ヒコロヒーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2026.01.26 (月)
たのしかった。わたしは普段人の顔を見てその人の人となりを嫌でも見て勘繰ってしまうから、あまり著者の情報は文字のみでしか入れないようにしているのだけど、ヒコロヒーさんはたまにテレビで拝見して雰囲気も声も心地良かったので意を決して購入。結果良かった。最初は著者がチラつくこともあったが、時期に作品に集中できた。
読み終えて、あとがきを読んだらクスッと笑えてああ心地よいな…となった。
わたしは「しゃんとせいよ」でもきっとクスッとなって好きでしたよ。
安い感性をしているので、「あと十分だけ」と「大野」が甘酸っぱくて好きでした。人から大事にされてるものがすき。 -
Posted by ブクログ
感情がほとばしって言い過ぎた言葉、平気をよそおって言えなかった言葉。
「もう黙って」「もっと喋って」と思わずにはいられない、もどかしくて愛おしい掌編18本。(紹介文より)
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紹介文のとおり、恋愛に絡む女性の心情を切り取った短編集。
これだけのパターンを生み出せるだけの深さが、この人にはあるんだな。
出てくる女性はみな自分を見つめている女性に感じた。
その感情を、独特の表現で表していて、
共感が高いものも、よく分からないものもあった。
ハマるまではいかなかったけれど、
筆者をテレビなどで見てるから、
こういう文章を書く人なんだという参考書として受け止めてしまった。 -
Posted by ブクログ
リアルな感じを出しつつも、ちゃんと出口を残してくれているというか、現実と架空の隙間のようなものを残しておいてくれる文章だった。あまり没入せずにいろんな恋愛を疑似体験したような感覚だった。「翠さんの靴、汚すぎるやろ」、「朝美ちゃん、ハワイ、行こっか」が好きだったかな。
p.216
夫が割り込んでそう告げると、春香はいやだあと言って、また身体を左右に振った。
まだ幼いのに、なのか、幼いから、なのか、子どもは自分の判断を疑うことを知らない。
すると唐突に、できるだけ、何にも惑わされず、そのままでいてほしいと、なぜだか強くそう思った。今のまま、自分が良いと思ったことをじることをやめずに、そうして、す