早川世詩男のレビュー一覧

  • 流れる星をつかまえに

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    中日新聞でコラム連載してるから名古屋人なのは知ってたけれど、ぶちかまされた感じ。私もこのまま名古屋でオバさんになっていくのかも知らないけれど……、一生青春してーよ!!!

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    2025年04月30日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    「三人のおばさん、花をさかせる」とか「レンちゃん、ほらをふく」とかの話で、仮説を立てて、その仮説でくすりと笑えちゃうところが面白い!

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    2024年10月15日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    小学6年生のういさんが、LGBTQ+の人たち4人にインタビューして作った絵本。子どもの言葉で問いかけて、答えてもらっているため、小学生の子たちに分かりやすい内容だと感じた。「子どもに、トランスジェンダーのどんなことを知ってほしいか」「ふつう、あたりまえ、という言葉はいやか」など、質問が具体的。「聞きたかったけれど、直接聞いても大丈夫かな」と躊躇いそうなとこまで聞いてくれている。LGBTQ+に限らず、人と違う自分を受け入れて大切にする、という多様性がテーマになっていると感じた。

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    2022年09月06日
  • パパラギ

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    児童書版パパラギが学研プラスから出ていると知り、早速読んでみました。少し難解な言い回しとかちゃんと残っていて、程よく簡易になっており、挿絵のおかげでわかりやすく、とても良かったです。
    サモアは未だ壁のない、柱だけの家がある国。それも私達には驚愕ですが、時々パパラギを読んで、少しでも自分たちの文明の愚かな面を忘れないようにしたいです。

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    2021年09月18日
  • 流れる星をつかまえに【試し読み】

    匿名

    購入済み

    お母さん・妻がゆえのモヤモヤを抱えながらも、一人の女性としての青春が最高でした!

    連作短編集ということで、他のお話も読んでみようと思います!!

    #アガる #スカッとする #共感する

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    2024年09月13日
  • パパラギ

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    私が初めて読んだのは多分1990年代だったと思う。当時読んで、かなり昔の話だと知って驚いた。ヒトの営みとしあわせが何であるか。ヒトも自然の一部で、自然の恵みを頂くことに感謝できなくなると、全てが目の前から消えていくのではないかと感じたように記憶している。

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    2024年08月04日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    小学校中学年向きとのこと。分量多くなく、ことわざや慣用句に興味を持っていたら小学校低学年でも読めるかと思う。言い回しのとおりに物事が起きたら、というのはありそうでなかった(『はれときどきぶた』とは少し違う)。難しい心象描写等なく、例えば読書感想画なんか描くのにとてもよさそう。

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    2024年02月13日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    実際にういさんが当事者の方にインタビューしていて、大人が聞けないような質問もしてくれているので、こんな感覚なのか。と違う世界に踏み込めるような気がする。LGBTの話題は学校や社会でも主流になってきて、私の大学でもLGBTウィークというものが開催されていた。好きになる人や、自分の性を自分で選べる時代に、どんな自分になりたいのか。どんな自分を見てもらいたいのか。年代によってはまだまだ理解されなかったり、特殊な嗜好を持っていたりすると「気持ち悪い人、変な人」だと思われて、社会から疎外してしまうこともあると思う。アメリカに留学をしていた友達がいるが、アメリカでは(言い方が正しいのか分からないが)レズ、

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    2023年12月10日
  • 流れる星をつかまえに

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    友情というより互助会。納得!
    40代でチアダンスを始めたママチームと、その子供たち、学校の先生の連作短編。
    前向き元気パワーをもらえる1冊。
    映画をたくさん知ってたらもっと楽しめたのかな。

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    2023年10月22日
  • パパラギ

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    ネタバレ

    文明社会への批判を込めた、南の島ツイアビの目から見た文明人たちの世界。
    木も、青い空も、さわやかな風もない、たくさんの石の箱が立ち並ぶ中で暮らし、丸い金属と強い紙を集めることに固執し、新しい物を次々と作り出しては自分のものにすることを望む。
    でも、「いったいだれが私たちより豊かだろう。だれが自然の大きな力が作った物を、私たちよりたくさん持っているだろう。見回してごらん。遠く、空と海がひとつになるところまで、すばらしい物に満ち溢れているではないか。(略)これらの物の上に、もっとたくさんの物を、どうして作らなければならないのか。自然の大きな力が作ったすばらしい物があるのに」。
    「私たちは自然の大き

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    2023年07月19日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    慣用句って、大人でも「なんでそういう表現になったんだろう?」って不思議なものが多いんだけど、それをすごく純粋に楽しんでいるあたりが、斬新!
    草食べたり、歯が浮いたり。
    日本語のオモシロサが、こどもたちにも伝わるといいな。

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    2023年01月01日
  • 流れる星をつかまえに

