ヒコロヒーのレビュー一覧

  • 黙って喋って

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    岩場の女、貴女は言わば黙っている中、雄弁である様々な場面を見、聞き、体験して今があるわけですね。私もこんな角度で日常を切り取れるようになりたいものです。

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    2025年12月21日
  • 黙って喋って

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    テレビで喋っているところはあまり見たことがなかったけれど、面白いと書いてあったので読んでみました。面白かった!短編集なので、色々な話がトントントンと進んで読みやすく、一つ一つが、どこか身に覚えがあるようなないような、そういう時あるよねと思って、読めるのではないでしょうか。読みながらほろっとしてしまいそうになる場面が何度かありました。他の著書も読んでみたいと思いました。

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    2025年12月18日
  • 黙って喋って

    匿名

    購入済み

    大人の恋愛の酸いだけ(途中口直し程度に甘いもあったけど)を全部集めたんじゃないかと思うくらい濃厚で面白かった。

    ヒコロヒーが書いたってのは驚いたけど、また是非書いてほしい。

    #切ない #じれったい #ドロドロ

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    2025年12月12日
  • 黙って喋って

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    コメディアン?お笑いタレント?ヒコロヒーが書いた短編恋愛小説17編。

    すごい。
    ホントに短い小説なのだが、登場人物の「ことば」が心に刺さる。
    どこにでもある日常の、どこにでもいる男女の会話。
    たいていは別れ話。これが、刺さる。
    すべてヒコロヒー個人の体験とは思えないけれど、
    いかにもありそうな男女のすれ違い。
    なんだかいい。

    17編のタイトルをコピペしたかったけど、どこにもない。

    ばかだねえ
    あと十分だけ
    覚えてないならいいんだよ
    しらん
    俺が福岡行って、せいせいした?
    ねえ由莉ちゃん
    翠さんの靴、それ汚すぎるやろ
    かわいいなあ、女の子って感じ
    好きな人ができた、ごめん
    普通に生きてきて

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    2025年10月27日
  • 黙って喋って

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    ちょっと最高すぎたな。8月読んだ小説で断トツ良かった気がする。恋といううまく説明できないものへの言葉の紡ぎ方が天才だと思った。言葉でなかなか自分の思いを完璧に伝えきることはすごく難しい作業だと思う。でもこの「黙って喋って」はそういう恋心を言葉でしっかりと捕まえている感じがする。
    女性が主人公で、出てくる恋人、男たちが魅力的すぎる。と、同時にちゃんとしようよとも思うけど(笑)
    これが、沼るというやつだろうか。こんなやつ近くにいたら惚れてまうやろ!と心の中のリトルチャンカワイが叫んでいた。
    私の推しは大野です。「大野」を読んだときに、なんとなーくパンサーの尾形さんが若いときはこんな感じなんかなとか

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    2025年08月30日
  • 黙って喋って

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    恋愛小説じゃないのがひょこっと紛れ込んでたりする。それでも単行本に入れてるくらいだからそういう紛れ込みの出来がいいのは当然なのかも。後ろのほうのがよかった。

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    2025年06月07日
  • 黙って喋って

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    ヒコロヒーが好きだし紡ぐ言葉も好きだし、なにより本の質感が好きすぎた。
    ずっと、これヒコロヒーが書いてんの?!ってなりながら読んでた。
    読みやすい。上手だと思う。超上から目線でごめんだけど。

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    2025年12月16日
  • 黙って喋って

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    面白いけど面白くない。
    80ページでやめてしまった。
    展開に飽きてきた。
    でも、うまいとは思う。
    僕はヒコロヒーには、もっとほりさげた長編を描いてほしいと思う。
    そしたら最後まで読む。
    断片的表現だけではもったいない。

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    2025年12月05日
  • 黙って喋って

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    ヒコロヒーさん、初作品。恋愛短編集。
    いろいろな恋愛があって、どれもありそうで。
    短編なので読みやすいです。
    他の作品も読んでみたくなりました。

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    2025年11月30日
  • 黙って喋って

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    恋愛詰め合わせ超短編集。ひとつひとつが短くて読みやすい。しかもどこか聞いたことあるような恋愛がいっぱい。驚きはないけど、だからそこ読みやすい。最初は芸人が書いたてことでちょっとした比喩表現に引っかかってたけど、普通に文章うまくてスラスラ読める。

    「普通に生きてきて優に出会ったんだもん」
    視覚障害の彼氏を持つ女性とASDの彼氏を持つ女性が駄弁ってる話。障害がある、障害がある人と付き合ってる、なんかそれだけでひとつレッテルを貼られてるというか、それだけで特別感が出る。でも、普通に生きてきて、普通に出会ったんだよなあと。

    「かわいいなあ、女の子って感じ」
    女友達という特別枠。嫉妬もできない。それ

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    2025年11月20日
  • 黙って喋って

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    一緒にいる為、生きていこうとする為、傷つき、我慢し、見失った自分を取り戻すため別れを告げる等身大の会話が綴られている。もう黙って もっと喋って

