清志まれのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ回想しながら2人で焼き鳥屋で会話するシーンの三島の心の内の描写はテンポも筆致も的確で自分を投影してしまうほどリアルに感じました。
後半はやはり音楽活動がバックグラウンドである作者だからか、歌詞のようなテンポで桜木が死に向かう展開が描かれている。とても精緻に描かれていながらも、読み手の想像の余地を残す筆致が素晴らしい思いました。
桜木も妻も、それぞれの役割を全うすることが生きることが前提になっている人は孤独だろう、、と思っていたが、人はみな、多かれ少なかれ相手に役割を与えて期待しちゃっているんでしょうね。最後に愛する人に自分を知ってもらいたい、ありのままを愛してもらいたい、そんなわがままを愛する