自社が両効きの経営に関して課題感を持つ中、ヒントになるのではと手に取った本。
やや他の本の焼き直し感がしばしば
メモ
・元の両利きの経営で扱われている事例は大企業を前提とし、別組織を設ける前提で書かれている。
両利きに必要な4要素
戦略の策定 整合性・優位性構築・見えない資産活用
組織設計 連続的 同時並行
構造的 別組織構築
文脈的 個人に裁量権
・成長戦略の三要素
ユニークなビジネスモデル
ニッチでデファクトスタンダードを握り競合差別化ポジションを
両利きの経営
M&Aやアライアンス活用
M&Aの活用観点
既存事業の成長に必要な経営資源補完する
新規事業への進出の足がかりを作る
完成事業取り込み時間を買う
・経営理念により、既存事業と新規事業の結束と協働を引き出す
経理念を作る前にフィロソフィーを確立する
従業員を巻き込んで、経営者のフィロソフィーを反映した経営理念を作る
行動指針を作成する
従業員に経営理念、行動指針を浸透させ、同じ方向に突き進む
ピラミッド型から全員参加型の経営へ
・深化から探索を行う条件
戦略的意図
経営陣の関与、支援
組織構造
共通のアイデンティティー
・イノベーションものに必要な役割条件
アイディア創出
主役推進者
脇役
ガーディアン
・知的資産
人的資産 ノウハウ、経験
構造資産 知的財産、文化、システム
関係資産 イメージ、顧客満足度