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    親世代、子世代それぞれの生が同じ大きな物語の中でつむがれるのが、日本文化の年齢性を超越しようともがく意志を感じさせる。先生と生徒というのもそうかな。
    でもよく考えてみると、子供向けの小説の中で、子どもの姿が大人にはどう見えているかを描いていた古田足日なんかもある意味同じなのかな。今思えば、ああした小説(『宿題ひきうけ株式会社』など)を読んで育ったことが社会学者としての僕の現在につながっている気がする。
    でもこの小説で描かれる親世代、子世代それぞれの世界は子ども向けの小説とは違って、より対等なものになっていて、それは現実の私たちの世界における若い世代がより大人の世界とつながっている部分を映してい

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    2022年12月05日
  • みんな えがおになれますように ちがうって すてきなこと

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    小学生のういさんがLGBTQ+当事者に聴いたことや考えたことをまとめて自費出版していたものを、新規にインタビュー、挿絵も加えて絵本化したもの。
    インタビューイーは、一般人と思われるさとうさん、フェンシング元女子日本代表の杉山文野さん、オードリー・タンさん、ロバート・キャンベルさんの4名。
    「ふつう」も「あたりまえ」も、集団の中で同じものを指しているように思ってしまうけど、個々を取り上げればみんなそれぞれちょっとずつ違う。みんなが笑顔になれるように、自分ならなにができるか、「違い」を活かすことができるか、外側に向けた想像力が必要。
    作:うい、絵:早川世詩男、監修:松中権

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    2022年11月27日
  • 流れる星をつかまえに

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    6編からなる連作短編集。
    なつみは、若々しい美鈴ママにちょっとだけ嫉妬していた。
    女王蜂(クイーンビー)の美鈴ママ。
    でも、美しさは見た目だけではなかったのだ。
    歳を重ね「おばさん」になるのは罪なのか?

    初未は二つの名前を持つ。
    佐藤初未とキム・スンエ。
    15歳の平凡な女の子に知らされた在日韓国人という事実。

    ままならない日常。
    出自も性別も、自身ではどうしようもない。
    映画の印象的なシーンに絡め、それぞれの登場人物が明るく力強く
    そして前向きに描かれている。

    吉川トリコさんは名古屋在住作家さん。
    地名など馴染みのある場所ばかりで、それも楽しかった。

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    2022年09月26日
  • 流れる星をつかまえに

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    女性を取り巻く、あれこれに、とても敏感な作家さん。
    初めて読んだ「ベルサイユのゆり」は、ふざけているのかと思ったけれど、
    ちゃんと「ゆり」の意味を込めていたんだよね、あれ以来、
    気になる作家さん。
    私から見たら、若手だけれど、世の中では中堅か。

    本作は、連作短編集。
    彼女の世代爆発、映画や海外ドラマが次々登場し、
    その上の世代の私にはよくわからないところも多々あり。
    それでも、40代主婦がチアダンスチームを作り・・・
    そこから仲間が広がり、今の世で、マイノリティゆえの何かを
    抱えている人物が次々にスポットを浴びる。

    こういった世の中の切り取りが、本当に、この人は上手。
    ちゃんと物語の中で読

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    2022年09月13日
  • 流れる星をつかまえに【試し読み】

    購入済み

    考えさせられる

    読んでいるととても考えさせられる、連続短編集作品です。話ごとに登場する人物はほとんどが皆何らかの悩みを持っており、周囲の人々と関わる日常を追うパターンがみられています。年齢も境遇も当然一人一人が別々な世界で生きているわけですが、悩んでいるのは自分だけではないことや、前向きに生きることの必要性を感じられる内容だといえます。

    #深い

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    2022年09月01日
  • パパラギ

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    文明社会における物質主義者=パパラギ
    と言えるのだと思う。

    確かに文明社会において、物質主義者は多い。だが、最近はダウンシフターズ、経験や体験に焦点をあてたビジネスも増えており、以前よりも「所有」への執着は減ったように思う。

    よりよい社会のために、新たな技術を駆使していくことは必要だと思う。ただ、その際に「分かち合う事」や「自然と共存する」という哲学を持った経営が必要なのだと思う。

    文明社会をこうした視点で書くと面白いなと思った。

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    2021年10月03日
  • パパラギ

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    自分の常識が人によって普通ではないと改めて感じた本で章によって見所が違っていて理解しやすい例え話などで分かりやすく書かれていた。一概に共感した訳ではないが一つの考えとして印象に残った。

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    2021年09月12日
  • パパラギ

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    パパラギの国には、私たちの島の椰子の木よりもたくさんの人間がいるが、彼らの顔は灰のように暗い。仕事が楽しくないからだ。職業が彼らの喜びを食いつぶしてしまったからだ。

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    2025年08月10日
  • コトノハ町はきょうもヘンテコ

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    中学年~。慣用句やことわざの言葉がそのまま現実に起こる世界が舞台。巻末に解説有。ことばに興味のある子なら楽しく読めるはず。

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    2025年04月30日