ヒコロヒーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
島清恋愛文学賞
島清恋愛文学賞授賞式にて、ヒコロヒーと選考委員の桜木紫乃さんを拝見。
授賞式のあと、ヒコロヒーと桜木紫乃さんによる文芸懇話会があり、楽しい話を聞けたのだが、本来、学生さんたちのヒコロヒーへの質問の場のはずが、桜木紫乃さんが恋愛話に夢中になり、ほとんど学生さんの出番は数名分しかなかった。皆、準備していたようだったが、かわいそうに。
ヒコロヒーはかっこよかった。そして、コメントも的確だった。頭のいい人だなと思った。
後日、この本を読んだのだが、もしこれがヒコロヒー一人で書いたものだったらすごい。
桜木紫乃さんも、「あなたは書ける人だから、もっと書いて欲しい」と言っていたが、こ -
Posted by ブクログ
ヒコロヒー前から好きだったけど、本書を読んで更に好きになったよ。
7頁〜14頁くらいに収まる短編が18編も載っていて全部いい。
いい恋愛(成就してもしなくても)をしてきたんだろうな、きっと好きな人には面倒見が良すぎるくらい良くて、自分に好意を持っているとわかっていて自分が恋の対象とみれない人には魔性の女なんだろうなとうかがえる。
これ短編じゃなくてもっと長く書けば直木賞狙えるんじゃない?
あとがきに書名「しゃんとせいよ」「お前は黙れ、ほんでお前は喋れ」が候補にあったみたいだけど。後者でも良かったんちゃう?
でもやっぱり「黙って喋って」だね。 -
Posted by ブクログ
事実は小説より奇なり、ではあると思うのですが、小説に王道の結末を持ち込まれると、どこかで信用し切れないというか、心を動かされにくいと感じました。
表に顔を出している作者が書く小説は、読み進めている最中にも、やはりその当人の顔が脳裏にチラつくのだと改めて感じました。作者と登場人物たちの素性が乖離していればそこを迂回する事もできるのかも知れませんが。やはり、余分に越えなければならないハードルがあるのだな、と感じました。
部分的には他の小説でも垣間見た事がないような、感覚の言語化や、個人の気持ちの機微のようなものが描かれていて、真実味を感じる強い文章も確かにありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2026.01.26 (月)
たのしかった。わたしは普段人の顔を見てその人の人となりを嫌でも見て勘繰ってしまうから、あまり著者の情報は文字のみでしか入れないようにしているのだけど、ヒコロヒーさんはたまにテレビで拝見して雰囲気も声も心地良かったので意を決して購入。結果良かった。最初は著者がチラつくこともあったが、時期に作品に集中できた。
読み終えて、あとがきを読んだらクスッと笑えてああ心地よいな…となった。
わたしは「しゃんとせいよ」でもきっとクスッとなって好きでしたよ。
安い感性をしているので、「あと十分だけ」と「大野」が甘酸っぱくて好きでした。人から大事にされてるものがすき。