ヒコロヒーのレビュー一覧

  • 黙って喋って

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    一冊読んで最後に心に浮かんだのは、木下龍也さんの一句。
    大きさも深さも違う花瓶にはそれぞれ似合う一輪がある

    俵万智さんの新書で触れられていたことがきっかけで、色んな恋愛模様を覗いてドキドキワクワクしたくて選んだ。が微笑ましく見ることなんかできず、翻弄される本人のようなその友達のような、ごく自分のような感覚で読んでしまった。過去に突き刺さったナイフもその時はすごく痛かったけど、でもあんなに痛かったんだからちゃんと覚えておいて忘れたくないと思った。

    この本の登場人物たちにも、何か似合う一輪と出会って欲しいと願わずにはいられない。わたしは瞳が好きでした。

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    2025年05月28日
  • 黙って喋って

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    女性として生きることの刹那さ。男と女のすれ違い。ジェンダー平等とはまだまだいかない現実を赤裸々に描く。

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    2026年01月03日
  • 黙って喋って

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    感情がほとばしって言い過ぎた言葉、平気をよそおって言えなかった言葉。
    「もう黙って」「もっと喋って」と思わずにはいられない、もどかしくて愛おしい掌編18本。(紹介文より)
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    紹介文のとおり、恋愛に絡む女性の心情を切り取った短編集。
    これだけのパターンを生み出せるだけの深さが、この人にはあるんだな。

    出てくる女性はみな自分を見つめている女性に感じた。
    その感情を、独特の表現で表していて、
    共感が高いものも、よく分からないものもあった。

    ハマるまではいかなかったけれど、
    筆者をテレビなどで見てるから、
    こういう文章を書く人なんだという参考書として受け止めてしまった。

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    2025年12月13日
  • 黙って喋って

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    ムズムズミゾミゾした感情言葉にできない感情を語彙力あるとこんな表現ができるんだ ヒッコロコントのヒコロヒーも著者のヒコロヒーも応援したい

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    2025年12月12日
  • 黙って喋って

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    最近なんだか気になる存在が、ヒコロヒー。

    タイトルを「お前は黙れ、ほんでお前は喋れ」にしようとして編集者に華麗に阻止された、と。

    ただの恋愛小説、ではなかった。

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    2025年10月27日
  • 黙って喋って

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    リアルな感じを出しつつも、ちゃんと出口を残してくれているというか、現実と架空の隙間のようなものを残しておいてくれる文章だった。あまり没入せずにいろんな恋愛を疑似体験したような感覚だった。「翠さんの靴、汚すぎるやろ」、「朝美ちゃん、ハワイ、行こっか」が好きだったかな。

    p.216
    夫が割り込んでそう告げると、春香はいやだあと言って、また身体を左右に振った。
    まだ幼いのに、なのか、幼いから、なのか、子どもは自分の判断を疑うことを知らない。
    すると唐突に、できるだけ、何にも惑わされず、そのままでいてほしいと、なぜだか強くそう思った。今のまま、自分が良いと思ったことをじることをやめずに、そうして、す

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    2025年10月21日
  • 黙って喋って

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    短編?…というのか、5ページ程度の短い恋愛話が18話。話の締めが上がるものや、下がるもの、状況が変わらないもの…ドラマのワンシーンを読んでいるようでした。

    これだけ恋愛話を考えて書くのは設定も含めて大変だったろうなぁ~。芸人さんだけあってなのか、細かな観察眼が鋭い。

    これを読めば恋愛している時の男女の考え方の違いが客観的にみれて勉強になるなとも思った。
    18パターンの恋愛教科書本。

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    2025年08月23日
  • 黙って喋って

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    人の細やかな機微や周囲の情景をとらえる文章と、ふとした会話の面白さがすごく良くて、ヒコロヒーの感性好きだなあと思う一方で、各ストーリー自体はあってないようなもので、恋愛の瞬間を短く切り抜いたかと思えばふっと終わってしまうのが少し物足りなかった。自分自身が作中人物のように恋愛にのめり込んだ経験がないせいか、どの話も「ああ、ふーん……やめとけよこんな奴……」と流してしまったけれど、その点については作者本人が意識的に書いているのだと後書きで分かり納得。『春香、それで良いのね』が収録作の中で一番好き。
    『黙って喋って』は結果的に良いタイトルだと思うけれど、他の候補もヒコロヒーの自我が出ていて面白かった

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    2025年08月22日
  • 黙って喋って

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    何かの賞を取った、という予備知識だけを持って手に取ったが、意外にも恋愛の、しかも短編集だった。
    1話ずつが短めで、ああこういうことあったな〜こういうこと思ったことあるな〜と小さな共感が度々あって、読みやすかった。

    文章からは全然ヒコロヒーを感じなかったけど、後書き読んでやっぱりヒコロヒーが書いたんだって納得した。

    他愛もないよくあるような話だけど、それぞれの登場人物が目に浮かぶ感じがして、良かった。

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    2025年08月08日
  • 黙って喋って

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    同じやらかししたな…とか、あれはそういう意味だったのか…とか、過去の自分が思い浮かんで馬鹿らしくなって面白かった

    短編の恋愛小説になってて、他愛ない話からもどかしくなる話まで色々載ってます

    ぜひ本貸すので色んな人と語り合いたい

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    2025年07月21日
  • 黙って喋って

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    「愚鈍な人々による愚鈍な言動を繰り返す愚鈍物語」とあとがきに。
    様々な男女のヒトコマを覗き見るような短編集。
    会話の切り取りがタイトルになってるのも面白い。
    悲喜こもごもだが全体通して軽やかなのは筆者そのもの。

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    2025年07月16日