ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
「国民的地元のツレ」、ヒコロヒー初の小説! 平気をよそおって言えなかった言葉、感情がほとばしって言い過ぎた言葉。ときに傷つきながらも自分の気持ちに正直に生きる人たちを、あたたかな視線で切り出した共感必至の掌編18編を収録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
コメディアン?お笑いタレント?ヒコロヒーが書いた短編恋愛小説17編。 すごい。 ホントに短い小説なのだが、登場人物の「ことば」が心に刺さる。 どこにでもある日常の、どこにでもいる男女の会話。 たいていは別れ話。これが、刺さる。 すべてヒコロヒー個人の体験とは思えないけれど、 いかにもありそうな男女...続きを読むのすれ違い。 なんだかいい。 17編のタイトルをコピペしたかったけど、どこにもない。 ばかだねえ あと十分だけ 覚えてないならいいんだよ しらん 俺が福岡行って、せいせいした? ねえ由莉ちゃん 翠さんの靴、それ汚すぎるやろ かわいいなあ、女の子って感じ 好きな人ができた、ごめん 普通に生きてきて優に出会ったんだもん 克則さんって昔からそうなの ごめん、疲れた 紙ストローって誰のためにそんざいしてんの 大野 朝美ちゃん、ハワイ、行こうか 春香、それで良いのね 問題なかったように思いますと 黒じゃなくて青なんだね あとがき センスある、頭いいんだなあこの人。 あとがきで、ほんとはタイトルを しゃんとせいよ もしくは お前は黙れ、ほんでお前は喋れ にしたかったんだと 確かにこっちの方がヒコロヒーらしい、、 あ、私はヒコロヒーは、 大竹まことのゴールデンラジオで時々聴いてる
ちょっと最高すぎたな。8月読んだ小説で断トツ良かった気がする。恋といううまく説明できないものへの言葉の紡ぎ方が天才だと思った。言葉でなかなか自分の思いを完璧に伝えきることはすごく難しい作業だと思う。でもこの「黙って喋って」はそういう恋心を言葉でしっかりと捕まえている感じがする。 女性が主人公で、出て...続きを読むくる恋人、男たちが魅力的すぎる。と、同時にちゃんとしようよとも思うけど(笑) これが、沼るというやつだろうか。こんなやつ近くにいたら惚れてまうやろ!と心の中のリトルチャンカワイが叫んでいた。 私の推しは大野です。「大野」を読んだときに、なんとなーくパンサーの尾形さんが若いときはこんな感じなんかなとか思った。もっとぴったりな人がいるかもしれないけど。 「覚えてないならいいんだよ」は胸がギューッとさせられました。ここまでの3編でしっかり心をつかまされたという感じでした。
恋愛小説じゃないのがひょこっと紛れ込んでたりする。それでも単行本に入れてるくらいだからそういう紛れ込みの出来がいいのは当然なのかも。後ろのほうのがよかった。
恋愛ってこうだよねという、ありそうな恋愛短編集(恋愛ではない話もある)。登場人物のセリフや立ち回り、シチュエーション、時間の経過とともに変化してゆく恋愛のフェイズとその時々の気持ちの描写に、自分の恋愛では経験していない場面でも、そうそう、そうなんだよねとつい思ってしまうのだ。まるで、そのへんを歩いて...続きを読むいる女性の後ろをこっそり付け回し、見ていたかのようなリアリティがある。 著者は、愚鈍な人々による愚鈍な言動を繰り返す愚鈍物語と後書きに書いているが、恋愛なんて相手にある程度入れ込んでしまうと、愚鈍になってしまうものなのでは。 私が一番気に入った描写は「大野」のこの部分。(以下引用) 気がつけば、半分に取り分けられたかき揚げが目の前に置かれていた。大野は優しい。いつもこうして大きいほうを私にくれる。でも、私の恋人は、私にどのくらい食べるかを聞いてからいつも取り分けてくれていた。(引用ここまで) 周囲がどんなに勧めてきても、恋愛の対象になる男とならない男がいる。優しいとは思うが、大野には惹かれないのだ。世の中にたくさんいる、優しいけどモテない男ども、違いがわかるかな? 『黙って喋って』という、恋愛小説っぽい本のタイトル、以前の候補にダメ出しを食らってこれに落ち着いたそうだ。愚鈍物語という言い回しもだが、当初提案したへんてこなタイトルは、芸人だからというより、照れ隠しだったんじゃないかなという気もするんですけど、考えすぎですかね。 ちなみに私が一番好きな話は「あと10分だけ」です。最後の高揚感がいい。
面白いけど面白くない。 80ページでやめてしまった。 展開に飽きてきた。 でも、うまいとは思う。 僕はヒコロヒーには、もっとほりさげた長編を描いてほしいと思う。 そしたら最後まで読む。 断片的表現だけではもったいない。
ヒコロヒーさん、初作品。恋愛短編集。 いろいろな恋愛があって、どれもありそうで。 短編なので読みやすいです。 他の作品も読んでみたくなりました。
恋愛詰め合わせ超短編集。ひとつひとつが短くて読みやすい。しかもどこか聞いたことあるような恋愛がいっぱい。驚きはないけど、だからそこ読みやすい。最初は芸人が書いたてことでちょっとした比喩表現に引っかかってたけど、普通に文章うまくてスラスラ読める。 「普通に生きてきて優に出会ったんだもん」 視覚障害の...続きを読む彼氏を持つ女性とASDの彼氏を持つ女性が駄弁ってる話。障害がある、障害がある人と付き合ってる、なんかそれだけでひとつレッテルを貼られてるというか、それだけで特別感が出る。でも、普通に生きてきて、普通に出会ったんだよなあと。 「かわいいなあ、女の子って感じ」 女友達という特別枠。嫉妬もできない。それにもやっとしてぶつけちゃう彼女の話。
一緒にいる為、生きていこうとする為、傷つき、我慢し、見失った自分を取り戻すため別れを告げる等身大の会話が綴られている。もう黙って もっと喋って
どこかで聞いたり、はたまた自分にも身に覚えがあったようなないようなある意味平凡でリアルな恋愛の短編集だったな〜と読んでみて思ったのだけど、あとがきにある「愚鈍な人々による愚鈍な言動を繰り返す愚鈍物語はどういう存在になるのかは知る由もないのだが、あなたの人生の何かの拍子に、ああ自分もいつか読んだあの本...続きを読むの登場人物のように愚鈍だ、とふと笑ってくれる瞬間が生まれたならばそれはもう最高の出来事である。」というこの一言で完璧に落ちがついててヒコロヒー姉さん流石っす…!ついていきます…!って気持ちになった。小説を読むことって、共感力を高めるとかそういうことだけじゃなく、自分のようなものでもそこにいていい、そんな考え方もあっても良いという救いにもなるもんね。あと本のタイトル、最初の候補が「しゃんとせいよ」だったのにはめちゃくちゃわらった。売れなそうすぎる。笑
大人の恋愛の中でも2人の感情の動きが色々な物語で色んな角度から描かれてる。基本、女性目線だから感情移入と言うよりかは、そー思ってるんやー、思い当たる節あるかも。と反省する場面もあった。総じて、テンポも良くて読みやすい。ヒコロヒーの本もっと読んでみたいと思った。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
黙って喋って
新刊情報をお知らせします。
ヒコロヒー
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
一覧 >>
▲黙って喋って ページトップヘ