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    2025年11月17日
  • 黙って喋って

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    どこかで聞いたり、はたまた自分にも身に覚えがあったようなないようなある意味平凡でリアルな恋愛の短編集だったな〜と読んでみて思ったのだけど、あとがきにある「愚鈍な人々による愚鈍な言動を繰り返す愚鈍物語はどういう存在になるのかは知る由もないのだが、あなたの人生の何かの拍子に、ああ自分もいつか読んだあの本の登場人物のように愚鈍だ、とふと笑ってくれる瞬間が生まれたならばそれはもう最高の出来事である。」というこの一言で完璧に落ちがついててヒコロヒー姉さん流石っす…!ついていきます…!って気持ちになった。小説を読むことって、共感力を高めるとかそういうことだけじゃなく、自分のようなものでもそこにいていい、そ

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    2025年11月03日
  • 黙って喋って

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    ネタバレ

    俵万智さんの『生きる言葉』で本書について書かれていて、気になって手に取った。恋愛をテーマにした短編集。日常を切り取ったワンシーンを描き、友達の噂話を聞いているような感覚で読めた。好きになり、相手に染まり染まられる過程は、多くの恋愛経験者が通るだろうから共感しやすい内容だと思う。その一方で、いざ失った時には自分らしさがどこにもなくなったように感じる虚無感や、その道を自分が選んだと自覚しているから、冷静になって「ばかだねえ」とも感じられた。

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    2025年10月31日
  • 黙って喋って

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    大人の恋愛の中でも2人の感情の動きが色々な物語で色んな角度から描かれてる。基本、女性目線だから感情移入と言うよりかは、そー思ってるんやー、思い当たる節あるかも。と反省する場面もあった。総じて、テンポも良くて読みやすい。ヒコロヒーの本もっと読んでみたいと思った。

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    2025年10月17日
  • 黙って喋って

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    「あの時の感情って、こういうことだったのか」という気づきがありすぎて、他の話も気になってどんどん読み進めた。
    「いや、そんな場面でこんなこと考えないでしょ、クサいなあ…」っていう場面も多々あったけど、
    それを含めてもどーーしても気になって読んでしまう。
    過去に恋愛に傷ついた自分が、なんだか少しかわいく思えて、さらに少し癒された気がしました。
    手元に置いておきたい本です。

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    2025年10月12日
  • 黙って喋って

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    短編の恋愛小説がたくさん入ってる
    30代の自分にはちょっとずつ刺さるような内容
    ヒコロヒーこんなの描けるって、すごい恋愛経験豊富なのかなぁとか妄想しながら読んでしまったw

    友達の恋愛相談聞いているようなそんな感覚で読める一冊でした

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    2025年10月07日
  • 黙って喋って

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    テレビで俵万智さんが褒めていたので手に取って見た本作。
    芸人のヒコロヒーのトークは好きであったがこの本を読んで読む前の想像より素晴らしかった。
    短い話なので読みやすく、かつすべて恋愛に関する話だが、話の主人公それぞれの言葉にしにくい心情が表現されていて、感情移入できるし情景が思い浮かべやすかった。
    シーンは日常のとりたてることもない日々のことかもしれないが、人の心の中で感じるもどかしさであったり、よくないと思いながらやめらない行動の様子に共感してしまう。
    あとがきには愚鈍(ぐどん)な人々による愚鈍な言動を繰り返す愚鈍物語と表現されていたが、今後私が同じような場面に直面したときに、筆者が望んでい

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    2025年09月17日
  • 黙って喋って

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    日常でありそうな物語、シーンなんだけど、女性視点から見ると、あぁこの気持ち分かるって思うことばかりだった。
    男性視点だと、そんなこと?って感じなのかもしれないけど、些細な出来事で静かに熱が冷めていく様子が鮮やかに描かれていて、今後の作品も読んでみたいと思った。

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    2025年09月09日
  • 黙って喋って

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    ネタバレ

    「国民的地元のツレ」ヒコロヒーの私のイメージは「聡いヤサグレ」
    初めての短編恋愛小説集は想像以上に良かった
    18篇のバックに、何故か⁈80年代後半〜90年代の曲が流れてる感じ
    そしてあとがきがまた良い
    タイトルが「黙った喋って」になって本当に良かったよ
    その過程も含めて秀逸のタイトルだと思います

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    2025年07月17日
  • 黙って喋って

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    一冊読んで最後に心に浮かんだのは、木下龍也さんの一句。
    大きさも深さも違う花瓶にはそれぞれ似合う一輪がある

    俵万智さんの新書で触れられていたことがきっかけで、色んな恋愛模様を覗いてドキドキワクワクしたくて選んだ。が微笑ましく見ることなんかできず、翻弄される本人のようなその友達のような、ごく自分のような感覚で読んでしまった。過去に突き刺さったナイフもその時はすごく痛かったけど、でもあんなに痛かったんだからちゃんと覚えておいて忘れたくないと思った。

    この本の登場人物たちにも、何か似合う一輪と出会って欲しいと願わずにはいられない。わたしは瞳が好きでした。

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    2025年05月28日