょっとずつ違う。みんなが笑顔になれるように、自分ならなにができるか、「違い」を活かすことができるか、外側に向けた想像力が必要。
    作:うい、絵:早川世詩男、監修:松中権

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    2022年11月27日